夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

薫風に吹かれて・・♪

2006-05-04 19:23:00 | 定年後の思い
3時過ぎに、主庭のもみじの枝葉の下で、ビールを呑みだした・・。

私は日中は原則としてアルコールは呑まないが、
もみじの枝葉が風を受けて、揺らいでいるのを観たら、
庭先でビールを呑みたくなった。

世の中は大型連休なので、我が家の周辺も平常より静寂である。

薫風を受けて、ビールを頂き、そして煙草を喫いながら、
過去の苦楽が想いだされたりする。

とりとめなく、考え込んでもと思い、風の流れを見詰めると、
何故かしら、中島みゆきの『黄砂に吹かれて』が脳裏に掠(かす)めたりした。

先程から、パソコンの前に座り、
煎茶を淹れた後、アルビーノのアダージョを聴いている。

この名曲は、私が美の世界に迷った時、
引戻しくれるお手本の崇高な曲のひとつである。

美は紛(まぎ)れもなく、ここにありますよね・・、と明示してくれる曲である。



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ときには、映画観賞・・♪

2006-05-04 12:20:00 | 定年後の思い
今、私が読んでいる本は、山崎洋子・女史の『「伝説」になった女たち』を再読している。

この本は、1990年に刊行され、私が本屋で文庫本になったのを偶然目にとまり、
購入したのが1994年であった。

早朝、アナスタシア、エヴァ・ペロン等を読んで、
改めて山崎洋子・女史の著名人の心理の深層を的確に表現されていると思った。

若い女性で上昇志向のお持ちのお方に、
ぜひ一読してほしい、とも思っている。

アナスタシアに関しての映画化は、イングリット・バークマン主演の『追想』(1956年)がある。

エヴァ・ペロンには、マドンナ主演の『エビータ』(1996年)がある。

共に感動力作であり、私さえ涙を流した作品である。

この伝説となったお2人の方を更に深める為、
ときには映画鑑賞も良いかな、と思っている。

尚、マドンナに興味のなかった私は、
この映画を観て、マドンナの魅力を遅ればせながら気付いた。

今は、『エビータ』の中の代表曲、
【Don’t Cry For Me Argentina】を聴いているが、
涙なくして聴けない名曲である。

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皐月晴れの朝を迎えて・・♪

2006-05-04 08:10:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った雲ひとつない快晴の朝を迎えている。

昨夜、11時より読書をしながら寝付いてしまい、
早朝、3時に目覚め、
山崎洋子・女史の『「伝説」になった女たち』を
10年ぶりに再読している。
樋口一葉、エヴァ・ペロン、そしてアナスタシアの編を読んで、
歴史の背景に秘められた事などを思い返していた。

5時過ぎになってしまい、寝不足になると思い、本を閉じて寝付いた。

再び、目覚めたのは、6時半過ぎで、
あわてて雨戸を開けたりしている。

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ときには、X JAPANを聴いて・・♪

2006-05-03 19:16:00 | 定年後の思い
家内が今朝から実家に帰っている。

家内の母は、一昨年の秋に主人を亡くされ、独り住まいなので、
家内は月に一回、4泊前後で掃除、季節の変わりの衣料整理などを行っている。

私は3時過ぎから、X JAPANの『The Last Live』CDの3枚組を聴いている。

家内は程々の音量で音楽を聴いているが、
私は時折、音量を大きく聴くので、
家内の留守を幸いにして、久々にX JAPANを大音量で聴いている。

私がX JAPANに魅了させられたのは、解散前の頃であったが、
偶然『Rusty Nail』を聴いた時、鳥肌がたった・・。

私は、52歳頃であった。

それからの日は、明けても暮れても、音楽はX JAPANとなり、
CDを買い求め10枚を直ぐに超えた。

このラスト・ライブのコンサートは
1997年12月31日に東京ドームで行われたが、
私の母が危篤となり、行けなくなった。

その後、NHKで『X JAPANの軌跡 感動のドームライブ』と題されたのが放映されてた。
1998年1月30日であり、ビデオに収録した。

それからの日々は、このビデオを毎晩観て、熱狂の時は6ヶ月ぐらい続いていた・・。

友人達には、X JAPANは心身のビタミンです、と公言していた。

今回、聴いたCDの3枚組は、2001年5月に発売され、
DVDの2枚組は、2002年3月に発売された。

従って、ラストライブに関しては、この3種類を聴いたり、観たりしている。

尚、ライブは観る物であり、スタジオ盤は音楽を聴く物、
と私は自覚している。


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柏餅(かしわもち)を頂いた後は・・♪

2006-05-03 15:52:00 | 定年後の思い
一昨日、銀行に寄った後、和菓子屋で柏餅を購入した。

帰宅後、家内と早速頂いた後、

♪柱(はしら)のきずは おととしの
 5月5日の 背くらべ

と私は鼻歌を何気なしに唄った・・。

『カァ~ン・・』と家内は言った。

NHKの《のど自慢コンクール》で、採点として鐘がなるが、
家内はこれを真似て、声をだしたのである。

ときおり、家内も洗濯物を干している時、食器を洗っている時など、
小声で鼻歌を唄ったりしている。

私は、黙って聴いて、笑っている。

我が家では、私の方がおしゃべりで、
ときには『少し・・静かにしてくれません・・』
と家内から言われることもある。

私は、家内の評価が鐘ひとつぐらいでも、

♪粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
 計(はか)ってくれた 背のたけ

無視して、唄っている。

尚、甘い食べ物嫌いな私でも、柏餅は男の子の祝いなので、
例外として頂いている。

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八十八夜に際して・・♪

2006-05-03 15:14:00 | 定年後の思い
立春から八十八日を過ぎると、お茶の新芽を摘むとされてきた。

私の幼年期も、実家が農家であったので、茶畑があった。
新芽を摘み、蒸して・・とするが、
以前、別ブログの【続・極楽とんぼ】で綴ったので、省略するが、
私は煎茶をこよなく好きである。

私は引っ越すたびに、煎茶が合うのにめぐりあえますよう、と念じたりしていた。

甘みも大切であるが、少し苦味、渋みのある煎茶が好きである。

家内は濃茶とコーヒーを日常呑んでいるが、
私は殆ど煎茶にしている。

日中は煎茶を頂き、夕食の時に純米酒の辛口を呑み、
この後の煎茶も美味しい。

そして、ときおり幼年期を想いだすこともある。


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ときめきを感じさせる時・・♪

2006-05-03 12:42:00 | 定年後の思い
35歳前後のご婦人が、純白の少しフリルの付いたキャミソールを召した上、
白い7分袖のレースのブラウスを着ている。

そして白い晴雨兼用のパラソルをさしているので、
目の周辺は隠(かく)れ、白いうなじを見せて、
理知的な顔立ちをしているが、少し控えめな表情をしている。

公園で撮られた広告の写真であるが、芝生、背景に樹木がある。

この撮影されたお方の感覚も良いが、
このモデルの女性を決められた感性に思わず脱帽する。

私はこうした広告の写真を観ると、
不謹慎ながら、ときめきを感じる。

『玉川タカシマヤ』の広告の表紙の写真であり、
《 お母さんに、贅沢な時間を。》
と母の日にちなんだ広告である。

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新宿御苑の移り変わり・・♪

2006-05-03 10:54:00 | 定年後の思い
私は昭和35年の頃から、『新宿御苑』をたびたび散策している。

新宿駅より少し歩き、繁華街の外れにあるので、
心を休める時など、最適と思い利用させて頂いている。

過日、桜を観るに新宿御苑に行った時、
入り口にあるパンフレットに『新宿御苑100周年』と書かれていた。

私は新宿御苑の成立までの歴史については、無知である。

今朝の読売新聞で、《とうきょう歴史散歩》の連載記事に於いて、
今週は新宿御苑を取り扱かっていた。

無断引用をさせて頂きます。

・・江戸に入った徳川家康は、現在の新宿御苑がある土地を家臣の内藤家に与える。

1872年(明治5年)になると国がこの一帯を買い取り、
農業試験場『内藤新宿試験場』を設立。

1906年(明治39年)には皇室の庭園『新宿御苑』となり、
戦後になってから一般に開放された。

以上、読売新聞の記事を引用しました。

私はこの記事で理解し、数多くの都民が憩(いこ)いの公園として、
利用されているのを了解した。
そして、皇室の庭園となって以来、100年を迎えているのも解った。

尚、この公園の管理元は都立と思い込んでいたが、
過日頂いたパンフレットには環境省、と書かれていた。



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紺碧の空は、爽快・・♪

2006-05-03 06:46:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った快晴の朝を迎えている。

日中は21度を予測されているので、
紺碧の空は爽快の一語に尽きる、
これ以外の言葉はみつからない・・。

昨夜は9時過ぎに布団にもぐり、読書をしているうちに寝つき、
朝は5時に目覚めたので、心身とも快調である。
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真夏日、そして4月の上旬に・・♪

2006-05-02 17:15:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、昨日は真夏日となり、30度を越えた暑い陽ざしの一日であったが、
本日は雷鳴に伴い、稲光まで加わり、本降りの雨が降った。

日中は薄暗くなり、ときたま雨が止んだりしたが、14度程度で少し寒さを感じた。

30度から、14度と激しい移り変りは、
東京の郊外では、10年に1回程度である。

明日からは、22度前後の安定した快晴の日が続く、と天気予報は報じていた。


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お茶を摘む頃に・・♪

2006-05-02 13:12:00 | 定年後の思い
遠い昔、昭和26年の頃だった。

祖父と父が中心となって農家をしていたので、
東京の郊外でも程ほど広い田畑を耕していた農家でも、
お茶の樹を持ち、自宅用にまかなっていた。

母屋、蔵、納戸小屋の二軒の中、宅地からゆるい坂を登りきると、
防風用に欅(けやき)が50数本があった。
2間ほどの間隔で植えられて折、樹高は30メートル以上あった。
隣接した欅が互いに寄り添うにになると、片方を伐採して、薪(まき)とされた。

その先は平坦な地で陽当りが良く、苗床が幾重にもあり、
洗濯の干し場にも利用されていた。

この平坦な所を抜けると畑となっていて、その先が村道であった。
この村道と畑の境界線としてお茶の樹が植えられていた。
幅は4尺、高さは5尺程度で、50間前後の長さであった。

5月の初旬の頃になると、新芽を摘んでいた。
一家総出で、分家された人々も手伝いに来てくれた。
私が幼児の3歳の頃は、付近に莚(むしろ)を敷いた上で、寝そべっていた、
と後年に母から教えてもらっている。

新芽を摘んだ後、生葉撰り(なまはより)といって、
お茶の葉から混ぜりものや蝕まれた葉を取り除く選別作業をしていた。

その後、生葉を新鮮なうちに、蒸篭(せいろ)で蒸した後、
団扇などで扇(あお)いで、よく冷(さ)ました。
そして、長方形の大きな台の上に炭火をおこし、
その上に鉄板を敷いて、先程のお茶の葉を揉んでいた・・。

煎茶として出来た後、大きな桐箱、茶包みの箱に収納した。
この煎茶は、家族が1年で使ったり、来宅した方の1部の方に差し上げたりしていた。
最もこの選別は、祖父の一言によった。

私は幼児の頃、いじけていたので、いたずらをして、父からよく怒られた。
祖父は、長兄、次兄に続き、私も男の子であったので、
不憫と思ったらしく、祖父の名から一字を私の名前にしてくれた。

祖父からは、可愛がってくれたが、
煎茶を淹れる時、いい加減な振る舞いで淹れる、と怒られた。

私は、成人してから、煎茶を淹れる時、
ときたま祖父を想いだされる・・。


注)昨年の5月2日に、私の別ブログ【続・極楽とんぼ】に投稿した綴りに、加筆しました。



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雷鳴と共に・・♪

2006-05-02 10:17:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、先程から本降りの雨となった。

しばらくすると、雷鳴が響いて、ほの暗くなってきた。
風が吹き、樹木の枝葉を揺らしている。

雨が少し弱まってきたが、雷鳴は響いている・・。
その後、稲光がして、再び雨が強まってきた・・。

昨日の真夏日を思うと、別の地域に移り変わったと思えている。
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霧雨の朝を迎えて・・♪

2006-05-02 06:09:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝はどんよりとした曇り空で朝靄(あさもや)が少し掛かって、
静寂な朝を迎えた。

昨夜は10時過ぎに布団にもぐったので、
今朝は5時前に目覚めた。

先程、霧雨が降りだしてきた。
時折、微風が吹くと、白梅の伸びきった黄緑色の枝葉、
もみじの枝葉も同様に揺れている。

気温は16度前後で、心身とも心地良い。

昨日の真夏日の陽気には、心身の疲れを覚えたが、
午後より雨が降ると予測され、17度前後に落ち着くので、過ごしやすい。
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5月に真夏日に・・♪

2006-05-01 19:50:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、初夏の陽気と感じて、
日中、銀行、買い物、そして散策と出かけたが、
帰宅したら疲れが出た。

冷たい煎茶を飲み、主庭の樹木の木陰で煙草を喫ったりしていた。

『快晴も良いけれど・・急に暑くなると・・身体が戸惑うょ・・』
と家内に話かけたりした。

先程、私の住み地域では、30度を超え、真夏日、
と報じていた。

明日の予報は、17度前後が予報されているので、
大陸性なみの変化の多い気候と思ったりしている。

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躑躅(つつじ)の香りに誘われて・・♪

2006-05-01 15:09:00 | 定年後の思い
日中、銀行の3行に用件を済ませ後、買い物、そして散策していた。

最初に行ったのは、近所の銀行であった。

バスの通る大通りで有ったが、車道と歩道との間に1メートル前後のグリール・ベルトがあった。

初夏の陽気なので、白い花の躑躅が満開であった。
歩道は、3メートルぐらいの幅があるのでゆったりとした気分で歩ける。

躑躅のほのかな香りに誘われて、銀行の前を通り過ぎ、5百メートル前後歩いて、
銀行の前に戻ってきた。

薄手の長袖のスポーツ・シャツを着ていたが、
アロハシャツでも良かったと思えるくらいの陽気である。

躑躅の香り、ときには心をやすらぐ効用もあると思ったりしている。

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