夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「一日5分ボーッと」するのが大切、76歳の私は遅ればせながら学び、やがて微苦笑して・・。

2021-04-09 17:08:27 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【介護ポストセブン】を見ている中、
『「一日5分ボーッと」が うつ病から身を守るのに効果的 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。




こうした中で私は、70歳の頃から体力の衰えを実感する中、
一日の中で、ボーッとすることがあり、戸惑ったりしている・・。

或いは昨年の2月より、新コロナの烈風より、
幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
過ごしてきた・・。


しかしながら本音としては、閉塞感を感じながら、自粛疲れとなったりしている中、

テレビのニュースで都心の繁華街に出かける一部の御方に対して、
どうして人出の多い処にわざわざ出かけるのょ・・、怒り心頭となっている。

こうした不埒の御方の主因で、新コロナの終息が遠のくばかりじゃないの・・
と苛立(いらだ)つこともある。



こうした不安が揺らぐ時は、我が家より3キロ以内に有る遊歩道、公園などを散策し、
心をしずめたりしてきた・・。



このような心情を秘めている私は、
今回の《・・「一日5分ボーッと」がうつ病から身を守るのに効果的・・》って、
どのようなことですか、と記事を精読してしまった。

この記事は『女性セブン』の2020年12月10日号に掲載された記事で、
関連の【介護ポストセブン】に於いて2020年12月12日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。



《・・新型コロナウイルスは、一向に収まる気配がないどころか、
急速に感染が拡大しており、また外出自粛ムードに。

出口が見えない不安が渦巻く中、7月以降、女性の自殺率も上昇している。
心が折れてしまったり、不安が募る暗い報道に影響を受けないために、
“心に効く”薬を専門家に“処方”してもらいました。


「現代人は、スマホやパソコンを頻繁に使うオンライン化により、
脳の一部だけが酷使されて疲弊している。

これにコロナ禍による在宅ワークが加わり、
オンライン疲れがますます加速しています」

そう指摘するのは、脳神経外科医の奥村歩さん。



「脳の前頭前野は、“浅く考える部分”と“深く考える部分”の2つに大別できます。

前者は、たとえば目の前にライオンが現れたときなどに、
身を守るために“われを忘れて”動く機能で、

後者は“人生とは何か”など物事をじっくり熟考する深い思考回路。
いわば“われに返る”機能といえます。

重要なのは、この両者は同時に働くことができないということ。

実は、デジタル機器によるオーバーワークが続くと、
反射的な情報処理をする脳の浅い部分ばかりが、酷使されて疲弊。
その影響によって、深く考える機能がフリーズしてしまうのです」(奥村さん・以下同)

そうなると仕事の能率が落ちたり、
うっかりミスが増えたりといった「らしからぬ失敗」が頻発するばかりか、
想像力も働かなくなるという。



「浅い部分ばかりを酷使する状況が続くと、
判断力や深い思考力がさびつくといった、
うつ病の前段階ともいえる脳過労の状態になるのです」

また、パソコンなどでのオンライン作業が増えれば増えるほど、
視覚以外の五感が使われない傾向が強まり、
眼精疲労が急増するのも昨今の特徴だ。



☆公園に出かけたり自然の緑を眺める

スマホやパソコンから離れるデジタルデトックスが必要だが、
いまやオンラインなしでの生活は、なかなか難しい。

「せめて休憩時間に近くの公園に出かけたり、
窓や屋上から自然の緑を眺めながら、ぼんやりする時間を持つことが重要です」


☆太陽光を浴び、ぼんやり緑を眺めるだけで、疲れた脳が元気になる

ボーッとしている最中も、脳は機能停止をするわけではなく、
デフォルトモードネットワークという機能が脳の深い部分で活動しており、
蓄積された情報を頭の中で整理したり、クリエイティブなひらめきを生んだり、
記憶力を強化したりしているのだ。


「そして何より重要なのは、うつ患者の特徴である、
浅い思考から身を守れるということです。

実は、うつ病で自殺する人たちというのは、
深く悩んで死を選ぶのではなく、考えの深い部分がフリーズして、
反射的に死んでしまうことが多いのです。

だから、一日5分でも公園などでぼんやりして、
デフォルトモードネットワークを働かせること。これで思考のバランスが保てます」



☆ぼんやりするコツとは?

ちなみに、ぼんやりするのにもコツがあると、奥村さん。

「体がリズム運動をしているときに、デフォルトモードネットワークが働きやすく、
脳が活性化するので、散歩やサイクリングのほか、
部屋の片づけや皿洗い、靴磨きなどの単純作業をしながら、
ボーッとするのが脳にとっては最適です」

皿洗いなどの単純作業をするのがおすすめだ(写真/gettyimages)
また、紫外線を浴びると脳内物質セロトニンが分泌され、
脳を活性化させるため、不安やうつ状態を鎮めることができる。
在宅ワークに疲れたら“散歩でボーッと”を日課にしよう!


☆教えてくれた人
脳神経外科医・奥村歩さん/医学博士。
「おくむらメモリークリニック」(岐阜県岐南町)院長。もの忘れ外来で、
これまでに10万人以上の脳を診断。
著書は『脳の老化を99%遅らせる方法』(幻冬舎)など。

取材・文/北武司・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、脳神経外科医の奥村 歩・医学博士より、
「一日5分ボーッと」するのが大切など、
多々教示されたりした。

たとえば「脳の前頭前野は、
“浅く考える部分”と“深く考える部分”の2つに大別できます。

前者は、たとえば目の前にライオンが現れたときなどに、
身を守るために“われを忘れて”動く機能で、

後者は“人生とは何か”など物事をじっくり熟考する深い思考回路。
いわば“われに返る”機能といえます。

重要なのは、この両者は同時に働くことができないということ。」、

恥ずかしながら初めて学んだりした。

こうした関連で、《・・デジタル機器によるオーバーワークが続くと、
反射的な情報処理をする脳の浅い部分ばかりが、酷使されて疲弊。
その影響によって、深く考える機能がフリーズしてしまう・・》




無力な年金生活の私でも、パソコンは日に三時間前後、
これ以外の新聞、雑誌、現代史などの読書を5時間前後、
このような生活をしていると、疲れも蓄積し、疲労感を感じたりすることもある。

そして対策として、せめて健康にしなければ、
ささやかな年金生活は叶わなくなるので、
適度に歩いたりし、熟睡したり、程々食べたりしている。



今回、「一日5分ボーッと」するのが大切、と学び、
或いは、皿洗いなどの単純作業をするのがおすすめ、
奥村 歩・医学博士の書物から学んだこともあるので、
無力な私でも、心身の波長を正常化するために必要不可欠なことだ、
と微苦笑したりしている。

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