次の観光地は嵐山嵯峨野。
ツアー一行はここで自由散策の時間になります。(120分)
渡月橋。
添乗員さんのしおりによると、渡月橋は大堰川にかかる全長155mの巨大な橋。
嵐山のしっとりした景観をひきたてるべく橋は木造で、現在の橋は昭和9年に改修。
橋の上流と下流の200mほどを大堰川、それより上流を保津川、下流を桂川と呼び
この橋はちょうど川の名の境界に位置しています。
「月が橋を渡るように見えた」ことから亀山上皇により命名された渡月橋は
嵐山のシンボル。
この渡月橋はハイシーズンになると混雑必至。
しかしこの時期はこんなに空いていていいのかと思うぐらい楽に渡れました。
渡月橋から天龍寺の前を通り、清涼寺へ至る嵐山のメインストリート、
長辻通(ながつじどおり)。
通りにはお土産物屋さんやお食事がとれるお店が立ち並び常に観光客で
溢れているはずなのですが、ご覧のように空いています。
まあ、歩きやすくて今の私達にとってはありがたいのですがね。
自由散策はお気に入りの「竹林の道」
蒸し暑さを逃れるように爽やかな緑の散歩道に入りました。
見上げると道の両脇からまっすぐに伸びた竹が自然のトンネルを作ってくれています。
とっても清々しいのだ。
野宮神社。
以前も訪れましたが、
野宮神社は源氏物語の「賢木(さかき)の巻」にも描かれ、縁結びや子宝安産の
神様としても有名。 祭神は野宮大神(天照皇大神)。
黒木鳥居はクヌギの皮を剥がずに使用する日本最古の鳥居の形式だそうです。
ここは縁結びということで人気があるのか、観光客が集まっていました。
境内の右手奥
野宮じゅうたん苔。
ふかふかした苔も変わりません(*^-^)
嵯峨野の竹林は日本三大美竹林の一つ。
古都保存法によって現在は6ヘクタールが保存され、竹林が風にそよぐ音は
環境省選定の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれているとのことです。