中目黒 「はし田屋」で友人との食事会。
目黒川沿いのこのお店は、桜を愛でながら一杯飲るにはぴったりのロケーション。
3月桜見物の予約の折に「あきら」と検討して見送ったので、今回の集まりに
利用しました。 週末の予約2時間制、集まりの人数は5人、現地集合。
代表者の名前をお店の方に告げると2階の小あがりの席に通されました。
う~~ん。 5人で窓際は無理か。
まぁ、桜も終わっているから小あがりの席でもいいかな・・・と思いたいのですが、
隣との間隔が狭い。太ってる場合じゃないぞっ。
今回は、アラカルトでの注文になります。
薩摩地鶏 お刺身盛り合わせ@1380
手前から時計まわりに、こころ ささみ 脂きも。
薬味は生姜、わさび、ミョウガ。醤油にお好みの薬味でいただきます。
ちょっと醤油が甘いかな?薩摩だけに醤油も九州のものかしら?
とろ~とまとわりつくような味わい。最高に美味いですよ~。酒が飲みたくなります。
心残り串焼き 限定品@280×3
「別名、こころとも呼ばれているハツ(心臓)。その周りのコリコリとした旨みのある肉を
炭火焼きでお楽しみ下さい。」 表面は、ぱりっと香ばしく、中は火が通っているの
ですがジュージーで噛み締めるほどに肉の旨みがじゅわわ~っと溢れ出ます。
まるで牛肉のような味わい、脂がじゅるり。 さすが、限定品なだけはあります
焼きたてたまご焼き お父さん味(塩)@650
お父さん味があるのですから、もちろんお母さん味もあります。
お母さん味は「甘」各650円です。ふわっふわです。
比内地鶏生つくね石焼き@1380
「日本三大地鶏の一つでもある秋田県比内地鶏。
もも肉、むね肉、軟骨をミンチ状にし、秘伝の調理法で味付けしました。
刺身でも食せる程 新鮮な生つくね。 最初はそのまま生でお召し上がり頂き、
次に富士山の天然溶岩で軽めに焼くのが はし田屋流、薬味を添えてお召し上がり
ください。」 生で一口いただきました。ニンニクが程よく入っているようです。
肉に甘みがあります。あまり焼きすぎずいただいたほうがよいですね。
芋焼酎 やかん
焼酎は芋、米、麦、黒糖、泡盛もありました。グラスでは面倒なのでやかんで注文。
この「やかん」小さいですよ~。ロックの焼酎だと3~4杯くらいしか作れません。
やかんというイメージからラグビーに登場する魔法のやかんを思っていたら
大間違いでした。焼酎のやかんは1200円から~になります。
白肝串焼き@580×4
「白肝は、十羽に一羽あるかないかの希少な部位です。臭みが無く、フォアグラ状の
肝を炭火で塩焼きにしています。」 こってり濃厚ですわ。食べ応えあります。
名古屋コーチンの皮せんべい@450
カレー塩がかかっています。パリパリ。 酒の間にこうした食感の豊かな
おつまみが入るのは嬉しいな。
やさいさらだ@680
鶏屋に来て鶏ばっかーーというのもナンですが、少し鶏肉から離れてサラダを
と思い注文しました。おぉ、ここにも鶏そぼろが。 &タルタル状の玉子。
鶏そぼろも甘め味付。全体的に甘いのですがうまくまとまっています。
讃岐コーチンぶつもも石焼き@1380
「刺身でも食せる四国香川産の讃岐コーチンを塩にこだわり焼きあげました。
讃岐コーチンは、鶏と軍鶏を掛け合わせた香川県産の名産で、ジューシーで
ありながらしっかりとした食感を味わって頂ける絶品でございます。
溶岩焼きならではのパリッとした皮の焼き上がりと肉汁のほとばしる旨みを
お楽しみください。」 写真にはないのですがキャベツ付。
焼くときは油がはねないように左のようなかこいをします。
文字どおりジューシーでしっかりとした弾力、皮が香ばしく焼けて美味しい。
〆の食事は~~。「はし田屋」の看板メニューである親子丼を・・・
断念し、鍋を囲むことにしました。
鶏鍋には、「白丸」「塩」「味噌」がありました。隣の席の方が変わった鍋を
召し上がっていたので私達も習うことにしました。
鶏鍋 塩@1980(1人前)×2
「鶏がら、煮干、豚の油で作られたスープの塩鍋は、あっさり味でこくを極めた
自信作。まずは、赤と青の柚子胡椒で、次に卵白でといた山芋を鍋にお入れ頂き
雪見仕立ての味わいをお楽しみください。」
白菜、ネギ、ニラ、牛蒡、かぶ、豆腐、豚ばら肉。つくねはお店の方に
おまかせになります。上品な出汁にお肉からの出汁も加わります。
ひとしきりいただいたとこで、お店の方が卵白でといた山芋を鍋にまわし入れます。
ふっくらもちあがり一面が雪見仕立てで覆われます。
はんぺんのように、ふわふわとして、口どけはするりと溶けていきます。雪のようです。
斬新というか・・・インパクトがありますな。
最後は、紫蘇が練りこまれた手打ちの極太うどんを入れていただきます。
薬味は梅、三つ葉、鰹節。 うどんはもっちもちで歯ごたえ十分。
梅の塩気がアクセントにきいたおかげでさっぱりいただけました。
「はし田屋」は中目黒の中心、目黒川沿いの風情のある一軒屋。
桜の時期には予約が取りにくい事でも有名です。
客層は様々ですが、お洒落なカップルも目立ちます。
感想ですが、個人的に気に入ったのは、心残り串焼きと讃岐コーチンぶつ
もも石焼きでした。メニューは鶏料理一色とも言えるので飽きがきてしまいがち。
このぶんだとTVにも取り上げられたという評判の親子丼をいただく日は・・・
遠いかもしれません。
さて、お会計ですが、やかんのお替わりをどれくらいとったのかは不明。
また、はじめに乾杯で生ビールなども注文しており、合計で22060円。
一人あたり4500円ぐらいでしょうか。
ちなみにお店は、カードでのお支払いも可です。
はし田屋
〒153-0051 東京都目黒区上目黒1-15-8
TEL 03-6278-8248
営業時間/18:00~03:00(L.O.02:00)
定休日 年末年始