横浜中華街、香港路の広東料理 「安記」(アンキ) 久しぶりの再訪。
安記と言えば、モツ皿と中華粥がお約束どころ。今宵の〆は中華粥で。
粥は13種類。
懐かしい店内は、やはり昔と変わらず。
2階席もありますが本日も1階窓際のテーブル席を利用。
TVがつけられ、プロ野球中継を見ながらと肩の凝らない食堂という雰囲気です。
卓上には、醤油、酢、胡椒、爪楊枝などが置かれ、びんビール(キリン)のあとに
おしぼりが直置きされ、ザーサイも出されました。
紹興酒(ボトル)5年@2,400
私達は蘭亭をいただいてしまっていますが・・・。
当店は、紅琥珀がお手頃な価格でいただけるのです。
そのため紅琥珀目当てにいらっしゃるお客さまもいらっしゃるとか。
-お店の方のお話より-
肚皿(モツ皿)@700
上手に処理されたハチノスは、ネギ、醤油、ニンニク、ごま油などで味が整えられ
皿には、からしも添えられています。
からしをちょこっとつけていただく街場感が良いのだ。
焼売(シューマイ)5コ入り@500
シューマイも当店のおすすめ料理とのこと。
肉餡はそれほど硬くはありませんが、皮あたりに少し臭いがあるのが気になったところ。
1個100円ということになりますから、それなりに小さく、冷凍物になるのかしら。
からし醤油をいただけますので、お好みで。
巻揚@1,900
カットレモンと山椒塩。
他店との比較は申し訳ありませんが、「一楽」さんと比べると
ビジュアル的に、いまひとつにも思えます。
油の温度に難があったのかはわかりませんが、細く切ったタケノコ、干しシイタケ、
ネギやエビなどに火が入りすぎて少しパサパサ気味。
具材のジューシー感が損なわれているように思えます。
皮蛋(ピータン)(小)@400
そろそろお粥の準備も兼ねて。
おつまみで少しいただき、意識的に残したピータンを粥に投入しようという算段です。
ピータンは、独特のアンモニア臭あり。
中央には、定番の甘酢漬けのガリ。
相性を考えてのことのようですが、ピータンツウではない私にはあまりピンとこない。
鶏片粥(とりにくおかゆ)@700
具材が沈んでます。 表面には、ぶつ切りの油條と刻みネギ。
別皿には、お粥用のネギと醤油。
鶏肉もしっかり入っています。
粥は以前と同じ、米粒一つ一つが割れ花が咲いたような状態。
舌触りも滑らかで、一口ごとに胃袋にしみわたる奥深い味わい。
そして、残ったとザーサイを入れ「香港ロジ」さんでいただいたザーサイ鶏肉粥を
イメージし、勝手に創作。さらにピータンも投入してリッチに完食。
中華粥の味には安定感があるよう。
お店の方のお話によると、当店の清蒸は完全予約制。
生魚にこだわり時価で1匹500gで8,000円~ぐらいからとのこと。
清蒸目当の常連さんもいらっしゃるという。
昭和7年創業、横浜中華街の中でも長い歴史を誇る当店、閉店は早く20時です。
お会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)
横浜中華街満足度数は、★★★☆ 消極的に好きで。
安記(アンキ)
神奈川県横浜市中区山下町147
TEL 045-641-3150
営業時間/ 平日 9:30~20:00 土曜 9:30~20:00 日・祝 9:30~20:00
定休日/ 水曜日