中国湖南料理「華湘」(カショウ)
中国湖南省の郷土料理である湖南料理(湘菜)は中国八大料理の一つ。
四川料理は山椒や唐辛子を効かせた「麻辣」の辛味ですが、湖南料理は
「酸辣」と呼ばれる酸味と辛みを強調した(酸っぱ辛い)味付けが特徴。
当店への最寄駅は池袋。 池袋東武百貨店、東武スパイス15階。
気負うことなく利用できそうなシンプルな店内。
テーブル・セッティングは、ペーパーーナプキン、カトラリーレスト、レンゲ、
お店のロゴ入り箸袋に入った割り箸(縦置き)。テーブルクロスは2枚重ね。
卓上には、醋、醤油、からし。
着席後にメニューとタオル地のおしぼり(トレー置き)の提供を受けます。
ほか、藤のバスケットの中には中国茶の入った急須と茶杯がセット。
これ、いいなあ。このままバスケットを提げてお出かけしたくなるよ。
最初の1杯は、スタッフの方の手により茶杯に注がれ、その後はセルフ。
さて、酸っぱ辛さの体感も良いのですが、百貨店内のレストランのランチタイム。
お買い物帰りのご家族連れも利用されることもあり、辛さを前面にだしていない
お料理も用意されています。
今回はカジュアルなランチメニューの中からフカヒレセット@1,980を注文。
フカヒレセットの内容構成は、
前菜三種盛り合わせ+フカヒレつゆそばorフカヒレあんかけご飯+本日のデザート
というもの。
これは、ブログ友達でもあるヒーリングタイムさんが召し上がられているのを
拝読し、私も食べてみたいと思ったセットなのです。つまり追っかけランチ( ̄▽ ̄)?
前菜三種盛り合わせ
サーモンとオレンジジュレ、サツマイモ・ズッキーニのスパイス揚げ、タンのピリ辛煮。
いずれもそつのない味です。
フカヒレセット@1,980
フカヒレあんかけご飯をチョイス。
キャベツ、ブナピー、ヤングコーンなどの具材入り溶き玉子スープは薄い塩味。
脇の小皿には青ザーサイ、塩加減が良い。
ご飯は、レタスを敷いた上にパラパラの玉子炒飯。
フカヒレあんは別容器に入った状態でのプレゼンです。
もちろん、玉子炒飯にかけました。
フカヒレあんは、ほぐした金糸(散翅)、干しシイタケ、エノキ、カニ、白キクラゲなど。
緩い醤油あんはマイルドな味付けで玉子炒飯との馴染み具合も良好。
もう少し量が少ないかと思いきや、ボリューム感もあります。
念願かなって美味しく完食 (o^-^o)v
本日のデザート
アートしてます。2種のソースはイチゴとメロンとのこと。
ショコラブラウニーにつけてお召し上がりください。とのアドバイスあり。
杏仁豆腐はぷちっとスプーンが入る感じ、ぷるるんタイプ。
上にはカットされたスイカ、マンゴーのジュレ。
開店と同時にお客様が次々に入られ、私が会計をすませた12時頃には
待ちの列ができていました。このような盛況ぶりは同じ15階に入っている
レストランでは当店だけだ。人気と味の確かさがうかがえます。
このような忙しい状況の中ですから接客がパーフェクトとは言いがたいのですが
できる限りの対応はしていただけたと思っています。
中国では俗に「四川人不怕辣、湖南人怕不辣。
(四川人は辛いのを恐れず、湖南人は辛くないことを恐れる。)」と言われるそうです。
次回はディナーで湖南料理をいただいてみたい。
今回のランチ満足度数は、★★★☆(3.6) 消極的に大好きで。
華湘 (カショウ)
東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店池袋店 15F
TEL 03-5951-0301
営業時間/月~土11:00~23:00(LO21:30) 日・祝11:00~22:00(LO20:30)
ランチ 11:00~15:00
定休日/ スパイス定休日に準ずる