屋形船の歴史は古く、その原型は日本最古の歌集「万葉集」で詠われています。
平安時代は、貴族の遊びとして利用されていたようですが、江戸時代中期のころに
なると、「屋形」をつけた川舟で、大名や、裕福な町人たちは、船遊びに
興じたとのこと。 現在では川に浮かぶお座敷という位置づけでしょうか。
屋形船とは一般的には定員20名程度を収容できる座敷のある船のことを
言います。したがってこのかぐや姫は超大型。屋根にデッキを設けて外に出られる
ようにもなっています。 また、屋形船を営む業者を「船宿」と呼びます。
本日は3隻なので大忙し。
ハンザワ船長。スタッフ(7名ほど)のご紹介もありました。
ご挨拶と乾杯を終えるとようやく屋形船は、おかみさんのお見送りをうけて
船清の桟橋を出港します(o・ω・)ノ))
コースはお台場コース。
天王洲、京浜運河を経てお台場海浜公園へと向かいます。
ひとくちガイドによると・・・。
お台場の由来は、1853年ペリーが黒船で来航した折り、それに驚いた政府が、
大砲台兼防波堤にお台場を造り、現在は、第三と第六の二つのお台場が
残っており、第六お台場は、東京唯一の無人島になっており珍しい野鳥などの
観察もされています。
お台場にはアクアシティお台場、デックス東京ビーチ、フジテレビ本社家屋、
ホテル、大観覧車、ビーナスフォートなどが建設され、めまぐるしい発展を
とげています。 暖かくなると、海辺には、ファミリーなどの水遊びや、
ウインドサーフィンの、カラフルなセールで賑わう海浜公園として、人気があります。
お料理は続きます。
冷鉢
オリジナル変わり寄せ豆腐 お塩でどうぞ
先ほどの生湯葉も美味しかったのですが、豆腐もなかなかです。
お塩で少し、半分は醤油でもいただきました。塩ばかりだと甘くなっちゃうのです。
生野菜
彩りサラダ。 和風ドレッシングがかかっています。
スタッフの皆さんは、とても感じがよく皿をさげるときも、必ず一声かけてくださいます。
小さなことかもしれませんが、細やかな心使いには感心しました。
2時間半にわたる屋形船。お台場海浜公園で約1時間ほど停泊します。
お台場に到着したので、用意されているスリッパでデッキに出てみました。
お台場は屋形船銀座とも呼ばれるそうで、何隻も屋形船が出ています。
花火大会のときは、料金が2~3倍になるそうですが、その代わり時間も
長くなるそうです。 場所とりが激しいらしいですわ。
素晴らしい夜景にうっとり。夜風もこの時期心地良いです。
お台場に到着するとゆりかもめ達が集まってお出迎えしてくれました。
ギューイ、ギューイとも、猫の泣き声のようにも聞こえます。
とてもやさしい目をしています。
新橋と豊洲を結ぶ新交通システム「ゆりかもめ」は都民の鳥に指定された
このゆりかもめから名づけられたようです。
スタッフの方のお話によると、餌付けをして糞害にあったお客様もいるとのこと。
可愛いけど、注意しないといけませんなぁ。
再び、席に戻ると、揚げたて天麩羅の時間です。
たっぷりの大根おろしと天つゆ。
赤穂の塩、ゆかり塩、カレー塩も卓上に用意されてますから好みで使い分けれます。
海老、キス。
かぼちゃ、茄子、穴子、烏賊、モロッコいんげん。
はじめは、美味しくいただけていたのですが、次第に天麩羅がズシッズシッと
ボディーブローのようにこたえてきます。
ちょっと天麩羅は休憩です。。。(´~`)。゜○
食事
酢飯でした。う~ん、どうせなら白飯で手前勝手な天丼作れるようにしても
面白いのに。 ここらでさっぱりとという配慮かもしれませんね。
船清さんではありませんが、最近では、焼肉やもんじゃ焼きもできる屋形船も
登場しているそうです。秋は、屋形船でのはぜ釣りも人気みたいですよ。
さらに続きます~(o^-^o)