『 A、B、O、AB・・・血液型別「かかりやすい病気」が明らかに 』と見出しを見たりした。
私は高齢者まもなく74歳の身であるが、血液型別「かかりやすい病気」が判るの・・と驚いたりした。
もとより血液型は両親から授けられ、一生涯改定できない大切な血液型であり、
大病に遭遇すれば困苦する私は、どのようなことなの・・と思いながら、
B型の私は、こっそりと読んでしまった・・。
この記事の原文は、『週刊ポスト』の2018年9月21・28日号に掲載された記事のひとつであり、
関連のネットの【 NEWSポストセブン 】2018年9月12日に配信され、無断であるが殆ど転載させて頂く。
《・・A、B、O、AB・・・血液型別「かかりやすい病気」が明らかに

血液型と言えば、日本では「性格診断」や「占い」のイメージが強い。
だが、海外の医療機関では、血液型によって「病気リスク」が変わるという相関関係が
最新研究によって明らかにされつつある。
東京大学医学部付属病院放射線科准教授の中川恵一医師が指摘する。
「欧米では30~40年にわたって蓄積された患者の個人データを駆使した最新の研究により、
血液型によって、病気の発症リスクが異なることが明らかになりつつあります。
日本人は『血液型性格分類』が大好きですが、すでに大規模調査によって、
血液型と性格が関連しないことは、科学的に証明されている。
日本では“性格との相関”ばかりに関心が集まり、
世界の研究とは別の方向に、ベクトルが向いてしまったと思います」
日本人の血液型は、多い順にA型が38%、O型が31%、B型が22%、
AB型9%の割合で分布している。
こうしたA型、B型、O型、AB型の4タイプで血液型を分類する方法は、
「ABO式血液型」と呼ばれる。
血液型と病気との関係を理解するうえで重要なのは、
それぞれの血液型が、血漿中に異なる「抗体」を持つことだ。
抗体は、ウイルスや細菌などの異物を体内から追い出すはたらきを持つ。
中川医師が解説する。
「研究が進められている段階なので断言はできませんが、
それぞれの血液型が異なる抗体を持っていることが、
病気の発症リスクと関わっているのではないかと考えられています」

【どの血液型にどんなリスクが】
例えば、血液型によって「かかりやすい病気」とされている研究結果は、以下のようなものがある。
【A型】胃がんリスクは、最も低いO型と比較して約1.2倍高い(2010年/スウェーデン・カロリンスカ大)
【B型】膵臓がんリスクが、最も低いO型と比較して約1.7倍高い(2009年/米国立がん研究所)
【AB型】脳卒中リスクが、最も低いO型と比較して1.83倍高い(2014年/米・バーモント大)
【O型】胃潰瘍リスクが、最も低いA型と比較して1.15倍高い(2017年/医学誌『Journal of Epidemiology』)
血液型に関する世界の機関による研究は、上記以外にも多数存在するが、
こうした研究結果を受け、血液型をどう考えるべきか。
前出・中川医師が指摘する。
「私は血液型と病気の発症リスクの関係に注目していますが、
日々の生活習慣のほうが、はるかに病気のリスクを左右することを忘れてはいけません。
血液型による発症リスクを過剰に恐れる必要はありませんが、
医学的根拠のある数字として、頭に入れておいた上で、
日々の生活習慣を改めることが、予防につながります」
リスクを正しく理解し、正しく予防をすることが肝要だ。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
記事を読み終わった後、上段に掲げられた【どの血液型にどんなリスクが】の表を
拡大をクリックして、私の場合はB型であるので見たりした。
《・・膵臓がんリスクが、最も低いO型と比較して約1.7倍高い
糖尿病リスクが、最も低いO型と比較して約1.21倍高い
口腔がんリスクが、最も低いO型と比較して約1.49倍高い・・》
このような意味合いの警句が列記されて、このような大病が血液のO型の御方と比較すると、
確率が少し高いことに驚いたりした・・。
しかし冷静に考えれば、今回の記事で中川恵一医師より多々教示される中で、
《・・私は血液型と病気の発症リスクの関係に注目していますが、
日々の生活習慣のほうが、はるかに病気のリスクを左右することを忘れてはいけません。
血液型による発症リスクを過剰に恐れる必要はありませんが、
医学的根拠のある数字として、頭に入れておいた上で、
日々の生活習慣を改めることが、予防につながります・・・》
私は何かとプラス思考であるが、ある面は単細胞であり、こうしたことを肝に命じて、
日常生活を過ごせば、来年の9月に後期高齢者75歳に入門が許され、
やがて男性の平均寿命とされている80歳、無事に誕生日を迎えられるかしら、と微苦笑を重ねたりした。
しかしながら自助努力も肝要であるが、こればかりは神様か佛様が采配する世界であると思い深めてきたので、
いつの日にかあの世に旅立つことは判らないことであり、
せめて日々明るく前向きに過ごすことが大切だよねぇ・・と微笑んだりしている。