夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

11月は『錦繍月(きんしゅうづき)』だ、と東京郊外に住む私は、信愛を深めて・・。

2013-11-01 13:00:57 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
今朝、居間にあるカレンダーを見つめながら、
10月の『神無月(かんなづき)』に別れを告げて、カレンダーを破いたのである。
そして、11月の『霜月(しもつき)』に、こんにち~は、と心の中で呟(つぶや)きながらも、
この11月は東京郊外に住む私にとっては『錦繍月(きんしゅうづき)』だ、と心の中で深めたりした。

私の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みに住む地域は、 平年11月3日の『文化の日』の頃から、
あまたの落葉樹の葉は、朱色、紅色、黄色などに多彩に染めはじめ、
やがて11月23日の『勤労感謝の日』の頃になると、
周囲一帯までは朱色、紅色、黄色などに染められる錦繍(きんしゅう)の情景となる。

       
               掲載した以下の写真は、昨年の11月の散策時に、時のかたみの記念写真として撮った。

      
やがて数多くの葉が舞い散る中で、公孫樹(イチョウ)の黄色い葉が彩(いろど)りを見せてくれる。
そして周囲に公孫樹(イチョウ)のあまたの葉が黄色い絨毯を重なるようになるのが、
12月の『師走(しわす)』の初旬となっている。


過ぎし日の9月下旬の頃から、北海道の山岳では紅葉・黄葉に染められた便り、
その後は東北の山里も紅色・朱紅色、そして黄色に染められた情景となっている。

私は過ぎし年に旅路で実感させられたりしたので、やがて東京の郊外でも錦繍の季節だ、
と待ち焦がれてきた・・。

ここ一週間は秋麗(あきうらら)のさわやかな過ごしやすい日もあり、
11月は秋日和の多い恵まれた中、薔薇(バラ)の美麗が見られたり、菊も香り、
こうした中で、あまたの落葉樹の葉は、朱色、紅色、黄色などに多彩に染めはじめ、
日ごとに色合いを濃くしていく・・。

我が家の小庭にある無花果(イチジク)、紫木蓮(シモクレン)の数多い葉が、
黄色く染めはじめの見つめたり、
一昨日に買物から帰宅した時、玄関庭にある紫式部(ムラサキシクブ)のたわわな実が、
紫色を深く染め、昼下がりの陽射しを受けていた。

このような情景を思い重ねたりしていると、
この11月は『霜月』とか『雪見月』と古来より称せられているが、
私としては、秘かに『錦繍月(きんしゅうづき)』と命名している。
          

          

          
私は毎年この時節の錦繍の情景の移ろいに、日々に心寄せられている。


先ほど、地元の天気情報を見ていたら、
朝の6時は10度で、日中は晴れ間となり20度前後、夕暮れ後の6時には16度前後が予測され、
これからの一週間は晴れマークとなり、秋日和となる。

私は、このような移ろう錦繍の情景に、ときめきを感じながら見惚(みと)れ、
日頃の運動不足を兼ねて、独りで付近の遊歩道、公園などに出掛けることが圧倒的に多くなり、
歩き廻っているのは、定年退職後の習性となっている。
          
私は早春の芽吹き、この時節の錦繍の情景、その後の落葉の情景に、
つたない私の無上の喜びとなり、
心の中は小躍(こおど)りするような時節となっている。

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