と題された記事が掲載されていた。
私は真摯に学びたく、記事を読んだりした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3f/548b008059ce87236973e4a43af3e80c.jpg)
無断であるが、読売新聞を購読して50余年のよしみに甘えて、
転載させて頂く。
《・・
真田さんとサワイさんが喜び語る動画はこちら
![主人公の虎永を演じた真田広之さん(左)と、英国人航海士の通訳・鞠子役のアンナ・サワイさん(Courtesy of FX Networks)](https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/09/20240916-OYT1I50049-1.jpg?type=large)
英国人航海士の通訳・鞠子役のアンナ・サワイさん(Courtesy of FX Networks)
15日(現地時間)に発表されたエミー賞を、
日本が舞台の時代劇「SHOGUN 将軍」が席巻した。
なぜこれほど米国で評価されたのか。
ハリウッド在住の映画ジャーナリスト、猿渡由紀さんに受賞の背景を聞いた。
![「SHOGUN 将軍」で覇権争いを演じる武将、虎永(真田広之)(Courtesy of FX Networks)ディズニープラスの「スター」で独占配信中](https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/09/20240916-OYT1I50050-1.jpg?type=large)
(Courtesy of FX Networks)ディズニープラスの「スター」で独占配信中
「将軍」の成功は、最近の米国のエンターテインメント界の状況を反映している。
同じくジェームズ・クラベルの小説を原作とするテレビドラマは、
1980年に放送されて人気になり、米国では今でも中高年層によく知られている。
リメイクの話は何度も出ていた。
![「SHOGUN 将軍」で覇権争いを演じる武将、虎永(真田広之)(Courtesy of FX Networks)ディズニープラスの「スター」で独占配信中](https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/09/20240916-OYT1I50051-1.jpg?type=large)
(Courtesy of FX Networks)ディズニープラスの「スター」で独占配信中
幸運だったのは、オールアジア人キャストの映画「クレイジー・リッチ」や、
韓国の配信ドラマ「イカゲーム」、
米アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が大ヒットしたこと。
米国でなじみのない人たちが出演している作品が、広く受け入れられた。
ハリウッドでは、「白人は、白人の作品しか見たくなく、米国人は字幕が嫌」
という価値観が、大勢を占めていた。
しかし最近の若者は「面白ければ見る」というオープンなスタンス。
特に大都市では、学校に様々な人種の友達がいるので、
白人以外の俳優たちが多数出演していても、抵抗感はない。
字幕作品にも慣れてきた。
米国のエンタメ業界では、今や多様性は常識で、無視すると、
批判される時代になった。
テレビ界は、映画界より自然な形で多様化していたが、
2016年には米映画アカデミーが、本気で多様化への努力を開始。
アカデミー会員に女性や非白人を増やし、
ハリウッド作品に多様な俳優が登場するようになってきた。
そしてそれらの多くは、成功している。
作品の質には、自信はあっただろうが、
制作陣にとって、より良い環境が整ってきていたといえる。
製作したディズニー傘下の「FX」は、創立以来最大の予算をかけたとされている。
とはいえ、「将軍」がエミー賞を席巻したのは、物語が面白かったからに尽きる。
世界的に人気となったドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」を想起させるような 熾烈 な権力争い、
かけひきがあった。
細部の美術や日本の描写は素晴らしかったが、物語自体がつまらなければ、
視聴者はこれほどまでに魅了されなかっただろう。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、
エミー賞席巻の「SHOGUN 将軍」は、
なぜこれほどアメリカで評価されたのか、受賞の背景を私は学んだりした。
第76回エミー賞の授賞式が、15日(日本時間16日)に於いて、
ロサンゼルスで開かれ、ドラマ「SHOGUN 将軍」が、ドラマシリーズの作品賞に選ばれた。
そして主演とプロデューサーを務めた真田広之さんが、
日本人俳優として初めて主演男優賞を受賞するなど、
エミー賞で史上最多の計18冠に輝いた。
このようなニュースを私はテレビのニュースで知り、
拍手喝采をしたりした。
そして私は、俳優の
と驚きながら、喜んだひとりである。