夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

これから高齢者に、健康保険&介護保険負担増がダブルパンチ、78歳の私は学び、溜息を重ねて・・。

2022-12-24 16:47:38 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】を見ている中、
     健康保険&介護保険負担増が高齢者にダブルパンチ 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む78歳の年金生活の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、雑木の多い小庭の中で、
古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中、我が家の生計は原則として、
私たち夫婦は、お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、丸18年を過ごしてきた・・。


こうした中、健康保険、介護保険に関しては、
私たち夫婦はそれぞれ年金を頂く時、この中から、支払ってきた・・。

家内は、介護保険は少し高いと感じる・・、と私に言ったりしているが、
いつの日にか私たちは、介護は国の助成で多大にお世話になるのだから・・、
まして少子高齢化で、高齢者が多くなっているから、
やむえないなぁ・・と微苦笑しながら、家内に言ったりしている。



しかしながら《・・ 健康保険&介護保険負担増が高齢者にダブルパンチ・・》、
何かと無知なことが多い私は、どのような事態なのか、
真摯に学びたく記事を読んでしまった。

この記事は、『週刊ポスト』の2023年1月1・6日号に掲載された記事で、
関連の【 マネーポストWEB 】の『医療2022年12月2112月21日 配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・ 防衛増税を突然発表し大炎上している岸田文雄・首相。

増額する防衛費の財源問題では、「復興特別所得税」の延長や、
「所得税」、「たばこ税」、「法人税」などで、1兆円増税方針を決めた。
2024年度から段階的に実施する計画だ。

取られるのは、税金だけではない。
健康保険や介護保険の負担もグーンと重くなる。

「国民健康保険料」は、2022年4月に上限が、3万円引き上げられたばかりだが、
厚労省は、2023年4月から上限を、さらに2万円引き上げる方針だ。


高齢者を狙い撃ちするのが、
75歳以上の「後期高齢者医療制度」の保険料値上げだ。

経済ジャーナリストの荻原博子氏が説明する。
「中高所得の高齢者の保険料の上限(年66万円)は2024年に73万円、
2025年から80万円へと2段階で引き上げられ、
年金を含めた収入が153万円超~211万円以下の人の保険料も
2025年から上げられます。

値上げ対象は、75歳以上の高齢者の約4割にのぼり、
2022年10月から、窓口負担が1割から2割になったことに続く
負担押し付けになります」



介護保険の負担増の議論も始まった。
介護保険は、3年ごとに制度が見直され、次は2024年度に実施される。

厚労省は「年金を合わせた年収200万円以上」の高齢者の介護保険の
窓口負担を現行の1割から2割に倍増させ、中高所得者の保険料も引き上げる方針だ。

医療保険で進めている高齢者の負担増を、
そのまま介護保険にも適用しようと企んでいる。
高齢者へのダブルパンチだ。

「この2つの負担増については、
団塊の世代が75歳を超える2025年問題を見越したもの。

ずっと前からわかっていたことなのに、何の対処もせず、
ぎりぎりになって『負担増』という単純な形の対応策を打ち出している」(荻原氏)


岸田首相が目論む「大増税」カレンダー
岸田首相が目論む「大増税」カレンダー

介護保険の負担増は、若い世代にも及ぶ。

現在、40歳未満は、介護保険料を取られない。
しかし、政府の社会保障審議会の議論では、
「範囲を40歳未満に拡大すべき」という意見が出され、
実施されると、若い世代も給料から高額の介護保険料を天引きされる。

2023年には、自動車の自賠責保険料も150円程度引き上げられる。

「この自賠責保険は、7500億円の積み立てがあるのですが、
財務省が6000億円を借り、放置しているのです。

それが指摘されて国交省に54億円が返還されましたが、
この金額では、100年経っても返済できません。
そのせいで自賠責保険が上がるわけです。

政府はまず、税金の使い道を、精査すべきです。
それなしに税金や社会保険料の負担を国民に求めるのは、間違っています」(荻原氏)・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年に、多岐に及び
限界がやってくる「2025年問題」に関しては、
私が年金生活を初めた2004年には、新聞、雑誌、そしてテレビのニュースでも、
盛んに報じられてきた・・。

そして新型コロナウイルスの烈風によって、
5年早い2020年の頃から、露見されてきた。

このように無力な私は、憂いながら学んできた・・。

そして今回、敬愛している経済ジャーナリストの荻原博子さんより、
《・・団塊の世代が75歳を超える2025年問題を見越したもの。
ずっと前からわかっていたことなのに、何の対処もせず、
ぎりぎりになって『負担増』という単純な形の対応策を打ち出している
・・》、
私は瞬時に賛意したりした。

そして《・・政府はまず、税金の使い道を、精査すべきです。
それなしに税金や社会保険料の負担を国民に求めるのは、間違っています
・・》
と学びながら、微苦笑して、そうですよねぇ・・と苦笑したりした。



もとより私たち高齢者の年金は、上がることは夢となり、
下がることが実態となっている。

国会議員の諸兄諸姉は、2025年問題を放置してきた罪として、
歳費を自主的に半減する法案を可決させる。

或いは国民から委託された
重責のある諸問題を
理解できない御方は
辞職して欲しい・・、
と溜息を重ねながら、思い深めている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 数多くあるクリスマス・ソン... | トップ | 高齢者は健康のためにもっと... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

喜寿の頃からの思い」カテゴリの最新記事