夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには『おひとりさま』の生活、愚図の私は進化することなく、あえなく変貌して・・。

2013-11-13 10:57:51 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
家内は実家に過ぎし5日から本日の夕方まで8泊9日行っている。

こうしたことは年に5回前後あるので、私は『おひとりさま』となっている。
このようなことは、私は過ぎし今年の8月17日に於いて、このサイトで投稿している。
http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/d/20130817
☆【夢逢人かりそめ草紙】==>2013年8月17日
   ==>【 ときには『おひとりさま』の生活、ぐうだらな私でも特別演習と思いながら・・。】☆

このように私は、ときおり『おひとりさま』の生活となっているが、
今回の5日から本日までの8日間、家事の全般の料理、掃除、洗濯などが、
恥ずかしながら変貌し、サボり果てて、独り微苦笑している。
          
   
私が家事の朝一番に行うことは、台所にある市から配布されたカレンダーを見て、
『燃えるゴミ』、『燃やせないゴミ』、『ペットボトル』、『古紙』、『ビン』の日を確認して、
これに対応して、指定された道路に面した門扉に置いたりしてきたのが前回までであり、
今回は台所から食材の利用後のゴミ以外は、少しぐらい溜まっても我が家として大勢に影響はないわ、
とサボって指定日に出さなかった。

朝食の準備として、最優先として一合ばかりのお米を洗い、
五穀米を加えて電気炊飯器に5分後にセットするのが通例であった。

そして炊き上がったご飯は一合だと私は多くなってきたので、
3割ぐらいラップに包み、冷蔵庫に保管することに変貌した・・。
そしてラップに包まれたのを、昼時に電子レンジで温めて、煎茶を飲みながら頂いたりした。

朝食は幼年期に農家の児として育ったので、齢ばかり重ねた今でも、
不変のご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の代表とされる『一汁三菜』としている。

私は単細胞のひとりなので、五穀米の入った白米のご飯、インスタントのワカメの味噌汁、
そしてコブの佃煮、ラッキョ、福神漬け、シャケの瓶づめ、或いは鯖(サバ)の味噌煮の缶詰を、
電車の線路のように固守して食べたりしてきた。

昼食は菓子パンの粒あん、こしあんのアンパンをワンペアで食べることが多かったが、
これは肥満児予備軍の私は回避致したく、
ラップに包まれた朝食の残り分のおにぎりに変貌してきた・・。。
                    
夕食はスーパーで買い物をし、野菜コーナー、お惣菜コーナーの売り場で、適度に選定し、
煎茶を飲みながら食べたりしてきたが、
なぜかしら独りだと寂しいので、缶ビール500mlを2本だけ呑んだり、
或いはウィスキーをオンザロックして数杯を呑みながら、テレビのニュースを視聴したりしたが、
今回はテレビのニュース、番組を無視した。

夜の9時過ぎに、映画棚から観たい作品を取りだして、テレビを通して鑑賞してきた。
それぞれの名画は、少なくとも30回以上、映画館やビデオで鑑賞してきたが、
名画は幾たびに観るたびに、私は感動を深めたりする。

『駅 STATION』降旗康男 ・監督(1981年)
『許されざる』クリント・イーストウッド監督(1992年) 、
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』セルジオ・レオーネ監督(1984年)
『ディア・ハンター』マイケル・チミノ監督(1979年)
『ゴットファーザー(三部作)』フランシス・F・コツポラ監督(1972・1974・1990年)
『アラビアのロレンス』 デイヴィッド・リーン監督(1962年)、

こうした作品を鑑賞しながら、ひとり宴会しながら深夜まで鑑賞したが、
さすがに『ゴットファーザー(三部作)』だけは長編なので、二日間に分けたりした。
          
          
洗濯に関しては、乾燥の機能がある洗濯機をオール自動セットに頼ってきたが、
前回までは日々貫徹の精神で実行してきたが、これも変貌した。

三日に一回となり、下着、パジャマ、タオルなど3日分、洗濯機に入れて、
あとはお願い・・任せるからねぇ、と心の中で呟(つぶや)きながらスイッチを入れてきた。

掃除に関しては、日中のひととき、従来もきまぐれに手抜きの部屋の掃除をしてきたが、
これも3日毎となってしまった。
こうした根底には、埃が多少あっても生死に影響はない、とサボり果てた。

台所で皿洗いに関して、これも日々貫徹の精神で実行してきたが、
煎茶の茶碗、コーヒー用のマグカップ以外は、2日毎に、
台所が西陽の射(さ)す暖かい中、家内から借りたエプロンを着て、台所で皿洗いをしたりした。

そして亡くなった歌手の島倉千代子さんは私は苦手であったが、
『この世の花』、『人生いろいろ』をかぼそい声で幾度も唄いながら、
皿洗いをし、哀悼を重ねたりした。
         
このような今回は『おひとりさま』の生活を過ごしてきたが、
料理に関しては素材から焼いたり、煮たりすることは無く、
洗濯、掃除、皿洗いも前回以上にサボり果てて、
もとより家内のいる平素日常生活から遥かに遠い世界となってしまった。

そして作家の曽野綾子さんの『夫族の中で、生活者として無能な人・・』と銘言に、
私は叱咤激励されながら、小・中学生の時は劣等生であった私は、
やはり年金生活の『おひとりさま』の劣等生かしら、と苦笑をしている。

或いは私が過ぎし一年半前の頃から隠れキリシタンのように愛読している【マジョリンの気ままにスローライフ】のサイトで、
賢女の麗(うるわ)しき奥方が、イギリス風のユーモアを秘めて、
あえて御茶目な言動の状況を発露して投稿される人であり、私は敬愛を重ねている人である。
          
この奥方が10月29日『目標は100』に於いて、
この奥方が医院で健康診断を受診されて、同行したご主人の心情・・
《・・待っていた亭主、心配そうに「どうだった?」って。
 亭主心配なんですよね。私に何かありますと今の快適な暮らしから地獄の生活になってしまいますから。(笑い)・・》

私は瞬時におふたりの優雅の中での生活実態、そして拙(つたな)いながら私たち夫婦の生活実態を
乾坤一擲(けんこんいってき)のような的言、私は微苦笑しながら、
そうですよねぇ、と心の中で呟(つぶや)いたりしていた・・。

こうしたことを今回、思い重ねたりし、ときおり『ひとりさま』の生活を過ごしたりしてきた。

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