みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

桃源邨 (トウゲントン) 横浜中華街

2014-12-25 | 中国料理(上海料理)寧波

横浜中華街、上海料理「桃源邨」 (トウゲントン)

場所は、中華街大通りの中国粥店「謝甜記」さん脇を入った並び。

上海蟹のシーズンに連れ(寝太郎さん)と訪問。

入店すると正面には厨房。小ぢんまりとした店内はテーブル席のみで3卓。

冬の時期だ。、扉が開いたときに、冷たい外気が入り込む。

先客がいなかったこともあり、直撃を受けない奥の卓を選ぶことが出来た。

卓上には、醤油、酢、辣油、ブラックペーパー、チューブからし、爪楊枝、

割り箸(箸立てにまとめて)が準備。着座後にメニュー、おしぼりをもらう。

 

お目当ては勿論、上海蟹。

蒸し蟹は、雄、雌を選べ、それぞれにサイズあり。

この日提供できるサイズを店の人が、口頭で教えてくれる。

雄(オス)のサイズは、中、大、超。雌(メス)は、中、大、特の用意があるとのこと。

酔っ払い蟹については、選択なし。

酔蟹(よっぱらい上海かに)@4,100

スライスキュウリとガリ(生姜の甘酢漬け)を添えて。

蟹用の道具一式は、取り皿、ハサミ、カニスプーン(フォーク)。

フィンガーボウルはなし。

当店は、酔蟹、蒸し蟹ともにセルフ。

自分で、ハサミを使い解体し、カニスプーンを駆使していただく。

漬けだれは、甘すぎず、紹興酒の味加減良し。

昨年お邪魔した「翠鳳本店」さんが山椒の実を効かせた漬けだれであるのに対し、

当店は酒が主体。味に余分なものを感じさせず、香り良く、しっかりつかっている。

ちゅぱちゅぱ吸い付くと、舌に絡まるようなねっとりと濃厚な旨味が

甘美な余韻を残す。美味い。

(寝太郎) あ、中国ワインがあるよ。ちょっと1杯試してみようか!

「蟹だったら絶対こっちですよ。紹興酒。」

道を踏み外しそうな寝太郎さんに、店のお姉さんが、適切なアドバイスをくれた。

そりゃ、そうだ。お姉さん、よく言ってくれた!!

(寝太郎) そうですよね~!僕もそうじゃ、ないかと思っていたんだ。

――変わり身の早い、お調子者の寝太郎さんである。

甕だし老酒(紹興 加飯酒)グラスは、3.6.8年から、

3年もの(@360)と6年もの(@480)をチョイス。

 

ふかし上海かには、雄の中サイズを選び注文した。

「お客様、雄の中はこちらになります。いいですか?」

これから蒸す蟹をお披露目に来てくれた。

やはり、想像より一回り小さい感じだけれど、GOサイン。中で異存なし。

清蒸大閘蟹(ふかし上海かに)(雄)中サイズ@2,260

(ノブロー) こいも自分で解体するだよ。自力作業は楽しいで。

なんつうても、主導権握れるでな。ねちねち、蟹の身ほじってられるだ

甲羅をオープン!ワクワクドキドキのご対面。詰まっているかしら。

裏返してみました。雄の三角形のふんどしは外されています。

胴体を左右、真っ二つにバキッと割りましょう。

上海蟹型の容器に入った蟹のたれは黒酢。

会話も忘れ、作業にのめり込み、みそと白子のねっちりとした甘みと旨味を味わい、

紹興酒を片手に身の繊細な甘みを堪能し尽くす。美味しかったあ!

立地的には問題はないはずだけれど、周囲から比べ控え目な存在の当店。

3卓という客席のレイアウトが、客側にとってはネックかな。

様子をうかがっていると、電話で空きを確認してから来られるお客様もいる。それが正解だ。

 

小体だが、利用してみると思いのほか、居心地も良く、

シーズンの入荷にもよるだろうが、清蒸大閘蟹のサイズが豊富であることも嬉しい。

会計は、瓶ビールのほか、グラス紹興酒数杯で

Hand01会計は1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)

当店は中華粥や豆腐漿にも定評があり、自家製の油篠を買い求めにくるお客様もいるほどだ。

ランチにも利用してみたいと、望んでいる1軒です。

 

桃源邨 (トウゲントン)

神奈川県横浜市中区山下町165

TEL    045-651-0927

営業時間/ 13:00~21:00(L.O.20:30)土・日・祝 12:30~21:00(L.O.20:30)

定休日/  月曜日          -店舗情報「食べログ」より-

※横浜中華街満足度数は、3.8~5.0

桃源邨上海料理 / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする