初日の観光は大原からになります。
バスの駐車場に到着したのは15時頃。このエリアで90分の自由時間をいただきました。
ツアーには三千院の拝観料がセットされているため、さっそく拝観させていただきましょう。
三千院は2009年秋以来の拝観になります。
ツアーの添乗員さんのしおりによると三千院は
伝教大使が比叡山に開いた小堂を始まりとする門跡寺院。
あの奇跡のように美しい庭園の初夏の姿を観て見たい。
はやる気持ちが抑えられず足早に外に出てしまいました。
いらっしゃいました!杉木立の中に凛と佇まれるお姿。ため息がでるほどお綺麗です。
往生極楽院(おうじょうごくらくいん)の阿弥陀三尊像(国宝)。
秋に訪れたときは、拝観に訪れた方々でいっぱいでしたが初夏のこの時期は
落ち着きを取り戻しているようです。
苔むした庭に遊ぶお地蔵さまたち。
再び合掌(-∧-)
ほっこりします。 またお会いできて嬉しいわ。
三千院のお地蔵さまは大好きです。
どのお地蔵さまも柔らかい笑みをたたえいるように思えてなりません。
もう少しお地蔵さまを眺めていたいのですが
今回の三千院拝観の目的の第一は阿弥陀三尊像やお地蔵さまではないのです。
あじさい苑。
2011年6月12日~7月10日迄あじさい祭りが開催中。境内には約三千株以上の
紫陽花が咲いているとのことで、ツアーではあじさいの鑑賞が予定に含まれていました。
添乗員さんからうかがったのですが、お寺などに青い紫陽花が多いのには理由がある
とのこと。土壌がアルカリ性であるか、酸性であるか、骨にふくまれるリンと関係する
ようです。 つまり青いと下に埋まっている??この話本当なのでしょうか。詳しくは不明。
添乗員さんも小声でお話なさっていました。
私は青い紫陽花が清涼感があって最も好きなのだけど。
沙羅の樹。
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を
あらはす 驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し 猛き人もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ。」
白い沙羅の花は一日花とも呼ばれ、花びらを散らすことなく落ちるそうです。