粥・支那麺「徒歩徒歩亭」(トボトボテイ) 再訪。
某日は仕事関係者との飲みに利用。
中華にはあまり興味のない同行者だが、ラーメンは大好き。
そのため、「支那そば屋 こうや」さんの系列である当店を提案し、席のみの予約で訪れた。
入店時は8割ほどの客入りで、案内は厨房に近い4人掛けテーブル席。
酒は、ビール(大瓶)@700、紹興酒(中瓶)@2,100、(小瓶)@650を注文した。
注文した料理に先立ち登場するのが、お通し。
タマネギ、白髪ネギをトッピングした塩チャーシュー。塩ダレがかかって、生ハム的な美味しさ。
豚もつ蒸し 盛り合わせ@1,200
豚舌たん、豚心はつ、豚胃がつ、豚耳みみのセット。
サーブ時に個々についての説明なかったが、見たところ、右から順に上記の並びだろう。
白髪ネギと香菜を添え、辛味みそ付き。ぴりっと旨辛味で、当店の豆板醤だ。
もつには、予めタレがかかっており、くさみについては、がつが一番不安だったが、
どれも丁寧に下処理されているので、心配無用。
各々の食感も豊かで、チャーミングな味わいだが、私としてはしっとりと柔らかく、
コンビーフのような舌触りの豚舌が気に入ってしまった。
もつは苦手とされる方も、おそらく抵抗なくいただけるものだと思う。豆板醤がマッチした。
しじみの辛子みそ炒め@1,200
酒飲みの強い味方、しじみは、もちろん、注文。
刻みニンニクとともに、ピリ辛味に仕上げた炒めもので、
しじみは小ぶりだが、エキスの入ったタレを逃さずいただこう。
豆苗とトマトの炒め@1,200
ソースには、輪切りのネギ、干しエビ、豚バラ肉スライスが入り、全体としてボリュームがある。
トマトの甘みとほのかな酸味が効き、後のせのシャキシャキ豆苗炒めが
いい塩梅に食感を作り上げ、ひとたび箸をつければ、ほっと安心できる、くつろぎの味わい。
皿わんたん 3個@300
ワンタン皮が肉餡にぴったりフィット。こちらも、白髪ネギ、香菜を添え豆板醤が同席。
〆の麵のチョイスから雲呑を外す作戦で、注文したが、ジューシーな肉餡で充実感もあった。
水餃子 3個@350
白濁系のスープには香菜も浮かぶ。シェアできるように、小碗をもらえた。
むっちり皮を噛むと、野菜入りの餡がお目見え。
スープの味がしっかりしているのでこのままでいただく。なかなか、美味い。
支那そば(しなそば)@850
ド醤油味/塩味を選べるので、塩味で麺少な目にリクエストし、醤蛋(味付玉子)@100もつけた。
スープに、ざざっと広がる万能ネギに心ときめくのであった。
麺はストレート。ほかに具材は、チャーシュー、メンマ、海苔。
特に黄身がしっとりした味玉、次いでチャーシューが美味しかったなあ。
しかし、この塩味コクがあるのは嬉しいが、私にはしょっぱい。
同行者がド醤油味をリクエストしていたので、味見をさせてもらったところ、そちらは
濃厚なところに醤油が効き、ヘビーなテイスト。味が濃く、さすが“ド”がつくだけのことはある。
結果的に、私には塩味が正解だったようだが、スープを飲むことはできなかった。
お会計は、酒代を加算し1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)
〆には、麺をいただけ、カジュアルな和的中華飲みには丁度良し。
また、訪問日には、ご近所の常連さんと思しき女性がお子さんを連れて来店。
スタッフさんも温かく応対する。
地域の人々にとっても、身近で親しみやすく、愛されている店なのだと痛感した。
徒歩徒歩亭(トボトボテイ)
東京都新宿区三栄町9-26 鈴木ビル 1F
TEL 03-5269-7717
営業時間/ 11:30~14:30 17:30~22:00(L.O)
定休日 日曜・祝日 -店舗情報「食べログ」より-
※中国料理満足度数は、3.7~5.0