先程、パソコンを立ち上げて、ヤフー・ジャパンのライフ記事を見ている中、
『 防災グッズは100均でOK。 大地震体験ナースが教える“本当に必要なもの” 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。
こうした中、 我が家は防災全般に関しては、恥ずかしながら確固たる対策をしていない。
ただ、漠然と思いながら、都心の郊外に住む私は、
東京湾からは、40キロ以上離れた地域であるので、津波からは対象外と思えるし、
豪雨による付近の野川の洪水による災害の場合、高台の住宅街であるので、対象外と思えるし、
しかし地震については、どのような対策をとったら、と思案したりしてきた・・。
こうした地震については、私たち夫婦が考え始めたのは、
過ぎし年の2011年3月11日の観測史上最大の地震の東日本巨大地震に伴い、
岩手県、宮城県、福島県などの太平洋の沿岸に、大津波が発生して壊滅的な大惨事となった時からであった。
この後、改めて調布市から住民に配布された『調布市防災マップ』を見たりし、
この中の注意事項、連絡表の記載事項を互いに確認したり、
家内と共に買物に行った帰路に、指定された避難所の場所を近くを通り、確かめしたりした。
この当時、たとえ避難所に行けたとしても、緊急救援食料は3日間を過ぎた後と知り、
私たち夫婦は少なくとも3日間は、自助努力で対処しなければならない、 と学んだりしてきた。
このような心情を秘めている私は、 今回の《・・大地震体験ナースが教える“本当に必要なもの”・・》、
女性のナースの視点から学びたく、 記事を精読してしまった。
最初に対策するのは「キッチン」。最も凶器が多い
「部屋を防災仕様にしたいけど、どこから手をつけたらいいかわからない」と聞かれたら、
迷わず「キッチンから始めてください」とお伝えしています。
キッチンは、包丁やハサミ、お皿などの割れ物など、地震発生時には凶器となるものがたくさんあるので、
家の中で最も危険な場所と認識してください。
破片で、脚をケガしたら逃げられません。
基本はものが、落ちてこない・飛んでこないよう対策することになりますが、
出しっぱなしにしないクセをつけるのも大事です。
包丁が飛んできて、体に刺さったという話もよく聞きますから。
昨今は「見せる収納」として、包丁やフライパンを壁面に飾っている人がいますが、
防災面ではオススメできません。
どうしてもこの収納法にこだわるなら、
キッチンで被災したら、一刻も早く落下物の少ないスペースに逃げられるように
シミュレーションしておきましょう。
●カート付きラックには100均のストッパー
もし、カート付きのラックを収納に使っている場合、100均のキャスターストッパーが使えます。
さらに、水などの重いものを最下段に収納して、重心を安定させれば、動くことはありません。
●吊り戸棚には100均のロックをかける
吊り戸棚は、頭上にあるので、私はタッパーやラップなどの軽いものをしまっています。
100均で売っている子供のいたずら防止用の「開き戸ロック」をつけておくと、
揺れた際に扉が開き、中のものが落下するのを防げます。
さらに耐震ラッチ(1000円前後)もつけています。
より安全にするために、耐震用グッズは2つ以上重ねて使うことを推奨します。
●炊飯器やコーヒーメーカーには100均の滑り止めシートを敷く
重い家電も震度が大きいと、普通に飛んできます。
胸より下の高さに置くようにして、滑り止めシートを敷くとリスクを下げられます。
●食器は引き出しにしまうか、100均の滑り止めシートを貼ったケースに収納
大阪北部地震で被災した際は、キッチンの引き出しに食器を収納していました。
引き出しには、子供の指はさみ防止用のストッパーをつけておいたので、
揺れの衝撃で引き出しが飛び出すのを防いでくれました(引き出しが3cmほど開くとストッパーが作動)。
おかげで、お皿は一枚も割れずにすみました。
●家具には100均の転倒防止板を敷く
家具は壁から3cm離して置き、床との間に転倒防止板をかますことによって、
壁に寄りかかるようにしています。
滑り止めシートや転倒防止板は、もちろんキッチン以外の様々な場所で使えます。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は今回の国際災害レスキューナースの辻 直美さんの書物からのアドバイスを学び、
多々教示されたりした。
何よりも女性から視点で、
《・・キッチンは、包丁やハサミ、お皿などの割れ物など、地震発生時には凶器となるものがたくさんあるので、
家の中で最も危険な場所と認識してください。
破片で、脚をケガしたら逃げられません。・・》であった。
こうしたことは高齢者の男性の私は、気づくことはなかった・・。
やがて過ぎし年の2011年3月11日の観測史上最大の地震の東日本巨大地震に伴い、
我が家でも激しく揺れたことを思い馳せたりした・・。
都心の郊外の我が家は、居間にある本棚から、3冊ぐらい床に落下したが、
この後、私の妹のひとりが、都心の品川区にあるマンションの8階に住んでいるので、
心配して電話連絡をした・・。
何かしら家具関係は無事であったが、キッチンにある食器、コップなどが、
大き目の食器棚から散乱してしまって・・後かたずけが大変ょ、と私は教えられた。
このようなことを思い浮かべて、今回の記事に於いて、
《・・・キッチンは・・ 家の中で最も危険な場所と認識してください。・・》、
確かにそうですよねぇ、と私は学び、同意させられたりした。
余談であるが、私のブログ投稿時が変動があるのは、
私は家内の病院の通院、買物のボディガード兼お供、荷物持ちにより、
ブログも大切であるが、私たち夫婦のささやかな幸せを優先した結果である。