夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ある短冊の想いで・・♪    《初出2006.7.7.》

2008-05-02 13:26:27 | 旅のあれこれ
10年前頃、私は人事異動である部署に落ち着いた夏休みに、
家内と宮城県の作並温泉に3泊4日で滞在した。

ホテルの周辺のラベンダーの丘陵、渓流で魚釣りをしてのんびりとした。

ホテルのロビーの一角に3メートル前後の竹に5色の短冊が飾り付けられていた。

私は昼の風呂上り、何気なし短冊を読んだ。

数多くの短冊を読んだが、ひとつの短冊に心を惹(ひ)かれた・・。

【らいねんもこのホテルに
     家族そろってこられますように】

と小学生の女の子らしい綴りで書かれていた。

私は作並温泉に来る途中で、仙台市内の華麗な七夕(たなばた)を少し観たが、
この女の子のひとつの短冊に籠(こ)められた願いが心に沁みた。


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七夕(たなばた)の想いで・・♪    《初出2006.7.7.》

2008-05-02 13:24:01 | 幼年・少年時代の想いで
私が小学生の頃まで、自宅の庭の隅に竹に短冊を吊るす慣わしだった。

孟宗竹の今年成長した5メートル前後の若竹を一本伐って、
杭を打ち、安定させていた。
叔母が嫁ぐ前だったので、お正月の小倉百人一首と同様に、
叔母の指導の下で飾りだてをした。


私が小学2年の時、父に死去され、3年生の5月に祖父が亡くなった。

私はこの後、学校に行くと、担任の女の先生から、職員室に呼ばれた。

『XXくん、貴方のお父さん、お祖父さんも亡くなってしまい、
可哀想だか・・貴方、男の子でしょう・・
お母さんに心配させるようなことは・・分かっているわよね・・』
と私に言った。

そして
『男の子は、頑張るのよ・・』
と私に握手してくれた。

私は、その夏、短冊に書こうとしたがためらった。
《せんせい、あくしゅもいいけど、
         だきしめてほしい・・》


叔母や妹が短冊に何かしら綴っているので、
私は本心を書けなかった。
そして私はやむえず、

【せいせいもげんきで
        ぼくもがんばります】
と書いた。

短冊を吊るしている時、叔母が、
『どういうこと・・』
と私に言った。

『何でもない・・何となく・・』
と私は答えた。


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アメリカ世論、振り子動いた時は・・♪  《初出2006.7.6.》

2008-05-02 13:13:03 | 時事【政治・経済】等
今回の北朝鮮のミサイル発射の後、
私はアメリカの代表的な新聞がどのような社説を掲げるか、
注目したひとりである。

新聞は世論の中核をなし、多くのアメリカ国民を中心とした人々に影響を与える。

20世紀以来、国家権力より超えるものは、世論である。

こうした理由から、『NIKKEI NET』を検索していた。

【ニューヨーク・タイムズ】
5日付の社説に於いて、

北朝鮮を『危険なならず者』と非難した上、
アメリカ政府に対し、いかなる軍事的な対抗処置も正当化されないと牽制し、
外交努力で問題解決を図るべきである・・

このような趣旨であった。


【ワシントン・ポスト】
6日付の社説に於いて、

北朝鮮のミサイル基地への先制攻撃を条件付きで支持する。・・

外交が失敗し続けた場合、将来の選択肢としてしなければならない。
中国、韓国の両国の対北朝鮮政策に変化がなければ、
先制攻撃もやむ得ない・・。


このような趣旨が記載されていた。

5日、6日そして新聞の質の差異があるが、
時計の振り子のように《外交努力》から《先制攻撃》に世論が動く場合がある。

世論の賛同が得た時は、時の政権は直ちに実行する、
と私は溜息をついて、この記事を繰り返し見詰めた。

尚、私の政治心情として、北朝鮮の金正日政権に対しては崩壊を待ち望むひとりである。


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散策の後は自宅で・・♪    《初出2006.7.6.》

2008-05-02 13:09:46 | 定年後の思い
昼下がり、私は駅前に向かった。
家内は衣類の整理をしていたので、私は独りで歩いた。

私の自宅から1番遠方の駅前だったので、川沿いの遊歩道を歩いた。

梅雨間のひととき、歩道は年配のお方が散策する程度で、そのほかの人影は少なかった。
川沿いの遊歩道の脇は小公園となって折、時節に応じた草花が咲いている。
過日はサクランボウの幼い実が歩道に散乱していたが、今の季節は終わりを告げていた。

樹木の枝葉はゆったりと伸ばし。歩道から川べりまで伸びている。
この樹木のトンネルが長く続いて、のどかな遊歩道となっている。
このような処を歩くと、心身ともに心地よかった。

帰宅後、家内と話し合いながら、ビールを呑み、主庭の樹木を眺めていたら、
こうした時は自宅の庭が1番良いと思えた。

自分の好きな落葉樹を植え、28年前後好き勝手にいじったので、
愛(いとお)しさが心に増した結果であろう。

私は庭の樹木を眺めて、煎茶を呑みながら本などを読んだりしていると、
外出が億劫になるときがある。

まだ隠居の身としては身体は若いと思っているが、
心は静謐な心境を追い求めていると感じている。


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ときには、海外発のニュース・・♪    《初出2006.7.6.》

2008-05-02 13:07:47 | 時事【政治・経済】等
昨日、北朝鮮によるミサイル発射の関してのNHKのニュースを観ていた。

昼過ぎに衛生放送でアメリカのABC放送も観たりした。

アメリカの首脳陣の人々は、当然の責務として、自国の国益を背景に発言しているが、
どの国の首脳であれ、国益抜きにしては国家の存在がなくなるのは、
長い歴史上から学んでいる。

私は日本からの視点は最も重要であるが、
ときおり他国からの視点を学ぶのは、
特に今回のような即効性が問われる事件は、
その国のニュースから教示してもらっている。

国内の問題ならいざ知らず、国同士の思惑は国際間で解決しなければならないので、
それぞれの国の首脳陣は国家としての威信を踏まえて発言されている。

このような思考で私はニュースを観ている。


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藤原正彦・著作の読みたい本、避けたい本・・♪  《初出2006.7.5.》

2008-05-02 13:02:29 | 読書、小説・随筆
『国家の品格』で著名な藤原正彦・氏の本を最近読み続けている。

新潮文庫本の『数学者の言葉』を購入した折、
本の間に挟まれた宣伝チラシが入っていた。

深い洞察、真摯な情熱、あふれるユーモア  藤原正彦のエッセイ

新潮文庫に出版した著者の本が並んでいた。

『数学者の休息時間』
《妻の初産にうろたえる夫の心。
思考の限界に挑む学者としての気概。
ちょっととぼけた身辺雑記・・。
選りすぐった随筆集》

『父の威厳 数学者の意地』
《武士の血を引く数学者が妻、育ち盛りの三人息子との
侃々諤々の日常を冷静かつホットに描く本領発揮の傑作集》

以上の文章を読んだら、直ぐに読みたくなり、過日購入した。

反対に読みたくないと思った本は、
『心は孤独な数学者』
《ニュートン、ハミルトン、ラマヌジャン、
三人の天才数学者はどんな人間だったのか?
その足跡を熱く追った評伝紀行》
と綴られている。

私は数学が苦手な上、何より天才は嫌いである。

同じ著者に於いても、読みたい本と苦手な内容で避けたい本もある。


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されど、国民総所得・・♪    《初出2006.7.5.》

2008-05-02 12:59:24 | 時事【政治・経済】等
今朝の読売新聞を見ていたら、
世界銀行が毎年作成している国別の国民総所得(GNI)を発表していた。

国民総所得は以前の国民総生産に相当する、と記載されていた。

米ドル換算の2005年のGNIランキングによると、
①アメリカ・・12兆9695億ドル
②日 本・・・ 4兆9882億ドル
③ドイツ・・・・・2兆8523億ドル
④中 国・・・ 2兆2638億2500万ドル
⑤イギリス・・・2兆2637億3100万ドル

今年度で中国は、イギリスをわずか9400万ドル上回り、第四位に浮上した。

ただ、中国とドイツとの差は5800億ドルで、
中国が今後も9%台の経済成長を続ければ、
数年後にドイツを抜いて3位に浮上する公算。

以上が新聞記事より編集した。

私は改めて世界の中の日本の位置、額を認識して、色々とその背景を考えるたびに驚いている。

国民総所得は、その国の人口比例に関係なく、経済の総合実態額である。

敗戦の昭和20年に於いて、打ちひがれた日本から、
食料、衣服、住居の確保を得ながら社会インフラ基盤の電気、水道、ガス、鉄道、道路等を成し遂げてきた。

この国力の基盤が出来たのは、ひとえに国内経済の発展、輸出が支えたのは言うまでもない。

私は定年退職後の二年生の身であるが、
私達より先の年代の人々のたゆまぬ働きの成果により、
今日の豊かな社会、経済基盤をもたらしていると思っている。

この日本の豊かさを理解出来ない人は、他国を見て欲しい、
或いは海外に行った時、旅先の国、そして日本を考えれば明白である。

昨今、社会で多少の問題が出ているが、
敗戦後からの10数年の衣食住を考えれば、贅沢な社会環境からのほころびと思っている。

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その昔、編集者は小説家に書かせた・・♪   《初出2006.7.4.》

2008-05-02 12:56:14 | 読書、小説・随筆
昨日、本屋で3冊の文庫本を購入した。

この中の1冊は、大村彦次郎・氏の『文士のいる風景』(ちくま文庫)である。

この著者は、講談社の「群像」編集長、文芸出版部長、取締役などを歴任し、
この間に、野坂昭如、井上ひさし、村上 龍らの数多く文壇デビューをさせた人でもある。

今回の文庫本のあとがきに、著者自身、
【本書はかって拙著《文壇物三部作》の中から、
私なりに棄てがたく思う作家生活の断片や挿話のあれこれを抽出し、
あるいは手を加え、あらためて構成した文壇ショート・ストーリーである。
昔ふうにいえば《文壇百話》。
ただし、作家のゴシップ集にはならないように配慮した】
と触れている。

この著者が長年に於いて小説家に接し、
知人の編集責任者、編集者が小説家に小説の完成までのみちびきなどの
見聞記でもある。

私は以前、有能な編集者の人々が小説家と何回かのやりとりで、
小説家が刊行できた、と数多くの本を読んでいる。

現代の小説は、どのような形で完稿させているかは無知であるが、
ふたつ前の時代までは、小説家と編集者の熱い戦いが秘められ、
結果として、濃密な作品の完成があったように思える。

今回の鬼の編集長と知られている著者は、
ご自分の発掘した作家については、触れられていなく、
この方の真の人柄がしのばれる。



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されど、『写ルンです』・・♪    《初出2006.7.4.》

2008-05-02 12:53:21 | 時事【社会】
我が家のカメラは、私が定年退職前に購入したデジカメと、
家内専用の富士フィルムのレンズ付きフィルムの『写ルン』を使っている。

私は高校時代に写真部に所属し、一眼レフのカメラを使用していたが、
結婚した時はバカチョンの簡易カメラとなった。

その後、インスタント・カメラで即現像出来るカメラを三年ばかり使用し、
平成元年前後にズーム式のカメラに変えたりした。

この間、カメラに興味を失った私も『写ルン』を購入したりした。

冠婚葬祭、旅行先などで、カメラを忘れた場合は、
この『写ルン』は手軽に購入し、撮影をしたりしていた。

私がデジカメを購入した後は、
家内はデジカメより手軽と、『写ルン』を使い、
私はデジカメで風景などを写している。

私共夫婦は、旅行先などは2つのカメラとなっている。


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朝の光につつまれて・・♪    《初出2006.7.4.》

2008-05-02 12:50:47 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り空であるが、
ときおり陽射しが差し込んでくる・・。

昨日は曇り空で、ときおり薄日の午前中であり、市役所に行き、銀行に寄った後、
本屋に寄り、『マクドナルド』で家内と合流した。

この後、寿司屋で寿司をつまんだが、
これほど不味い寿司は私の外食に於いて、ワースト・テンに入るものだった。
事前にビールを呑んでいたが、味を誤魔化すために、冷酒を呑んだりした。

そして、昼下がりスーパーで買い物をしている間、
急に強い雨となったらしい・・。
雨が上がった街中を歩くと、大雨の降った後の水溜りが多く観られた。

『洗濯物・・干してきたから・・』と家内は言った。

この突然の予期しない雨は、この地域にお住いの人々も、
大半は洗濯物を干して、濡れてしまっただろう、
と家内を慰めたりした。

バスで帰宅の途中で、夏の陽射しが射してきた。

帰宅後、家内は洗濯物を取り込んで、洗濯の再挑戦をしたりしている。

私は、梅雨の季節ぐらい、お天気は当てにならない、と力なく呟(つぶや)いた。


本日は曇り空で夕方の6時前後に雨、
と予報されているが、はたして・・と空を見詰めている。

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さよなら、運転免許証・・♪ 《初出2006.7.3.》

2008-05-02 12:47:46 | 時事【社会】
家内と10時過ぎに出かけ、駅前で家内と別れ、私は市役所に行った。

来る9月で普通運転免許証が更新であったが、
この際、運転免許証を放棄する代わりに、
何かしらの身分証明証が欲しかったわけである。

私の場合は、家内が海外旅行は嫌っているので、
パスポートの更新にしていない上、これといった身分証明書がなかった。

現役の頃は、外資系の会社であったので、IDカードを常時持たせられていた。

このような状況であったので、市役所に問い合わせると、
『住民基本台帳カード』の写真入りであったならば、
市役所、公共施設、銀行、郵便局、パスポートの申請の際、本人の確認に使えるので、
今回踏み切った。


私は運転免許証は昭和44年2月に取得し、
数年は実家にある自動車であちらこちらドライブしたりした。
実家を出て、母と同居をした後、千葉県の東京に接した市川市で新婚生活をスタートとした。

いずれは自動車を・・と思っていたが、現在住んでいる所に落ち着くと、
公共の交通機関が程々に便利であったので、
ペーパー・ドライバーとして今日に至っている。

今後は山里に引っ越す元気は無くなったので、
この際に更新は取りやめようとした次第であった。

いずれにしても、最初の3年間はそれ相当にドライブし、
残りの35年間はペーパー・ドライバーで過ごしてきた。

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そうめん、ひやむぎ、うどん・・♪    《初出2006.7.2.》

2008-05-02 09:27:47 | 時事【社会】
我が家ではこの季節、お蕎麦と並んでひやむぎ、そうめんを頂くことが多い。
うどんは冬の季節に私は頂くが、家内は夏の季節でも頂いている。

素材が小麦粉を水で捏(こ)ねて、細く仕上げた『そうめん』、『ひやむぎ』、『うどん』は、
どのような区分されているかを調べたりした。

知識人の藤野邦夫・氏によれば、



材料も製法も似たようなものであり、
形か太さが違うだけであるので、【JAS(日本農林規格)】が制定している。

『ひやむぎ』は、直径が1.3ミリから1.7ミリ未満をさして、
それ以下の太さの麺が『そうめん』で、
それ以上が『うどん』と区分している。



私は読んだ後、このように明快に綴られているので、
解かった、と微苦笑したりしている。
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霧雨の中、紫陽花(アジサイ)・・♪    《初出006.7.2.》

2008-05-02 09:23:55 | 定年後の思い
東京の郊外は、朝の天気予報では、
曇り空で時折薄日を射す天気で湿度が高く、31度前後の蒸し暑い1日となる、
と報じていた。

11時過ぎに霧雨が降ってきたが、傘を差して、市長選の投票所に出かけた。
歩道の脇に群生している紫陽花が霧雨の降る中、静かに咲いている。

投票所の付近にある公園にも、数種類の紫陽花が競う合うように咲いている。
私は霧雨の中、傘を差しているが、しばらくの間、見惚(みと)れた。
紫陽花は陽射しの中で眺めよりは、このような霧雨が情感がある。

帰宅後、衣服を着替えていたら、強く雨が降ってきた。

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私の好きな時候のひとつ・・♪    《初出2006.7.2.》

2008-05-02 09:21:09 | 定年後の思い
朝から7月の時候の言葉・・あれやこれやと考えていた・・。

浴衣の姿も麗(うる)しい今日この頃

夕顔の花はほのかに匂う頃は

これも何かしら物足りないと、
思いながら本棚に行き調べていたら、ひとつの時候を見た。

夏の空は瑠璃色に晴れ渡って、
涼風が泰山木の花をゆるがせ

ご婦人のお方が、このような文をしたためたら、
私はそのお方の素養に魅了されてしまう、と思ったりした。

私が読んだ本は、鑓田研一・氏の『手紙百科』(大泉書店)で、
昭和39年の頃、私が店頭で見かけ購入した一冊である。


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大衆の羨望と嫉妬・・♪   《初出2006.7.1.》

2008-05-02 09:18:20 | 時事【政治・経済】等
先程、配達された読売新聞の夕刊のトップ・ページに、
日産とルノーがGMに出資を検討して折、最大20%の可能となった場合は、
世界の市場占有率が4分の1前後を占める巨大連合になる、と報じていた。

私は自動車産業には無知であるが、
実現した場合、どの方が微笑むかを考えた・・。

トヨタの首脳陣に他ならないと思った。

今年度はGMを抜いて、トヨタは名実(生産台数と利益)と共に世界一になる、
と昨今の経済面の記事で知っていた。

アメリカ人の自動車に対する心の思いは、内面的には複雑な思いであり、
トヨタに対する羨望と嫉妬の風当たりが益々強くなるはずである。

自動車生産のスケール・メリットは、有力な武器と知っているが、
トヨタは堅実に従来の経営を推し進めれば、最良のナンバー・ツーとして躍進しやすい、
と思ったりした。

大衆の羨望と嫉妬ぐらい、1番怖いことは、トヨタの首脳陣が理解している。

私としては、経済面の記事を綴るのは異例であるが、
ときおり新聞を読んで、このようなことを思ったりしている。

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