先ほど、【YAHOO! JAPAN】の『雑誌』のコーナーの記事を見ている中、
『「お墓まいりの花はどう選ぶ? 価格相場や避けたい花を解説 』と見出しがあり、
私は年金生活のまもなく74歳の身であるが、何かと無知なことが多く、
どのようなことですか、と遅ればせながら学ぼうと思い、記事を読んでしまった。
この記事の原文は、有馬未央(KIRA KIRA)さんが、
冠婚葬祭アドバイザーの中山みゆきさんにインタビューされて、纏(まと)められた記事で、
初めて知るネットで【 サンキュ! 】に2018年9月21日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・「お墓まいりの花はどう選ぶ? 価格相場や避けたい花を解説

「お墓まいりに持って行くお花は、決まっているもの?」、
「マナー違反になっちゃうお花とかあるの?」など、冠婚葬祭アドバイザーの中山みゆきさんに聞いてみました。
ぜひ参考にしてください。
日本ではよく菊の花をお墓に供えますが、これは菊の花が邪気を払うと意味を持っているため、
伝統的に仏花とされていたことから。
日持ちもよく、枯れても散らかりにくいという点も、菊の花が供花とされている理由です。
菊の花以外には、カーネーション・アイリス・キンセンカ・スターチス・りんどう・
グラジオラス・ケイトウなどがあります。
お参りする時期によって、市場に出る仏花は変わってきますので、
その季節に合ったものを、供えればよいでしょう。
故人が好きだったお花がある場合は、もちろんその花を供えてあげましょう。
一般的に下記のお花は避けたほうがいいとされています。
●トゲがあるもの
バラやアザミなど。ただし、トゲをカットすればOKです。
●香りのきつい花
ユリなど。虫が集まりやすいため。
●毒を持つ花
スイセン、彼岸花など。
●ツルがあるもの
アサガオ・クレマチスなど。巻きついて邪魔になるため。
●首から落ちる花
椿やボタンなど。

☆金額はどのくらいが相場?
地域によって、その価格は変わりますが、一般的に300円から1,000円ぐらいが相場。
どのお花がいいか悩んだら、花屋さんに希望の予算を提示して、
「仏花」の花束を作ってもらうといいでしょう。
新鮮な花でいろいろなアレンジをしてもらえます。
また、スーパーマーケットやコンビニ、ホームセンターなら、手軽に買えて価格も少し押さえられます。
自分の予算、または好みで買う場所を決めてみてはいかがでしょうか。

☆生花じゃないとダメ? 造花は避けるべき?
最近では、造花やドライフラワーを仏花として、お供えする人が増えています。
生花でなければいけない理由はありません。
大切なのは、供養する側の気持ちです。
実際暑い地域では、生花は1日で枯れてしまいますので、造花をお供えする地域もあるそうです。
とは言っても、仏教的な考えに沿わないと、受け付けないこともありますので、
霊園や公園墓地以外の寺院にお墓がある場合でしたら、ご住職に尋ねるのもよいでしょう。
また生花は傷みやすく、虫などが寄ってくる原因になるので、
仏花の持ち帰りをすすめている霊園もあります。
初めてお墓まいりに行かれる際、霊園やお寺に尋ねてみることをおすすめします。

一般的にお墓の左右に花立があります。
つまり、花立は2つ。
そのため、仏花は1対になっていて、2束で1つのセットになります。
でも、1束だけ買うのでもOKです。
1束に入っている花の本数をそれぞれ奇数(3本、5本、7本)になるように2つに分けて、
2つの花立に分けて飾りましょう。
花の色にも特に決まりはないようですが、一般的に「白・赤・黄・紫・ピンク」の5色、
3色だと「白・黄・紫」の組み合わせが多いです。
でも、あまりこだわらずに、故人が寂しくないように華やかな色の組み合わせの花で彩ってあげると、
雑然としたお墓は、きっと賑やかになりますね。
ただし、故人が亡くなって日が浅い場合には、
白を基調とした淡い色の花を供えるほうがいいでしょう。
☆まとめ
雑然としたお墓を彩るお花、できるだけ華やかに、
そして心休まるようなお花を飾りたいものですね。
特に、故人の好きだったお花を供えると、供養する側の温かい気持ちが伝わることでしょう。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
記事を読み終わった後、齢ばかり重ねた私は、冠婚葬祭アドバイザーの中山みゆきさんより、
多々教示を受けた。
私は東京都の世田谷区と狛江市の隣接した調布市の片隅みに住む身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた築後40年の家に住み、ささやかに過ごしている。
こうした中で、毎年『春分の日』、『お盆の日』、『秋分の日』の日は、
私たち夫婦は私の生家の実家となっている長兄宅に行き、
仏壇に安置されている位牌にお線香を捧げた後、
長兄夫婦、親戚で来宅された御方と談笑した後、お墓参りに行っているのが、恒例ようになっている。
私はお墓参りは、1944年(昭和19年)の秋に農家の三男坊として生を受け、
もとより両親、祖父、親族に育てられて、私がこうしてささやかながら生活できているので、
感謝の意味から墓前にお線香、花をささげて手を合わしている・・。
このように、この日の『春分の日』、『お盆の日』、『秋分の日』、そして私の『母の命日』、
年にわずか4回ばかりであるが、私たち夫婦はお墓参りをしている。
こうした中、小田急線の『狛江駅』から徒歩数分にあるお寺に向かう途中の花屋さんで、
私たち夫婦は買い求めたりしている。
花屋さんの店内には、仏花にふさわしい花束のコーナーがあり、
2束で1つのセットの中に、家内が私の母が好きだった花を確認して、そして2セット選定している。
過ぎし年、『春分の日』の『お墓参りの日、本降りの雨となり、やむなく順延とした。
そして数日後、快晴の中、我が家の小庭に咲いている黄色いラッパ水仙を50本前後切り、
私は抱きかかえるようにお墓に行き、墓前にささげたことがあった。
今回、《・・お墓まいりのお花で避けたほうがいいもの中、毒を持つ花・・スイセン・・》と明記され、
私は無知だったよなぁ・・と微苦笑を重ねたりした。