新宿御苑に向かう前に、「パリの定食屋 ラ・トック」でランチにしよう。
予約は土曜日の12時30分。
場所は新宿御苑駅徒歩3分、新宿花園通り沿いになりますが、曜日や時間帯の
せいでしょうか?通りは閑散としていて人通りもまばら。
立地悪いな~が、はじめの所感でした。
あまりにさりげなさすぎて、連れに声をかけられるまで、お店の前を通過している
ことさえ気がつきませんでした。
表の通りにはランチメニューと壁にはディナーメニューが出ています。
ビルの2階、古めかしさを感じる小さな扉を開くと、そこは、テーブル10卓、
総席数20ほどの小ぢんまりとした可愛らしい店内。
肩の凝らない、町のレストランといった感じに思えました。
先客は2組。 席の間隔は狭い。
私達は入り口に近いテーブル席に案内されました。
ランチメニューは、
Aランチ オードブル+メインディッシュ+パン@1050
Bランチ オードブル+メインディッシュ+デザート+パン@1600
スペシャルランチ オードブル+スープ+メインディッシュ+デザート+パン@2700
プリフィクス(prix fixe)制になっています。
ここで、プリフィクスとはなんぞや。
料金が決まっており、前菜、主菜、デザートなどについて、決められたいくつかの
料理の中から選択して組み立てるコーススタイルのこと。
今回は、Aランチよりオードブル、メインディッシュともに内容が充実し、
好みのお料理が入っていたので、Bランチ@1600を選びました。
まずは、生ビール@550×2 パンはバゲット。
バターは追加料金@50がかかります。
Bランチのオードブルメニューです。
田舎風お肉のパテ
表面には胡椒。パテ自体は癖が強くなく、とても軽くいただけます。
くるみが入っているので食感も楽しめます。
キッシュロレーヌ ハムとチーズのタルトパイ
チーズがたっぷりとろ~り、タルトはさくさく。パリというか、日本的で家庭的な
キッシュという印象です。
両方のオードブルに添えられているサラダのドレッシングには刻みオリーブ入り。
オリーブの酸味と塩気が、実にドレッシングにあい、風味を出しています。
ワインはデカンタワイン 赤(大)600ml@2000とデカンタワイン 赤(小)280ml@1000を
注文しました。
お一人さま1個までサービスでいただけます。
Bランチのメインディッシュです。
ハンバーグステーキ キャベツのプレゼ添え
プレゼとはフレンチ用語で蒸し煮。キャベツとベーコンの蒸し煮でした。
上にはポーチドエッグと言ってよいのでしょうか。中はとろ~りの玉子。
フレンチでハンバーグかぁ。。
やだ!やっぱり、個人的にハンバーグには、ご飯がほしくなります。
ハンバーグの味は、特に秀でるものはないかと思いましたが・・・。
このハンバーグは、スパイスがしっかりきいています。
不思議なことに冷えてくるとパテのような味わいで美味さが増してきました。
これぞ、フレンチの底力なのでしょうか~(゜m゜*)
鴨胸肉のロースト
バルサミコソース。このお値段のランチでしっかりとした鴨をいただけるとは
とてもお得感があります。ジューシーさというよりも鴨肉の旨みと力強さを感じせる味。
ワインが進んでしまいます。選んでよかったわ。
Bランチのデザートです。
プリンとキャラメルのアイスクリーム
プリンとキャラメルアイスは甘さと苦味のコンビネーションが織り成すデザート。
アーモンド風味のブラマンジェ
優しい白さのブラマンジェは、甘さも程よくしっとりとソフトな口どけです。
スイーツに酔いしれて、
このあとのコーヒーを写すのを忘れてしまいました。失態。
お店はシェフとホールの女性(奥様かもしれませんが)、お二人で切り盛り
なさっています。 女性の方は・・・・残念ながら無愛想ですね。
しかし、シェフは愛想が良い。
というか、手のあいたときにホールにお料理を運んでくださったのですが、Tシャツ姿。
一瞬、中華屋のオヤジさんが、どこかからやってきたのかと思いましたよ。
感想ですが、親しみやすいフレンチを提供してくれるお店。
さて、お会計ですが、2名で、上記お料理とお酒で7350円なり~。
デカンタワインのお値段がリーズナブルなので助かります~。
こちらはカード不可。現金会計でお願いしま~す。
パリの定食屋 ラ・トック
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-31-4 リプル葵ビル2F
TEL 03-3352-1787
営業時間/ ランチ 月~金 11:30~15:00(L.O.14:00)
土・祝 12:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー 月~土・祝 18:00~22:30(L.O.21:00)
定休日 日曜日