夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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「半径5メートル」の防災対策、 日常の必需品で危機をしのぐ方法、高齢者の私は学び、多々教示され・・。

2021-10-10 15:21:57 | 喜寿の頃からの思い
『 「半径5メートル」の防災対策 
     日常の必需品で危機をしのぐ方法を防災士に聞く 』、
と題された見出しを見たりした。

 
こうした中、 我が家は防災全般に関しては、恥ずかしながら確固たる対策をしていない。



ただ、漠然と思い馳せることは、都心の郊外に住む私は、
東京湾からは、40キロ以上離れた地域であるので、津波からは対象外と思えるし、
豪雨による付近の野川の洪水による災害の場合、少し高台の住宅街にある我が家であるので、

対象外と思ったりしている。

しかし地震については、どのような対策をとったら、と思案したりしてきた・・。  

こうした地震については、私たち夫婦が考え始めたのは、
過ぎし年の2011年3月11日の観測史上最大の地震の東日本巨大地震に伴い、
岩手県、宮城県、福島県などの太平洋の沿岸に、
大津波が発生して壊滅的な大惨事となった時からであった。

この後、改めて私の住む調布市から住民に配布された『調布市防災マップ』を見たりし、
この中の注意事項、連絡表の記載事項を互いに確認したり、
家内と共に買物に行った帰路に、指定された避難所の場所を近くを通り、確かめしたりした。

この当時、たとえ避難所に行けたとしても、緊急救援食料は3日間を過ぎた後と知り、
私たち夫婦は少なくとも3日間は、自助努力で対処しなければならない、 と学んだりしてきた。



そして昨年に、新たな防災標語として、
《・・かつて学校の避難訓練などで、防災標語として
「おさない」、「かけない」、「しゃべらない」の「おかし」を
習った人も多いと思うが、これはもう古い。 

「私がおすすめするのは、『よく見る』、『いそいで逃げる』、
『声をかける』の『よいこ』。

状況をよく見て、すみやかに、周囲に声をかけながら、
逃げることが大切です」災害時は、「よく見る」、「いそいで逃げる」、「声をかける」の
「よいこ」を防災標語として覚えよう
・・》、
このような肝要なことを防災専門家より、学んだりしてきた。



今回、《・・「半径5メートル」の防災対策、 日常の必需品で危機をしのぐ方法・・》って、

自宅で避難している場合の事だと思われ、
具体的にどのようなことですか、と思いながら、 記事を精読してしまった。

この記事は、【 日刊ゲンダイDIGITAL 】の『ライフ』に於いて、
月30日に配信され、無断であるが、記事を転載させて頂く、

《・・9月30日、台風16号が非常に強い勢力で日本の南を北上している。

しかも地震列島の日本では、常に巨大地震のリスクがつきまとう。
水害・地震はいつ起きてもおかしくない。
おうち避難のためのマンガ防災図鑑」(飛鳥新社)の著者で
防災士の草野かおる氏に身近な家庭用品で危機をしのぐ方法を聞いた。


 ◇  ◇  ◇

南海トラフ地震(M8~M9クラス)は、最悪で32万人の死者を出すと想定されている。
さらに首都直下地震(M7クラス)や北海道東方沖の地震(M8.2クラス)が危惧され、
いつ災害がわが身にふりかかるか分からない。

津波や土砂災害などのリスクが少ないエリアに住んでいても、安心はできない。
周囲のインフラが壊滅すれば、ライフラインの止まった自宅での避難も想定しておきたいが、
防災グッズをきちんと準備している家庭は少ない。


「余震のリスクもある中で、いざという時に役立つのは、
日常生活で使っているキッチン回りのグッズです。

多くは100均やスーパーで購入できますので、
改めて専用の防災グッズを揃えるよりも、コスパもいいでしょう」


半径5メートル以内に収納できるグッズを活用してしのぐことができるという。


草野氏が最低限の購入をおすすめするのは、

◎食品用ラップ(50~100メートル相当、5本)、

◎ビニール袋(45リットル100枚入り、3袋)、

◎キッチン用ポリ袋(3~4箱)、

◎バーベキュー用の炭(1袋)、

◎ペット用シート(10枚入り、3~4個)、

◎凝固剤+排便袋(45リットル、家族人数にもよるが1日5袋として×7日分程度)、

◎ステンレスボウル(家族人数分)、

◎プランタースタンド、

◎ステンレスザル、

◎ガーデン用のソーラーライト、

◎電池式携帯充電器など。

100円程度で手に入るものも多い。

どんなときに、活用するのか。



けがの手当てには「食品用ラップ」を使用

最も万能なのが、「食品用ラップ」だ。

たとえば伸ばしてねじると「ヒモ」になり、
3本を三つ編みにすると丈夫なロープになる。
物干しロープにしたり、けがをしたときの三角巾の代わりにも使えたりする。


「非常時は、ゴミの収集も止まります。
ラップは臭いを通さないので、生ゴミや汚物を包むのに役立ちます。

水も限られているので、食器は洗えません。
皿の上にラップを敷いて使えば、お皿も汚れません。

また、ラップには文字が書けるので、伝言を書いて窓に貼ることもできます。

万が一、移動が必要になったときは、スマホに巻くことをおすすめします。
ラップ越しでも、操作が可能です。
雨や火山灰や粉じんなどから、守ってくれるので覚えておきましょう」


想定では、家族4人が1週間暮らすには5本分くらいのラップがあると安心のようだ。

「キッチン用ポリ袋」で米を炊く

「ビニール袋」も、在宅避難に欠かせない。

「袋はサイズや種類がありますが、
料理に使えるのは、半透明でかさかさの高密度ポリエチレンのキッチン用ポリ袋です。

湯煎の料理にも使えます。
たとえば米と水を1カップずつポリ袋に入れます。
袋は空気を抜いて上部を縛り、30分以上吸水させます。

鍋底に皿を敷いて袋を入れ、湯煎15分、取り出してから
10分蒸らせば、炊きたてごはんの完成です。

パスタや乾麺、乾物も同様にゆでることができます。

水も鍋も汚さないので、いろんな料理の湯煎に利用できるのです。

45リットルのビニール袋は、生ゴミの処理や給水車が来たときに、水を運ぶのにも便利。
ポリタンクは、水を入れると重くて運ぶのに一苦労ですが、
重ねたビニール袋に水を入れて、リュックサックで運べば、
子どもでもお年寄りでも負担が少ない。



45リットルの「ビニール袋」はトイレの水のうに

さらに、トイレの逆流防止の水のう作りにも使えます。
地震からくる下水管の破損や台風などによる大雨の場合、
下水が逆流するリスクがあります。

45リットルの袋を2枚重ねにし、水を半分ぐらい入れて口をしっかり縛り、
便器の中に入れましょう」


トイレでもうひとつ役立つのが、ペット用のシートだ。
レギュラーサイズが1枚で500㏄の水分を吸水するそうだ。
成人で1日1000~1500㏄以上の尿が出る。


「1人分であれば1日でシート3枚程度になります。
消臭効果もありますし、そのまま袋に入れるだけで、処理できるのも利点。
古新聞などでも吸水できますが、消臭効果はなく、重くなり処分も大変です」

「ソーラーライト」で電池の節約


電気の問題もこれで解決できる。
3年前の北海道胆振地方の大地震(M6.7)は、最大震度7の揺れが襲い、
北海道全域で停電が起きた。


「電池の節約として、ソーラーライトが役立ちます。
ガーデン用で構いません。

日の当たる場所に置いておけば、電池いらずで一晩は持ちます。
さらに100均で、家族分のヘッドライトを準備しましょう。

ヘッドライトは、両手が空くうえ、首から下げて使うと、足元を照らしてくれます。

暗くなったら発光する蛍光シールも、
階段や各スイッチの場所(部屋の入り口)、眼鏡ケースに貼っておくと
電気が切れてもしばらくは、夜も場所を把握できます」


また、ガスボンベがなくなる想定もしておきたい。
出火に細心の注意を払うという条件で、ガーデニング用品が役立つという。


「プランタースタンドにステンレスのザルをのせて、ザルの中に炭を入れます。
餅焼き網を置いて、アルミホイルに包んだ食材や鍋を通して調理もできます。

お米を炊いたり、乾麺をゆでたりする分には、十分な火力が出ます。
ちなみに水害や地震でライフラインが止まるまでは、数時間のタイムラグがあります。

揺れが落ち着いたら、まずお風呂いっぱいに水をため、
自宅のビニール袋やポリタンクにもためておく。
電気が使えるうちに、ご飯を炊いておいたり、スマホの充電をしておきましょう」



余震に備えたヘルメットは、ステンレス製のボウルで代用できる。


「職場や学校に用意されているヘルメットも、自宅で用意している方は少ないと思います。
そんなときは、ステンレスボウルがヘルメットの代わりになります。
頭の上にタオルを置いて、ボウルをのせ、上からフードやスカーフなどで固定します」


本棚や食器棚の下には「転倒防止プレート」を挟み込むのはもちろん、
「滑り止めシート」を本や食器の下に敷いておくと、飛び出し防止になる。

さらに食器やハサミなどが入った引き出しや棚には、
幼児の事故防止用の「チャイルドロック」を取り付けるだけでも、
部屋内の危険を回避できる。いずれも100均で購入できる。


日常の必需品を少し買い足し、キッチン回りに置いておくだけで、緊急時の備えになる。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、《・・「半径5メートル」の防災対策、 日常の必需品で危機をしのぐ方法・・》、
防災に精通されている防災士の草野かおるさんより、
身近な家庭用品で危機をしのぐ方法を多々学んだりした。

我が家には、防災には、避難所に行くときの必要な品ばかり、
家内と思案しながら、少しばかり揃えてきた。

ペットボトルの煎茶2リットルを12本を保管しているが、
避難バックとしては、この2リットルの煎茶を程々に持ち出す予定である。


そして用意してある避難バックの中身は、
電池不要の手回しで電源が発生する軽い携帯ラジオ〈電池対応、可〉、
懐中電灯はふたつ、
電池は予備として4つ、
タオルを4枚、
スーパーで売っている大きなゴミ袋(シート或いは身体に巻き防寒用として)4枚、
板チョコレートを4枚、
食事代わりのラスク6袋、
現金は百円玉を中核として10円玉も少しで、3000円。

このように私たち夫婦は、非常食として、乾パン6袋、ラスクの缶詰12個を追加して、
この後は、 お薬手帳を追加してきた。



この程度であるが、自宅で避難した場合のことは、思案したことはなく、
今回、遅ればせながら多々教示されたりした。

たとえば『配食品用ラップ(50~100メートル相当、5本)、
『ビニール袋』(45リットル100枚入り、3袋)、多彩な活用を教示されたりした。

そして《・・余震に備えたヘルメットは、ステンレス製のボウルで代用できる。

「職場や学校に用意されているヘルメットも、自宅で用意している方は少ないと思います。
そんなときは、ステンレスボウルがヘルメットの代わりになります。
頭の上にタオルを置いて、ボウルをのせ、上からフードやスカーフなどで固定します」・・》、
これだったら高齢者の77歳の私でも、出来るょ・・と微苦笑したりした。

いずれにしても動顛しながらも、我が家で避難する時、
あわてず行うことが肝要だよなぁ・・、と思い馳せたりしている。
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2 コメント

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スマホ、大変結構に活用をされて・・。 (夢逢人)
2021-10-12 15:37:26
ちひろ様。

先程、貴女様よりコメントを頂いた事に気付き、
大変失礼を致しました。

>はじめてお邪魔させていただきます。

こちらこそ、初めまして・・。

>一つの案としてお薬手帳はスマホに保存するのは如何でしょうか。
>私はお薬手等を持ち歩くのが下手なため、
>薬局でお薬をもらうときにQRコードも貰ってスマホにインストールしたり、薬局によっては自動的に入力してきます。
>スマホさえ身につけていれば救急時にも即提示出来て便利です。
>まずは参考までに

貴女様はスマホを活用されている状況を読ませて頂き、
大変結構に活用をされている・・と称賛する次第です。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
こうした中で、家内はガラケーと称される携帯電話を愛用して、
5年を過ぎています・・。

そして遅ればせながら、スマホと省略されているスマートフォンを、
新コロナウィルスの烈風が終息したら、買い求めるわ、
と私に微笑みながら言ったりしています。

私は一年半前の頃より、家内専用の携帯電話を借りて、
何とか受信、発信の電話機能だけ使えるようになったが、
恥ずかしながらスマホも使えない拙(つたな)い身です。

こうした中、せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用し、
時代遅れの国民のひとりです・・。

貴女様のブログ『カメラと遊ぶ NO2』を拝見し、
中秋の名月を撮る為に《・・三脚にカメラを取り付けて・・》、
貴女様の意欲には・・感心させられた次第です。

まもなく秋が深まる時節、貴女様は程々に御身体を御自愛され、
お過ごしして下さい。

コメントありがとうございました。
返信する
お薬手帳のこと (ちひろ)
2021-10-12 08:48:11
はじめてお邪魔させていただきます。
一つの案としてお薬手帳はスマホに保存するのは如何でしょうか。
私はお薬手等を持ち歩くのが下手なため、薬局でお薬をもらうときにQRコードも貰ってスマホにインストールしたり、薬局によっては自動的に入力してきます。
スマホさえ身につけていれば救急時にも即提示出来て便利です。
まずは参考までに
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