夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

早春の陽のうつろい・・♪

2008-02-27 18:41:00 | 定年後の思い
東京の郊外に住み、定年退職後の年金生活の4年生の私は、
この時節には朝は6時過ぎに起床している。

朝の陽射しのある時は、陽射しに向かい、思わずの両手を合わせたりしている。

朝の陽射しの射しこむ居間で、煎茶を飲みながら、
新聞をゆっくりと見たりしている。
そして、NHKのニュース、天気予報を視聴すれば、
庭先に下り立ち、樹木を眺めたり、白梅の満開を誉めたりしている。

主庭の外れの蕗の薹(フキノトウ)を見つけたりすると、
早春の息吹きを感じ、微笑をしたりしている。

昼下りのおだやかな陽射しにつつまれたりすると、
このような甘受の時はいつまで続くのかしら、
と幸福感に充たされたりしている。

夕暮れのひととき、雲が染まり、一日が終ってしまったか、
と思ったりしている。

このような陽の移ろいは、現役時代の多忙時には、
夢のような出来事であったので、
私はつつましい年金生活の身であるが、
清く貧しく美しくをモットーに1日を切実に過ごしている。


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されど、仏壇・・♪

2008-02-27 08:53:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、雲ひとつなく青空となり、
冬の陽射しが射しこんでいる。
ときおり北風が吹くが、日中は8度の冬晴れの陽気に恵まれている。

私は新聞を読んだりしたが、関心の記事は少なく、
やむえず藤野邦夫・著の『幸せ暮らしの歳時記』(講談社文庫)を見たりしていた。

そして、本日は『仏壇の日』と明示されて、
仏壇の由来などを読み終わった私は、微苦笑をしている。

無断であるが、著作者のお言葉を引用させて頂きます。


日本最古の官製の歴史書『日本書紀』には、
685年(天武天皇14年】3月27日に、
天武天皇が「諸国の家毎に仏舎(てら)を作り及(すなわ)ち仏像及び経を置き、以(もっ)礼拝供養せよ」
という命令を下されたと記されている。

これが民間に広まるにつれ、仏舎がご先祖の位牌を納めて供養する「仏壇」に変わっていった。

そこで、この日を記念して「全日本宗教用具共同組合が(全宗協)」が、
仏壇の理解と普及を図るために、3月27日を「仏壇の日」と定めてきた。

いまでは範囲を広げて、毎月のこの日を仏壇の日となっている。


この後は昨今の住宅事情で小型化する、と記載されたりしている。


私の実家は曹洞宗であり、実家から分家した三男坊の身で、
子供に恵まれず、私達夫婦は一代で終わるので、
葬儀、お墓などのことは、ときおり話し合っている。

お互いの実家はある程度の格式ある仏壇、お墓はあるが、
私達はお墓に死後身を寄せることはしない方針である。

私達はいずれ片割れになった方が、家族葬した後、
お墓は土に還る樹木葬と決めている。

仏壇は住まいの居間のどこでも置きやすい位牌と写真が収納できる、
極く小型の仏壇でよい、と話したりしている。

そして、心がおもむいた時、仏壇の扉を開けて、
手をあわせる程度と思っているのである。

尚、私は位牌の戒名については、ここ数年私なり思考しているので、
故人の遺志として、最後のわがままを貫きたい、
と思っていたりしている。

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