夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

季節感あふれる本・・♪

2007-09-20 19:04:00 | 定年後の思い
10時半過ぎに駅前の歯科医院に行き、
治療を終えた後、本屋に寄った。

過日、店頭在庫が品切れしていたので、
取り寄せ予約していた文庫本の一冊が入荷した、
と連絡を受けていたのである。

私は本屋で新刊本、文庫本、雑誌コーナーを見るのが好きで、
偶然に興味を誘われる本があると、思わずパラパラと本を開いてしまうのである。

新刊本のコーナーで、美麗なカバーの本に目が留まり、
季節感あふれるタイトルであったので、購入することにした。

『野の花だより 三六五日』(技術評論社)であり、
上巻の副題としては『百花繚乱の春から木の葉いろづく秋』、
下巻は『錦綾なす秋ほほえむ春』と題されていた。

随筆として池内 紀、挿絵として外山康雄、両氏に寄る本であるが、
それぞれの野の花への思いが深く綴られ、挿絵も限りなく優しさを感じたのである。

私は退職後の年金生活の三年生の身であるので、
日常は身過ぎ世過ぎの生活はしているが、
せめて季節感だけは大切にしたい、と念願して折、
季節を現(あらわ)す光景、季節のうつろい情景などは心から尊重しているのである。

こうした思いから、こうした季節感を記した本などが書棚に多いが、
ときおり愛惜を感じながら読んだりしている。

今回も偶然手にした本であるが、
私にとっては命のある限りの心の友かしら、
と思ったりしている。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼の月 壮年男 相似たり・・♪

2007-09-20 08:54:00 | 定年後の思い
私は素養がないのに、ときたま戯(たわむ)として、歌を詠(よ)むときがある。

一昨日、遊歩道を散策の時、昼の月に気付いて、
そして眺めたときに人生の壮年期の迷い時の身上にあわせて、
浮んだひとつである。

私は退職後の3年生の身であるが、
過ぎ去った壮年期の働き盛りの時期、私なりに会社の仕事、家庭、女の人、そして将来のことなど、
人生をとりまく中年期の表面化させない心の悩みを切取った作です。

どなたも同じと思われますが、
過ぎ去った歳月のひと時期、ある時にふとした瞬間に輪郭が明確になる。

こうした折、戯れに一句を詠んだりしているのである。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする