夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

真夏日、そして4月の上旬に・・♪

2006-05-02 17:15:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、昨日は真夏日となり、30度を越えた暑い陽ざしの一日であったが、
本日は雷鳴に伴い、稲光まで加わり、本降りの雨が降った。

日中は薄暗くなり、ときたま雨が止んだりしたが、14度程度で少し寒さを感じた。

30度から、14度と激しい移り変りは、
東京の郊外では、10年に1回程度である。

明日からは、22度前後の安定した快晴の日が続く、と天気予報は報じていた。


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お茶を摘む頃に・・♪

2006-05-02 13:12:00 | 定年後の思い
遠い昔、昭和26年の頃だった。

祖父と父が中心となって農家をしていたので、
東京の郊外でも程ほど広い田畑を耕していた農家でも、
お茶の樹を持ち、自宅用にまかなっていた。

母屋、蔵、納戸小屋の二軒の中、宅地からゆるい坂を登りきると、
防風用に欅(けやき)が50数本があった。
2間ほどの間隔で植えられて折、樹高は30メートル以上あった。
隣接した欅が互いに寄り添うにになると、片方を伐採して、薪(まき)とされた。

その先は平坦な地で陽当りが良く、苗床が幾重にもあり、
洗濯の干し場にも利用されていた。

この平坦な所を抜けると畑となっていて、その先が村道であった。
この村道と畑の境界線としてお茶の樹が植えられていた。
幅は4尺、高さは5尺程度で、50間前後の長さであった。

5月の初旬の頃になると、新芽を摘んでいた。
一家総出で、分家された人々も手伝いに来てくれた。
私が幼児の3歳の頃は、付近に莚(むしろ)を敷いた上で、寝そべっていた、
と後年に母から教えてもらっている。

新芽を摘んだ後、生葉撰り(なまはより)といって、
お茶の葉から混ぜりものや蝕まれた葉を取り除く選別作業をしていた。

その後、生葉を新鮮なうちに、蒸篭(せいろ)で蒸した後、
団扇などで扇(あお)いで、よく冷(さ)ました。
そして、長方形の大きな台の上に炭火をおこし、
その上に鉄板を敷いて、先程のお茶の葉を揉んでいた・・。

煎茶として出来た後、大きな桐箱、茶包みの箱に収納した。
この煎茶は、家族が1年で使ったり、来宅した方の1部の方に差し上げたりしていた。
最もこの選別は、祖父の一言によった。

私は幼児の頃、いじけていたので、いたずらをして、父からよく怒られた。
祖父は、長兄、次兄に続き、私も男の子であったので、
不憫と思ったらしく、祖父の名から一字を私の名前にしてくれた。

祖父からは、可愛がってくれたが、
煎茶を淹れる時、いい加減な振る舞いで淹れる、と怒られた。

私は、成人してから、煎茶を淹れる時、
ときたま祖父を想いだされる・・。


注)昨年の5月2日に、私の別ブログ【続・極楽とんぼ】に投稿した綴りに、加筆しました。



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雷鳴と共に・・♪

2006-05-02 10:17:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、先程から本降りの雨となった。

しばらくすると、雷鳴が響いて、ほの暗くなってきた。
風が吹き、樹木の枝葉を揺らしている。

雨が少し弱まってきたが、雷鳴は響いている・・。
その後、稲光がして、再び雨が強まってきた・・。

昨日の真夏日を思うと、別の地域に移り変わったと思えている。
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霧雨の朝を迎えて・・♪

2006-05-02 06:09:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝はどんよりとした曇り空で朝靄(あさもや)が少し掛かって、
静寂な朝を迎えた。

昨夜は10時過ぎに布団にもぐったので、
今朝は5時前に目覚めた。

先程、霧雨が降りだしてきた。
時折、微風が吹くと、白梅の伸びきった黄緑色の枝葉、
もみじの枝葉も同様に揺れている。

気温は16度前後で、心身とも心地良い。

昨日の真夏日の陽気には、心身の疲れを覚えたが、
午後より雨が降ると予測され、17度前後に落ち着くので、過ごしやすい。
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