みにの夢色探索

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京都旅行2011夏 №8 法金剛院

2011-07-14 | 旅行・京都

法金剛院(ほうこんごういん)は京都市右京区花園にある律宗の寺院。

山号は五位山。ご本尊は阿弥陀如来坐像(重要文化財)。

建立は1130年(大治5)、開基(創立者)は待賢門院とされています。

関西花の寺 第13番霊場で、通称「蓮の寺」。

世界中から集められた蓮の花が咲くことで有名です。

この他に

・待賢門院桜(枝垂桜)・・・見頃は4月上旬~中旬
・花菖蒲、菩提樹、沙羅(さら)・・・見頃は6月上旬~中旬 
・紫陽花(あじさい)・・・見頃は6月中旬~7月上旬
・蓮(ハス)・・・見頃は7月上旬~8月上旬 
・紅葉・・・見頃は11月中旬~下旬             

花がご縁のお寺だけあって各季節ごとに花を楽しめます。

中門。

法金剛院の庭園は極楽浄土として造成させた池泉回遊式浄土庭園(特別名勝)。

拝観料は四百円。ツアーにはこの拝観料も含まれています。

なお、ツアーの場合ご朱印はまとめて受け付けるとのことでした。

礼堂。この奥は仏殿。(写真撮影禁止)

周りには鉢植えの蓮が多数置かれています。

境内中央に位置する池の水面には一面に蓮が生育。

この苑池の蓮の開花はまだまだでしたが、鉢植えの蓮の花を鑑賞することが

できました。

この蓮は真如蓮。

ハスは仏教との関わりが深い。泥の中から咲くものの、泥に染まらない美しさと

りりしさが、仏様の御心にたとえられ、極楽浄土に咲く花といわれる。

                           -関西花の寺二十五ヵ所より-

理趣経 百字偈の一節にこのような言葉があります。

「如蓮體本染 不爲垢所染」 (じょうれんていほんぜん ふいこうそうせん)

蓮は泥に咲きいでて、花は垢に染されず。 

と読み下します。                     

泥水から生じようとも清浄な美しい花を咲かせる蓮。

苑池にさまざまな蓮の花が咲き誇る夏には、庭園に極楽浄土を見ることが

できるでしょう。 これは一見の価値がありそう。

池の周りの遊歩道の紫陽花は満開。

淡い青色ですね。すると土壌はやや酸性?!

花の寺として名が知られるだけはあり。紫陽花にも活力があります。

後ろにはまだ青い紅葉、次の季節を待っているかのようです。

蓮の花のピーク、観蓮会の期間には早朝から開門され多くの観蓮客が訪れ

蓮の花を楽しまれます。

表門。

法金剛院はJR嵯峨野線「花園」駅から徒歩3分とのこと。

電車でも向かえる利便性の良い素敵な「蓮の寺」でした。

コメント
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