夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

私が旅先で唄う歌は・・♪

2008-02-11 10:22:00 | 定年後の思い
私達夫婦は、独り住まいとなった家内の母を誘い、
ときたま温泉滞在、周遊観光などの旅行をしている。

一昨年の10月中旬には北海道に行って観たいわ、
と家内の母の要望があり、7泊8日で道央、道東を周遊した。

旅先で家内達の観たい処とは相違するので、
少なからず60過ぎの男の子である私は、独りであちらこちら散策をしたりする。

道東の知床、阿寒湖の遊歩道を歩いたが、人気(ひとけ)がないので、
私は小声で唄ったりしていた・・。


♪イヨマンテ
 燃えろ ひと夜を
 ああ 我が胸に

【『イヨマンテの夜』 作詞・菊田一夫 】


私は熊避(くまよ)けに熊祭りの歌を唄ったのである。
幸い熊は遭わなく、鈴より効果があると思いながらも、
少し大きめで唄ったりした。

エドリスには逢え、こうした情景に微笑んだりしていた。


昨年の10月下旬より8泊9日で沖縄本島に訪れた時、
私は人気(ひとけ)の少ないプライベート・ビーチで微かな海風を受けながら、
唄ったりしていた。


♪人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました
 あなた疑う心恥じて 信じましょう心から
 流れゆく日々その中で 変わりゆく物多すぎて
 揺るがないものただ一つ あなたへの思いは変わらない

【 『あなたに』 作詞・Kiyosaku Uezu】


沖縄列島出身のグループのひとつであるモンゴル800が、
1時期流行った『あなたに』であった。

この歌は、名護に近いリゾートホテルで滞在した折、
市の近い処で沖縄料理専門店で昼食を頂いた時、
店内から流れてきた歌で、私は魅了させられたのである。

旅に来る前には、『花』でも口ずさむと思ったりしていたが、
偶然に聴き、魅了された歌を唄ったのである。

そして、ホテルのベランダでも8回ぐらいは唄ったりした。


明日より、箱根の姥子に7泊8日で温泉滞在をするが、
独りで散策する時は、どの歌にしょうかと迷っているのである。


♪箱根の山は 天下の険
 函谷関(かんこくかん)も物ならず

【『箱根八里』 作詞・鳥居まこと 】


観光開発で利便性となった箱根一帯は、この歌も相応しくなく、果たして・・、
と思案しているのである。

尚、道央・道東、そして沖縄本島の旅は、
このサイトにその期間にすべて投稿しているので、
お読み頂けたら幸いです。

◎道央・道東【投稿日:2006年10月24日~26日】

◎沖縄本島【投稿日:2007年10月31日~11月8日】


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『紅白梅』の掛軸・・♪

2008-02-11 07:38:00 | 定年後の思い
昨日の読売新聞に於いて、掛軸や美術工芸品を販売されて会社が、
掛軸の広告を見て、私は微苦笑したのである。

画家・八代玲華の『紅白梅』であるが、
広告文は、


格調高い床の間にはもちろん、
洋間にもお掛けいただける
現代的な構図です。
鮮やかな赤と白の梅。
古くから縁起の良い幸せを呼ぶ
吉鳥と呼ばれる、うぐいす。
是非貴家にお飾りいただきたい
開運画です。


私は絵を観る素養がないので、転記させて頂きましたが、
少し欲張った絵柄と感じたのである。

我家には、たまたま家内が茶事をしているので、
多少の掛軸はあるが、開運の図柄は一切置いていない。

東京の郊外の我家の小庭には、白梅、紅梅などの樹木があるが、
この時節、莟(つぼみ)の頃から花の散るまで、
メジロなどが飛来し、啄(つい)ばんだりしている。

私はこのような情景を情愛を持ち、眺めたりしているのである。

私はこの掛け軸は、遅い春を迎えられる北国の方で、
この時節は酷寒で周囲は雪でお住まいの方に、
何かしら暖かさをもらたす図柄であるので相応(ふさわ)しいかしら、
と微笑んだりしている。
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