健康で長生きするためには、「食事」「睡眠」「運動」が大切・・・。
多くの人が理解していることだろう。
では、このうち、もっとも大切なのはどれか、おわかりだろうか?
著書『老後をやめる 自律神経を整えて生涯現役』がロングセラーとなっている、
順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏が、その答えを科学的に導き出す。
☆「動かない」と食事も睡眠もとれなくなる
自律神経の老化を防いで、若々しくいるためには、
食事・睡眠・運動の3点が重要になります。
当たり前のことだと思う人もいるかもしれませんが、
では、この3つのうち、どれがいちばん重要か、答えることはできますか?
答えは「運動」です。
なぜなら、「動かない」は「食べられない」、「眠れない」に直結するからです。
とくに定年を迎えると、運動量がガクッと減ります。
意識して動くようにしないと、「今日も一日、一歩も外に出なかった」なんて、
毎日を送ることになりかねません。
動かなくなると、どんなことが起こるでしょうか?
まず、お腹が、すかなくなります。
ただでさえ年をとると、基礎代謝が落ちるので、必要とするカロリーは少なくなります。
そのうえ動かなかったら、体が食事を必要としなくなるのは当然です。
年をとっていても、体を動かしている人は、たいていよく食べるものです。
冒険家でプロスキーヤーの三浦雄一郎さんは、
お肉が大好きで、1~2週間に一度は600~800グラムのステーキを食べるそうです。
2021年に亡くなられた、小説家で尼僧の瀬戸内寂聴さんも、
亡くなる直前まで、毎日のようにステーキを食べていたといいます。
☆「負のループ」におちいらないために
次に、眠れなくなります。
一般的に、年をとると睡眠時間が短くなるといいますが、どうしてだか、
おわかりでしょうか。
自律神経やホルモンの問題もありますが、
いちばん大きな理由は、日中の活動量が低下するからです。
それでも、規則正しい生活ができていれば、いいでしょう。
私も睡眠時間は短いほうで、一日4時間くらいしか寝ていませんが、
寝る時間は12時、起きる時間は4時と決めています。
問題なのは、生活リズムが崩れることです。
夜になっても眠くならずに、就寝時間が朝方になってしまったり、
翌日やることがなくて、昼ごろまで寝てしまったり。
こうした生活を続けていると、自律神経が乱れてしまいます。
若い人でも、ひきこもりと呼ばれる人は、昼夜逆転している人が多いようですが、
日中、体を動かしていないことが、大きな理由でしょう。
このように、「動かない」は、「食べられない」、「眠れない」につながります。
「食べられない」、「眠れない」とエネルギーがなくなり、
自律神経のコンディションも乱れて、「もっと動かない」へと進行します。
こうした負のループにおちいらないよう、年を重ねた人ほど、意識して動くことが重要です。
小林 弘幸(順天堂大学医学部教授・日本スポーツ協会公認スポーツドクター)・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回の《・・「食事」「睡眠」「運動」、「一番大切なもの」
79歳の私は初めて学び、多々教示させら、やがて微笑んだりした・・。
私の午前中は、我が家の買物をしたり、
自宅の
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
この間に、年金生活を始めて間もない時に、
ブログの世界を知り、パソコンの故障、国内旅行、入院などで自宅不在でない限り、
原則として一通は投稿している。
ブログの大半は、年金生活を過ごしている今、
日々に感じたこと、思考したことなどの心の叫び、思いなど、
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。
こうした中、読書が深夜になってしまった時でも、
起床時間は平素と変わらずに起きて、昼食後に眠くなった時は、
昼寝をして補(おぎな)っている。
もとより現役サラリーマン時代は、多くの人と同様に、
睡眠時間を削って奮闘してきたが、年金生活を過ごしている今、
こうしたことが出来るのは、特権のひとつかしら、と微苦笑している。
こうした日常生活を過ごし、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。