次の目的地は、愛知県豊田市小原地区。「四季桜」を観賞します。
ここでの散策時間はおよそ30分。
川見四季桜の里に到着したのが、16時30分頃でしたので、陽の光は弱くなっていましが、
小原の山里を彩る、桜と紅葉のコントラストを観ることができました。
可憐な小さな桜の花びら。地区内の四季桜の本数は、現在約8500本とのこと。
日差しのある昼間に到着していれば、また景観は格別だったことでしょう。
桜まつりの会場に隣接するのは「瑠璃光山 薬師寺」 真言宗高野山派の古刹。
本堂へは、厄落としの階段を上って向かいます。
8段、33段、42段。 これが、けっこうキツイ。
限られた散策時間の中で往復できるのか心配ではありましたが、途中で引き返す
わけにはいかないのだ。
本堂に安置されている寄木造りの薬師如来像は室町時代後期に作られたもので、
市指定の文化財とのこと。
本堂。
四季桜は春と秋の2度花を咲かせます。
時期はずれに咲く桜は、不断桜、冬桜、寒桜などの名前で呼ばれ、小原村では
「四季桜」と呼び村の木に制定。
この「四季桜」の一番の見頃は、11月上旬~11月下旬頃。
秋に満開を迎え、春は控えめに花を咲かせるとのことです。