夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

夕暮れの時、ときおり唄う歌は『異国の丘』・・♪

2008-02-01 17:48:00 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生の身であるが、
夕暮れの時、ときおり口ずさむ歌がある。


♪今日も暮れゆく 異国の丘に
 友よ辛かろ 切なかろ

【『異国の丘』 作詞・増田幸治 補詞・佐伯孝夫 】


私は中小業の民間会社を35年間勤め定年退職をした身であるが、
退職の10年前頃から業界全体が縮小し、それぞれの会社が再構築がよぎなくされ、
リストラなども行われた。

組織の見直しによる人事配置転換の人事異動、出向、
そして早期退職優遇制度による退職、
このような形で同じ時代の空気を共にした上司、同僚、後輩などと別離があり、
中には業界から去った人も数多くあった。

私自身も55歳で出向となり、出向先で定年退職を迎えたのである。

この間、本社に残った人達と年に数回、親睦会で交流したりしていたが、
早期退職などで、少しづつ欠けていった・・。
この中には、何とか定年退職もされて、
地方で生活を営まれ、過ごしている人も多い。

こうして昨今は、お互いに葉書の挨拶程度となり、
あの人はあの人なりに過ごされている、
と安堵したりしている。


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『きさらぎ』を迎えて・・♪

2008-02-01 08:16:00 | 定年後の思い
昨夜、カレンダーを一枚破ると、『如月』と大きく明示され、
過ぎ去った正月以来が早かったと改めて無感じたりした。

2月は、古人から『衣更着』とも表示され、
寒さが厳しい折、更に重ね着をされるので、
このよう表現になったと思われる。

別名称としては、梅見月、雪消月、木芽月とも綴られることもあるが、
私はこの時節は、梅見月が好きである。

早春のひととき、遊歩道、公園、付近の住宅街、旧街道を散策し、
冬木立、早春の花を誉(ほ)めながら歩き、
今年も花、芽吹きに巡り逢えた、という実感が好きなのである。

東京の郊外は、早朝はマイナス1度程度で、澄み切った青空となって折、
風もなく朝の陽射しをまぶしげに受けている。

日中は8度の陽気に恵まれ、
私は買物、散策で早春の陽射しにつつまれて、
あの椿(ツバキ)は、梅の莟(つぼみ)は、
と季節のうつろいを観るのに私なりに忙しいのである。

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