夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『白い花の咲く頃』を唄うとき・・♪

2007-09-14 19:14:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、天気予報に反して、ここ2日は秋日和の陽射しに恵まれている。

家内と昼食を頂いた後、10月下旬から家内の母を含めた3人で沖縄旅行を予約をしているが、
家内の母の要望の追加があり、観光先めぐりを家内と調節した。

私達夫婦は家内の母と3人で、温泉滞在旅行を年に数回は訪れているが、
昨年より観光地めぐりが加味された・・。

昨年の5月末頃、飛行機にも乗ったことがないし・・北海道に行って観たいわ・・
と家内に云い、
私達は高齢者の初めての北海道旅行には、旅なれた私達でも苦心惨憺の企画をした結果、
10月の中旬に7泊8日で道央、道東を周遊した。

結果としては、家内の母も楽しげに旅の想いで話が、後日もたびたび話題となったので、
私共夫婦は安堵した。

今回の沖縄旅行に関しては、ひめゆり塔・・一度は観てみたいわ、
と家内の母が云ったので、家内が色々と懸案した結果、
これだったら、お義母(かあ)さんもゆっくり廻れるよ、と私は8泊9日に賛同したりした。

家内と観光先を調整した後、
2階の寝室に行き、『文藝春秋』の読み残した記事を読んだり後、
1時間ばかり昼寝をした。

このように秋日和の時、昨日は庭の手入れで汗と泥まみれの労働日、
本日は骨休めの休養日・・退職後の自在な日々もある。


先ほど、夕暮れの玄関先で煙草を喫いながら、
『文藝春秋』の中で、民主党の小沢党首を【成長より平等】と短評したことを思い出している・・。
一長一短があることは歴史学から私は学んでいるが、
たとえ年金生活の私さえ、今後の10年先を配慮すると、
感情的には大変いごごちの良い主旨であるが、
負担が増す国民は果たして・・と危惧しているのである。

こうした日本の政局の混迷を視聴したりする時、
無力な私はため息をしたりした・・。
そして、目の前に群生した玉すだれ(タマスダレ)の純白の花が彩(いろど)っているのを見つめたりしている。


♪白い花が 咲いてた
 ふるさとの 遠い夢の日

【  『白い花の咲く頃』 作詞・寺尾智沙 】


こうした歌が思い出され、心の中で唄ったりしていた。

そして、日本の国力が二流に落ちた時の国民の悲哀を想定したり、
かって栄えたオランダ、スペインの現世を重ねたりしている。

振り子が大きく揺れ動く今、あと私達夫婦は余命は何年か解からないが、
ときには余計な憂(うれ)い、と思っている自分もある。




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ときには、人生の達人から学(まな)べば・・♪

2007-09-14 10:04:00 | 定年後の思い
昨日は、日中のひととき庭の手入れをして、
早めの夕食後、6時半から9時半まで熟睡したので、
それからは目が冴(さ)えて、早朝の4時頃まで、パソコンに触れた後、本を読んだりしていた・・。

7時に目覚めたが、薄日の射す穏やかな朝を迎えて、
新聞を読んだりした。

そして、ひとつのテレビ番組を観たく、家内にも勧(すす)め、
珍しく私共夫婦は共に視聴した。

NHKの『生活ほっと』の番組であり、
特別対談として、医師の日野原重明と俳優の三国連太郎の両氏が出演されているに興味を抱(い)だのであった。

ご高齢の両氏であるが、互いに生きがいの身上を発露され、
医学は慰(なぐ)め、と老俳優は語られ、そして当事者の老医師は癒(いや)し、
と語られていた・・。

両氏とも確固たる人生を歩まれている方であり、
私は62歳の身であるが、こうした両氏の特有の人生の哲学を拝聴すれば、
私は未熟さを感じることが多い、とため息をついたりしている・・。

私は庭先に下り立ち、樹木を眺めながら、私共の夫婦の今後の老後日常生活は・・、
と改めて考えさせられたりしている。


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