CHINESE RESTAURANT「中國飯店」六本木本店。
最寄駅は六本木。 場所は、六本木通り、六本木六丁目交差点近く。
六本木本店は中国飯店グループの草分け的存在で、
上海、北京、広東、四川など中国各地から一級料理人を招聘されているのだそう。
より高いクオリティを目指し、常にアンテナを張りめぐらせているのだ。
店内に足を踏みいれると老舗店らしくクラシカルな雰囲気。
入店時、喫煙席・禁煙席の希望を聞かれる。
実は1軒、他店をあたり、満席のため袖にされた後なのでどちらでも良い。
ともかく腹が減っているのだ。
当店には2階席もありますが、ご案内を受けたのは、1階禁煙席。
1階席は入り口近くまで客席を設けているため、席によっては落ち着かない。
私の利用も同様。隣との席の間隔も狭く、話もまる聞こえのテーブル席だ。
テーブル・セッティングは、ロゴ入り箸袋に入った箸(縦置き)、小皿、レンゲ。
テーブル席を分けたらしく、私の卓上には調味料はありませんでしたが
通常では、醤油、酢、爪楊枝が置かれているよう。
テーブルクロスは2枚重ねで、上はシックなブラウンの厚手ビニールタイプ。
着席後には、ふかふかのタオル地のおしぼり(トレー置き)と
冷たい中国茶の提供を受ける。
サービスランチのお値段は姉妹店「中国飯店 小天地」さんと比べ、お姉さん価格。
サービスランチA・B ともにランチスープ、ザーサイ、小付け、白飯、デザート付き。
サービスランチCのみ、ザーサイに替わり小付け2種類で点心が付くとのこと。
点心も試してみたいので、サービスランチC@1,800 でお願いすることにしました。
ランチスープは生海苔、豆腐、挽肉の中華風かき玉スープ。
一口二口あたりは、無難に美味しいのですが、しみじみ味わうと生海苔の風味に
隠れつつ粉臭さが残っている。
小付け2種類と点心は、細長い仕切り皿に一緒盛り。
サーブ時に説明をいただけませんでしたが、左から焼売、キュウリの冷菜、チャーシュー。
チャーシューは八角の香る甘めの味わいで、
焼売は、海老、干しシイタケ、肉は超粗挽きでがっしりと肉々しく食感を楽しめるタイプ。
白飯は、おひつでの提供。この日がたまたまなのかはわかりませんが
おひつ内で休眠しすぎて冷や飯状態。
米質もつきぬけて良いわけではありませんから、冷えても美味し、というには厳しい。
XO双鮮(ニ種海鮮の自家製XO醤炒め)@1,800
海鮮は、エビとイカの二種。野菜は黄ニラ、アスパラ、パプリカ(赤)。
期待していたほどXO醤にリッチさはなく、メニューには“辛”マークがありましたが、
辛くはありません。パンチがなく、よく言えば上品で大人しくまとまっています。
酒のつまみには良いかもしれませんが、冷や飯のお供には力不足。
デザートはタピオカココナッツミルク。
味には特筆なしですが拝見していると、デザートはサービスランチA・Bとは
内容が異なっている様子。
全体を通して、お決まりの「あ・中国飯店ですね!」という味。
大きく外すことはないのでしょうが、残念ながら感動には至りません。
カジュアルなランチでの過大な期待は禁物。
当店の真価はディナータイムで体感したいところです。
今回のランチ満足度数、★★★ (3.4)日常的なら大満足で。
中国飯店 六本木店
東京都港区西麻布1-1-5 オリエンタルビル 1F・2F
TEL 03-3478-3828
営業時間/ 月~土 11:30~14:00 17:00~翌4:00(L.O.翌3:30)
日・祝 11:30~14:00 17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 無 休