新幹線は豊橋駅に10時11分到着。その後、一行はツアー会社の手配したバスで
初日1番目の目的地、東海屈指の紅葉の名所「香嵐渓」を目指しました。
かねてから観てみたいと思っていた香嵐渓の紅葉。とても楽しみであります。
香嵐渓の紅葉の見ごろは11月中旬~12月初旬。
※年によって見ごろが前後する場合があります。
ここでの観光時間は、およそ120分の自由散策。
香嵐渓のシンボル、巴川に架かる待月橋(たいげつきょう)を渡り、香嵐渓広場、
香積寺(こうじゃくじ)に向かおうとしていますが、一帯はたいへんな混雑。
紅葉のシーズンの京都、大原「三千院」に向かうゆるやかな坂道も人出がすごいと
思っていましたが、ここは輪を掛けてすごいのだ。
特に、この待月橋を渡る手前あたりは、通勤時の満員電車並みに、みっしみしです。
※ 現在の待月橋は平成19年(2007年)に架け替えられたものだそうです。
あー、しんどっ。橋を渡り、紅葉の写真を撮ろうにも人・ひと・ヒト。
毎年11月になると、香積寺のある香嵐渓はもみじまつりが行われているとのこと。
写真は省略しますが、香嵐渓広場では様々なイベントが催され、その先の足助屋敷前
には、五平餅や刀削麺などの屋台が軒を連ねていました。
香嵐渓の賑わいは、紅葉狩りに訪れる地方からの観光客の数だけではありません。
もともと地元の方々に深く親しまれている場所のようで、ワンコのお散歩をしている方、
カップル、ベビーカーの家族連れも多くみられ、この混雑の理由も納得できました。
私達は足助屋敷前の屋台はパスして、香積寺へ。
紅葉の写真を収めようと、三脚をお持ちになっている方もいらっしゃいます。
石段を上り・・・
香積寺は1427年に創建された曹洞宗の古刹。山号は飯盛山(はんせいざん)
「香嵐渓のもみじは、江戸の初期に香積寺十一世三栄和尚が楓や杉を植えたのが
はじまりとされています。 その後、大正・昭和のはじめに地元住民の手によって
植えられ、現在では、約4000本のもみじがあると言われています。」
-みどころマップより-
香嵐渓の中心にあたる香積寺。
参道の両側には杉木立と楓が生い茂っていましたが、正直あまりの混雑に意気消沈。
あらー、ここも行列。私達は遠くから参拝。むにゅむにゅ。。
奥には豊栄稲荷への参道。
と同時に、ここは飯盛山登山口。
境内には、江戸時代後期の様式の僧堂(座禅堂)もありました。