夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

金木犀(キンモクセイ)は満開を迎えて、まもなく小花は音もなく散りはじめと・・。

2013-10-07 15:08:19 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市の片隅に住む69歳の身であるが、
いつものように午前中のひととき、平素の買物専任者の私は、スーパーで買物の責務を終えた後、
本を読みたくて、散策を取りやめて、自宅てぼんやりとしていた・・。

そして午後一時過ぎ、居間の近くで本を読んでいたら、
かぐわしい芳香が漂(ただよ)い、 金木犀(キンモクセイ)が満開になったかしら、
と小庭のテラスに下り立ったりした。
          
この金木犀(キンモクセイ)の香りは、秋の到来を告げてくれる花木であり、
私は好きな花のひとつである。

今は満開のたわわな橙黄色の小花となり、周辺にかぐわしい芳香が漂(ただよ)わせている。
          
この後、一週間が過ぎた頃、ときおり風がなくても小花が音もなく散り始めて、
黒土に落下する時に、かすかな音をたてる。

そして樹元の周囲は黒土の上で、こぼれた橙黄色の小花が彩(いろど)る。

やがて金木犀の枝に橙黄色の小花が残っているが、大半は地上の黒土に絨毯のように敷き占め、
沈香の香りを残す情景となる。

このような情景を私は眺めたりすると、この世の確かな美はこのようなものかしら、
と私は眺めて毎年過ごしている。

☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
strong>
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする