夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

この世で一番美味しく、贅沢な食事のひとつは、温かいご飯に大根(ダイコン)下(お)ろし・・。

2012-01-01 14:54:44 | 食べ物、お酒
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であり、
2004(平成16)年の秋に家内の父が死去し、家内の母は独り住まいとなったので、
年末年始には我が家に来て貰い、私達夫婦と共に三人で過ごすのが恒例となっている。

私の母が1998〈平成16〉年の生前までは、世間並みに御節料理を三段重として、
家内は素材の購入から料理までを一週間ぐらいで、ふたセットを作ったりしていた。
ひとつは独り住まいの私の母、そして我が家で頂く分である。

このようなほど程の御節料理から遠ざかって、昨今の我が家は、
それぞれ三人が食べたい単品を購入したり、家内は少しばかり料理をしたりしている。
成城、仙川、最寄のスーパーに買い求めたり、或いはここ数年は通信販売の盛況で、
我が家も遅ればせながら、製造元の現地などの販売所に連絡して、購入したりしている。
たとえば、ホタテ、数の子などである。

結果として、我が家の食卓は、御節料理の単品が並び、各自が好みの品を食べ、
元旦の朝はお雑煮を頂いている。

このような昨年末の28日から夕食の時に、
家内、家内の母はビール、私はビールか弐合徳利で純米酒の辛口を呑みながら、
御節料理のそれぞれ単品を談笑しながら頂いている。


こうした時の私の昼食は、ときおり大根(ダイコン)下(お)ろし、御醤油をかけて、
温かい白米のご飯にのせて食べたりしている。
そして、食後は煎茶を飲み、至って満足している。

家内達はこのような私の昼食を見ていて、最初の頃はあきれていた。
『幼年期に農家の児として育った私は・・この世で一番美味しく・・贅沢な食事だょ・・』
と私は笑いながら言ったりしている。


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2 コメント

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初めてコメントさせていただきます (FREUDE)
2012-01-02 15:20:47
大根おろしが居酒屋などで
安直に使われており、つい手軽な食材に思いがちです

でも大根の、味落ちは意外にも早く
新鮮な大根での、大根おろしは
十分に贅沢なお食事に思います

ブログ読者が全国にいてくださり、
東北の方々ともお付き合いが増えました
東北出身の御令嬢から、大根の皮は捨てないと聞き
今まで捨てていた自分が恥ずかしくなりました

今では取っておいて、きんぴらにしております^^
返信する
初めまして、FREUDE様。 (夢逢人)
2012-01-03 14:01:28
貴兄のコメントを拝読致しました。
私も大根の皮は、家内がきんぴらにしてもらい、
私はお酒の友として頂いています。

貴兄のプロフィールを改めて拝見し、
「どっか行きたい」と旅行好きな方で、そしてニコンのカメラで瞬時に感じられた情景を撮る人、
解りました。
作家・嵐山光三郎氏は、やはり旅好きで、俳句を詠まれる方で、
私が好きな作家のひとりです。

貴兄の【《線香花火》-ささやかにときめいて】サイトをときおり拝読していますが、
才能があるお方、そして作家に必要な持続性があるお方と感じたりしています。

今後ともよろしくお願いいたします。
返信する

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