中国料理「四季海岸」(シキカイガン)
場所は、池袋駅西口。「聚福楼」 さんの斜め前あたりのビルの4階。
飯友さんの話だと、当店なかなかの人気店らしく予約した方が賢明とのこと。
アドバイスに従い、予め席を予約し現地集合した。
エレベーターを降りると正面にはレジ。
その向こうに水槽があり、広さのある店内は食べログによると総席数112席。
訪問日もその大半を中国人客が占めワイワイガヤガヤと賑やかだ。
指示を受けたのは中央ダイニング中ほどの4人掛けテーブル席。
テーブル・セッティングは、取り皿、箸(横置き)。
卓上には、醤油、辣油、酢、塩、爪楊枝、紙ナプキン、呼び出しベル、灰皿、メニューが
準備され、着座後にはタオル地のおしぼりが直置きで提供。
酒は、ザ・プレミアム・モルツ(中ジョッキ)@480×2からスタートして孔府家酒@1,980へ進行。
ビールの味は疑問だが、白酒は目前で自己開封できるので安心だ。
羊肉串(ラム肉串焼き)@90×6
クミン、唐辛子、スパイスががっちり効いたラム肉の串焼き。味のクオリティはお値段以上のもの。
見ると、どの卓にも登場しているのでマストアイテム的なポジショニングかな。
黄金蟹(蛋黄焗飛蟹)@1,380
ザクザクとカットして揚げたワタリガニの表面を、卵黄の粉(蛋黄粉)で手早くコーティング。
カリカリと香ばしく揚がったワタリガニを殻ごと口に放り込み、しっかり歯を入れると
蟹の身の甘さと、ちょっとざらつき感があるけれど粉の甘みも広がり、なかなかのコンビ力を発揮。
酒の良き友であります。熱々のうちにいただきましょう。
三鮮烧冬瓜(トウガン海鮮炒め)@980
三鮮はイカ、エビ、ホタテ。
ピーマン(赤・青)、キクラゲなども参加して、スライスした冬瓜がほこほことして口に優しい。
個々の海鮮類の状態も良く、私にとって未知なる味だけれど、三鮮からの旨みと嫌味のない
ほんのり甘めの味付けに、どこか懐かしさを覚えすんなり受け入れられた。
これは美味い。本日1番の収穫だ。チョイスしてくれた飯友さんに感謝です。
蒜泥黄瓜(胡瓜のニンニク和え)@380
ニンニクがっちり。化学な風味や細かいことは気にならない大陸テイスト。
料理のメニューもベタなものに留まらず、その種類も豊富。
厨房にはコックさんをはじめ12人もの人員が導入され、その熱気を感じ取ることができた。
中国大連あたりの中国料理屋さん、ってこんな感じだ、
という飯友さんの話もなんとなくだがわかる気がした。
お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入) 安くて旨い!
しかも一皿のポーションも十分だから、数人で来店しシェアした方が効率よく楽しめそうだ。
さすが、新華僑の街。池袋チャイナタウンの底力を垣間見たのである。
四季海岸(シキカイガン)
東京都豊島区西池袋1-36-8 ロマンスビル 4F
TEL 03-6912-6108
営業時間/ 11:00~翌朝5:00
定休日 無休
※中国料理満足度数は、3.7~5.0