夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

秋の霧雨の降る日中は・・♪

2007-09-29 18:40:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝より霧雨が降る日中であった。

私は9時前後、このサイトに綴ったり、
掲示板に書き込んで下さった方のを読んだりし、
旧サイトの【goo簡単ホームページ】の9月末日閉鎖に伴い、
この一週間に掲示板に書き込んで下さった方達を読んだりした。

現行のこのサイトと旧サイトに書き込んで下さった方達に、
返信を認めようとしたが、私なりに数が多いので、
そのお方達の日記などを読んだりしていて、
一向に返信できず心苦しいばかりとなった。

申し訳なく思っているが、この1週間は更に読書の時間が多くなり、
少し困り果てているのが実情であるので、
書き込んで下さった方達にひたすらお詫びするほかはないのである。


私が今読んでいる文庫本は、
有数なノンフィクション作家と知られている佐野眞一の『だれが「本」を殺すのか』(上、下巻 新潮文庫)である。

最近は『日本のゴミ ~豊かさの中でモノたちは』(ちくま文庫)を読了したばかりであるが、
この作家に魅了されて熱中している。

私がこの作家の本を初めて読んだ記憶は、平成6年の晩秋の頃、本屋の店頭で、
少し厚めの新刊本で『巨怪伝 ~正力松太郎と影武者たちの一世紀~』(文藝春秋)であり、
主人公の心の深淵まで描ききる優れた作家であると、
心に残った作家であった。

その後は、『カリスマ』(上、下巻 新潮文庫)で、ダイエーの中内社長の戦後史に描き、
これと共に圧倒的な力量で戦後の経済史を描いて折、改めて感銘を受けたりした。

私が定年退職後になると、
『渋沢家三代』(文春新書)を読んだり、総合雑誌に掲載された記事を読んだりしている程度であるが、
最近は益々この作家に魅了され、本棚から取り出して再読したり、
熱中期間となっているので、睡眠時間がまばらとなり、
自分ながら呆れ果てている。


このような身勝手な身であるので、
特に掲示板に書き込んで下さった方達、ご容赦をお願いしたい、
と思っている。





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一夜(いちや)で、夏から秋に・・♪

2007-09-29 08:24:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、秋の霧雨の朝を迎えている。

昨日は夏の名残りのような暑さとなり、
私は駅前などに出かけたり、買物などで忙しい日中であり、
半袖とサングラスの容姿で、ハンドタオルを手にし汗を拭きながら過ごした。

気温も32度前後となり、ご近所の奥様と、
お彼岸も過ぎたのにどうしたのかしら、
とお互いに戸惑いながら話し合ったりしていた。

今朝、目覚めると玄関付近に新聞を取り込みにでたら、
冷んやりとした中で、霧雨が降っていた。

紫式部(ムラサキシキブ)のたわわな実は、紫色を深めて折、
しっとりとした黒土となった花壇は、
群生させたサフランの黄色の小花が満開となり、
黄色の花色の彩(いろどり)に染めてられている。

このような情景を観ていたら、肌寒くなり、
居間に戻った。

東京は時々雨の日中で最高気温は22度程度で、
10月の中旬の気候となります、
とテレビの天気予報は報じていた。

私は一夜にして、夏の陽気から秋の移ろいには、
どうしてなの、と霧雨の舞い下りる空を見つめて、
戸惑っている。





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