平成22年2月6日、新宿の東京厚生年金会館での「特選落語名人会」に
行ってまいりました。
東京厚生年金会館(通称ウェルシティ東京)は昭和36年4月の開業ですが
平成22年3月31日をもって閉館することになったそうです。
残念ですが、こちらに来れるのはこれが最後ですね。
十二時半開場、十三時開演。
今回のお席は、2階席ですが1番前の中央。いいね、小朝師匠ばっちり見れるわ。
開場のときにいただいたパンプレットから抜粋して記録します。
前半は
落語 林家ひろ木 1979年 広島県出身。2002年 林家木久扇(初代木久蔵)に入門。
2005年 二ツ目昇進。
漫才 ロケット団 2002年 第一回漫才協団新人大賞。2006年 花形演芸大賞銀賞。
落語 春風亭小朝 1955年 3月6日東京駒込に生まれる。
1977年 春風亭 柳朝に入門。
1976年 二ツ目昇進。
1980年 25才の時に、36人抜きで真打昇進。
1997年 落語界初の日本武道館での独演会を開催。
2003年 新宿コマ劇場で落語家初の座長公演を行う。
また、落語界の活性化と落語の普及のために、
東西落語界の壁を越えた「六人の会」
(春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、林家正蔵、立川志の輔
春風亭昇太、柳家花緑)を結成。
現在の落語ブームの火付け役として一翼をになっている
出囃子:三下がりさわぎ 紋:光琳蔦
仲入り(休憩)
後半
太神楽 翁家勝丸 1975年 長野県上田市出身。1995年 扇家勝之助に師事、
入門。 1997年 師、勝之助と共に寄席の高座に上がる。
落語 春風亭昇太 1959年 12月9日静岡県清水市(現 静岡市清水区)
に生まれる。
1982年 春風亭 柳昇に入門。前座名 昇八(しょうはち)
1986年 二ツ目昇進。昇太となる。
1992年 真打昇進。
2006年 『笑点』の大喜利メンバーに就任。
出囃子:デイビー・クロケット 紋:クラゲ(「笑点」では『五瓜に唐花』)
落語 三遊亭楽太郎 1950年 2月8日東京両国に生まれる。
1970年 青山学院大学在籍中に三遊亭圓楽に見出され入門。
1976年 二ツ目昇進。
1977年 若干27歳にして「笑点」の大喜利のレギュラー
メンバーに抜擢される。
1981年 3月 真打昇進。
2010年3月に六代目三遊亭圓楽の名跡を襲名し、全国各地で
襲名披露公演が予定されている。
女子大生が選ぶ「イケメンらくご家グランプリ」50代以上の部で
1位を受賞した。
出囃子:元禄花見踊 紋:三ツ組橘
さて、本日の演目。
林家ひろ木さんの「読書の時間 すがる三味線」と
春風亭小朝さんの「牡丹灯籠 お札はがし」 は前回と同じでございました。
2回目だからまたじっくり聞けたということもあって、なかなか良かったです。
やはり、春風亭小朝さんは素晴らしい。 人物描写も心理描写も巧みだわ。
笑点でお馴染みの春風亭昇太さん、はじめて知ったのですが、意外に、
ご年齢はいってらっしゃるんですね。とてもチャーミングでしたよ。
三遊亭楽太郎さんは、こつこつと落語を積み重ねていらっしゃったという感じで
笑点とは、また違う味がでていましたし、努力家としての一面もみられました。
お聞きしていて安定感がありますね。
枕話も良かった。お酒の描写がいいねぇ。たまらず日本酒が飲みたくなりました。
話が前後しますが、落語の前の昼食は・・・
厚生年金会館並びの「FRESHNESS BURGER」で看板メニューとも言える
フレッシュネスバーガー@320と生ビールT@360をいただいております。
今日はお休みだからビールよ。
訪れておいて何ですが、個人的にはあまりピンとはこない。
一番気になるのは、黄色く色味のついたバンズ。やや甘めでくしゅっと力不足に
感じてしまい、でかいスライストマトとのバランスが取れていないような・・・
物足りなさが残る。といいつつ完食してますがね。
落語が終わった頃には、すっかり小腹が空いてきました。
ディナーの予約時間には、まだ早いのですが、三遊亭楽太郎さんの枕話で
やたら喉が乾いてきたぞ。 ちょっと軽く一杯ひっかけようかな(◎´∀`)ノ