夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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介護タクシーとUDタクシー、その違いと上手な活用法&料金、高齢者の私は初めて学び、多々教示されて・・。

2018-09-25 14:50:49 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読しているネットの【 NEWSポストセブン 】を見たりした中で、
『 介護タクシーとUDタクシー、その違いと上手な活用法&料金 と題された見出しを見てしまった。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活のまもなく74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
お互いに幸運にも、入院する大病には遭遇せずに今日に至っている。

こうした中、私たち夫婦の両親は、今や家内の母だけとなり、遠方の地に一戸建てに住み、
私より14歳年配で88歳の身となっている。

過ぎし年、私が民間会社のサラリーマンの定年退職した2004年〈平成16年〉の秋の直前に主人に病死され、
我が家より2時間半を要する千葉県のある市で独り住まいの生活をされて、早や14年近くになっている・・。            
     
こうした中で、家内の母は、80歳過ぎた頃から膝(ひざ)を悪化して、整形外科に通院して、
担当医師から杖(つえ)を使うように勧められて、
これ以来、家内の母は杖(つえ)を頼りに、買い物などをして過ごしてきた。
  
この後、整形外科、内科、眼科に通院している中、膝(ひざ)と腰に激痛が感じ、
一昨年の5月より少し遠い大学病院で検査、そして入院したりして、
骨粗しょう症と筋力低下、と診断されたりした。

この後、退院後の検査をした後、リハビリで近くの病院に行ったりして『要介護2』となってきた。

そして長女の家内は、家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添う為に、
家内の母宅で駐在することが多くなってきた。

この後、家内の妹が強力な援軍となり、家内と家内の妹が交互で、
家内の母のお世話をしている。

              

こうした時、病院に通院する時、家内の母の地域は路線バスの利便性が悪く、
やむなくタクシーを利用して、家内か家内の妹が付き添いながら、リハビリの病院、内科、眼科に、
通院している。

こうした中、私は家内より、家内の母の状態を聞いたりしてきた中、
『お義母(かあ)さんが、介護タクシーを利用できれば、何かと楽なのになぁ・・』
と私は家内に言ったりしてきた。

何かしら家内の母の住む市に於いては、『要介護3』以上でなければ、
介護タクシーは介護費用の補助金が認められなく、
介護タクシーは、一般のタクシーに比べ、少し割高と、と家内から私は聞いたりしていた。

或いは、ある地方の市町では、『要介護』になってしまったら、介護タクシーを利用して、
介護費用の補助金が出る、と私は学んだりしてきた。

そして私たち夫婦は、いつの日にか『要介護』になってしまった時、
我が家は自動車もないので、やむなく介護タクシーを利用することも考えるので、
こうした心情を秘めた私は、今回の記事を精読してしまった・・。

この記事の原文は、『女性セブン』の2018年10月4日号に掲載された記事のひとつで、
関連のネット【 NEWSポストセブン 】に2018年9月24日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・介護タクシーとUDタクシー、その違いと上手な活用法&料金

              

2017年秋、街にトヨタ自動車の次世代タクシー『JPN TAXI』(ジャパンタクシー)が登場。
従来のセダン型タクシーとは、趣の違う、しゃれた外観が目を惹いているが、
これは、誰もが利用しやすく設計された『UD(ユニバーサルデザイン)タクシー』の1つだ。


また、『介護タクシー』をご存じだろうか。
介護・介助が必要な人が安心して乗れる装備や乗務員を揃えたタクシーで、
介護保険が適用されるケースもある。


これらはいずれも、高齢者など移動に不自由のある人の助けになるタクシーだが、
種類やしくみなどが少々複雑で、わかりにくい。


そこで、介護タクシーやUDタクシーの情報サイト『介護タクシー案内所』を運営する滝口淳さんに、
これらを上手に活用するために、知っておくべきポイントを聞いた。


☆【種類や仕組みを知って、上手に活用したい】


◆誰もが利用しやすい一般向け「UDタクシー」

「利用者の立場からは、まず大きく2つのカテゴリーを知っておくとよいでしょう」と滝口さん。
ざっくり言うと“一般向け”と“要支援・要介護者向け”といったところのようだ。


「一般向けは、普段、路上で手を上げて乗ったり、営業所で予約したりもできるご存じのタクシー。
誰でも、どんな用途にでも使えます。

各タクシー会社の天井灯(行燈)をのせたセダン型の車両が一般的でしたが、
最近登場したのが、車いすのままでも乗降できるミニバン型福祉車両の『UDタクシー』です。


車内は天井が高く、広々としていて、乗降口はスライドドア。
握りやすい手すりが配置されて安全、快適。車いすに乗ったまま乗車できるスペースがあるので、
大きな荷物やベビーカーの使用時でもゆったりと乗車できます」



もう1つの重要なポイントは、ドライバーや乗務員の介護資格。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の有資格者は、
乗客の体に触れて介助ができるが、資格がない場合、介助はできない。


「『UDタクシー』のドライバーは、必ずしも介護資格が要件ではないため、専門的な介助はできませんが、
各都道府県で行うユニバーサルドライバー研修が推進され、
介護や交通バリアフリーについて知識を持った人が増えています」


従来とは見た目も大きく違う『UDタクシー』だが、あくまで一般向けタクシー。
料金は、一般タクシーと同じだ。


              

◆要支援・要介護者が安心して乗れる「介護タクシー」

一方、要支援・要介護者やいろいろな不自由のある人向けなのが、『介護タクシー』だ。

「『介護タクシー』という名称は法規上の正式名称ではなく、福祉輸送事業限定というカテゴリーになります。
つまり一般のタクシーが誰でも利用できるのに対し、乗車対象者が“公共交通機関での移動が困難な人”限定。

移動が困難なら、要介護認定がなくてもOK。
用途に制限はなく、観光などに利用するのも可能です。
ただし各事業所への予約が必要になります」


『介護タクシー』も一般的に、車いすやストレッチャーが載るためのリフトやスロープなどの設備が
整った福祉車両が多く使われる。
また、介護保険が適用になる『介護タクシー』もある。


「介護保険を使う場合は、利用できるタクシー(『介護保険タクシー』と呼ばれる)や利用条件が変わってきます。

『介護保険タクシー』は、ケアマネジャーが作成するケアプランに利用が盛り込まれ、
介護保険指定事業所が運営する事業者と契約する必要があり、
用途も通院・通所、行政、金融機関の手続き、選挙などに限定されます。


訪問介護の1つなので、乗務員は必ず介護職員初任者研修などの資格を持ち、
乗車前の支度から降車後の介助まで、サポートしてくれます。

その点、介護保険適用外の『介護タクシー』は、必ずしも乗務員の介護資格が必要ではないので、
身体介助が必要な場合は、予約時に相談しましょう」


『介護タクシー』に介護保険を使いたい場合は、
まずは担当のケアマネジャーや地域包括支援センターへ相談を。


              

◆「介護タクシー」は事前に料金の確認を


『介護タクシー』でいちばんわかりにくいしくみが料金。

「『介護タクシー』の料金は、
国土交通省が設定した運賃幅の中の認可運賃+介助料金+予約料金+車いすなどのレンタル料金が一般的ですが、
認可運賃は地域ごとに設定された幅の中から、介助料・レンタル料は自由に、タクシー事業所が設定できるのです。


そのため同じ内容、距離を利用しても、使ったタクシー事業所によって、数千円以上もの違いが出る場合もあり、
事業所とのトラブルの原因の多くが、この料金問題です。

初めて使う場合は、予約の時に見積もりを取るなど、しっかりと料金を確認することが大切。
また料金について納得のいく説明をしてくれないタクシー事業所は、避けた方がよいでしょう」



◆「UDタクシー」、「介護タクシー」を上手に使いこなそう!


『介護タクシー』のよさを伝えるべく、全国の介護タクシー事業所を訪ね、
ドライバーたちの生の声を取材している滝口さん。
ビジネス使用のタクシーとは、また違った意識に驚かされるという。


「単に場所から場所へ運ぶだけではありません。
助けが必要な人をサポートするからには、その人の痛みや苦しみに寄り添い、
たとえ通院でもその道中を快適に、できれば心楽しく過ごしてもらいたいという気持ちを、
運転手のみなさんがお持ちなのです。

『介護タクシー』は、主に通院目的で使われることが多いようですが、
お出かけの喜びも提案したいと、観光利用に力を入れている事業所や運転手さんも増えています」

              

また『UDタクシー』も、各社がサービスを拡大中。


「時間制で、運転手さんが降車後のアテンドまで行う日本交通の『サポートタクシー』、
神奈川県生活支援ネットワーク協同組合加盟タクシー会社が、
子供の送迎などの救援サービスを行う『Qタク』など、各社ごとに従来の枠を超えた独自のサービスを提供し始めています。

『UDタクシー』、『介護タクシー』それぞれを上手に活用すれば、
外出の可能性と選択肢がグッと広がります。
ぜひ、よいお出かけのパートナーを見つけてください」


『介護タクシー』は、滝口さんのサイト『介護タクシー案内所』のほか、
各市区町村の福祉関連の課にも登録情報があるので問い合わせを。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

記事を読み終わった後、UDタクシー、介護タクシーの中でも、介護タクシーと介護保険タクシーに関して、
やさしく解説して下さり、私は初めて学び、多々教示された。

いつの日にか、私たち夫婦のいずれかが、介護・要になってしまった時、
こうした利用方法もあり、たとえ介護・要の身になっても、付近の四季折々の情景を見ていたい、
と思ったりしているので、利便性のあるUDタクシー、或いは介護タクシーを利用したいなぁ・・、
と思い深めたりしている。

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