夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

彼岸花、魅了される場所は・・♪

2007-09-23 18:40:00 | 定年後の思い
東京の郊外に於いて、この時節、散策すると朱紅な彼岸花を見かけたりしている。

公園の片隅、ご近所のお宅の庭で、見かけたりする。

私は彼岸花が最も似合う場所は、
旅先で見かけた、田んぼの畦道(あぜみち)、小川の川べりに朱紅の色合いでひっそりと咲いて、
一年で今しか咲けないから観てね、
と健気(けなげ)に咲いている情景に魅了されるのである。

尚、昨年のこの時節、自宅の付近を散策していた折、
あるお宅の玄関の付近で、白い花の彼岸花を見かけた時、戸惑ったりしたが、
やはり彼岸花は朱紅の色合いが日本の風土に似合う、
と私なりの独断と偏見がある。


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どんよりとした曇り空の中、お墓参り・・♪

2007-09-23 15:40:00 | 定年後の思い
秋分の日は、何時もの事ながら、私の実家の長兄宅に行った後、
お寺のお墓参りをするのが私達夫婦の恒例である。

午後の三時過ぎから、雨が予測されていたので、
9時過ぎに戸締りをし、玄関を出たら、
雨がポッリと降ってきた。

長兄宅に行き、仏間にお線香を上げた後、長兄夫婦と他愛ない話をし、
雨のことが気になるので、早々と辞した。

雨は上がっていたが、どんよりとした曇り空であったので、
タクシーでお寺付近までに行き、花を買い求め、お墓の前にたたずんだ。

お線香とお米をそなえ、祖先、祖父、父、母に感謝しながら、
丁重に敬(うやま)ったりした。

お寺の境内を歩きながら、
雨に追われているみたいだね、
と家内と苦笑したりした。

この後、駅前で家内が買物をしている間、
私は本屋に寄り、一冊の文庫新書を買い求めたりした。

家内と街中で昼食するのが、恒例であったが、
お弁当を買って家で頂きましょう、家内の提案で、
数軒の店を探し、たまにはトンカツを頂きたいわ、と家内が云い、
早々とタクシーで自宅に戻った。

11時過ぎ、居間でトンカツ弁当をビールを呑みながら頂いたが、
思ったより美味しく頂けた。

この時節、栗ご飯で七品前後の秋の風味の食べ物を頂くのが多いと思われるが、
ときおり我が家はこうしたこともある。

この後、私は居間に簡易ベットに横たわり、
涼しい秋の風を受けながら、本を読んだ後、昼寝をした。

先程、目覚めて、庭先に下り立ったが、
平年であるならば金木犀の香りがする時節なのに、
今年の春先に剪定し過ぎて莟(つぼみ)もつかないのかしら、
と思いながら煙草を喫ったりしている。

尚、本屋で買い求めた文庫新書は、
香山リカ・著の『なぜ日本人は劣化したか』(講談社現代新書)である。

新書の帯には、緊急提言と称して、

   知らず知らずのうちに
   日本と日本人の
   学力・知性・モラルの
   崩壊が始まっている!

と明示されて折、精神科の分野で著名な女史は、
この難問をどのような切り口で表現されるか、
日頃の私の思いと重ねて読んで見たい、と購入したのである。




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