お一人ランチは、麻布十番のステーキ懐石「香門」(かもん)
なにやら雅な店構え。
階段を上がった1階がステーキ懐石 の香門で、地下1階が懐石料理の橘花樓。
「香門」は神戸牛ステーキの店として定評があります。
お店に入ろうとすると、ささっとお店の方が扉を開いてくれました。
遅めのランチだったせいか、暗めの店内は貸切状態。静寂な中にクラシックなBGM。
入って左手はカウンター席。他には横並びのテーブル席です。
このところ、肉に偏ってしまっている食生活。
ステーキ懐石のお店ということは重々承知。奥の厨房からも美味しそうなすき焼きの
割りしたの香りが漂ってくるのですが、お魚ランチが食べたいわ。
銀だらをお願いしたところ、炭火で焼くため少々時間がかかりますとのこと。
銀だらの西京焼き定食@1260
内容は、小鉢、香の物、御飯、赤出汁、デザート付き。
写真は、銀だらの西京焼き、香の物、御飯、赤出汁とサービスで出された自家製の
鰹節のふりかけになります。
銀だらの西京焼きのお皿を彩るのはバルサミコソース。
香の物の昆布の佃煮もしっとりと優しく自家製のものと思われます。
自家製鰹節のふりかけは、薄味でマイルド。
素材の旨みが生きていて、飽きを感じさせません。
小鉢は3種類。れんこんのきんぴら、三つ葉と油あげのお浸し、しらすおろし。
この一見造作ない小鉢らは、ヘルシーで品のよい味付けで供され、繊細で
美しい和の組み立てに一役かっているように思います。
銀だらの西京焼き、しっとりふっくら焼きあがっています。
これは、美味い。たまらん。 甘みのある艶やかな御飯との相性は抜群。
御飯お替りください、半膳でいいですっ。
デザート。バニラアイス(ナッツ入り)に自家製キャラメルソース。
上品な甘さに食後の余韻を楽しむことができました。
全体を通して品がよく、料亭をイメージさせるような味でまとめられており
大変美味しくいただくことができました。
接客もきめ細やかで、感じがよかったです。
さて、御飯ですが、お替り自由ではありません。
パクパクいただいた後に気がついたのですが、一膳は210円とメニューに記されて
おり、お替り半膳は105円です。
おそらく品質の良いお米、炊き加減も申し分なかった。
これだけのおかずに、このただものではない美味しい御飯。
お替りを我慢するのは酷だわ。
次回こちらにランチで再訪する場合には、御飯のお替り代も念頭にいれておこう。
お会計は1260円+105円で計1365円。
同店の夜のお値段からすれば、サービスランチは十分にお得感があります。
次回のランチは、黒毛和牛のすき焼き定食を食べてみよう(*^-^)
香門(かもん)
〒106-0045 東京都港区麻布十番3-3-13
TEL 03-5484-6333
営業時間/ 12:00~14:30 18:00~23:30
定休日 不定休