広東料理「真不同」(チェンプートン) 再訪。
ランチのテーブル・セッティング及び卓上周りは変わりがないため省略しますが、
この日はおしぼりが供されず、着座後にグラスで温かい中国茶が運ばれてきた。
渡されたメニューからのランチチョイスは、お任せ点心セ ット(食事をご飯・粽・お粥から選択)
を粥でお願いした。
点心に先立ち供されるのは、スープと胡瓜の甘酢漬け。
針生姜入りの黒酢も小皿でセットされたので、点心には小籠包が入るのだろう。
岩海苔に細かい挽肉がぷつぷつ入り、とろっとした口当たりの良いスープは、
初回訪問時の記憶を呼び起こさせた。
点心の蒸籠は目前で蓋が外され、そのあとを追うように白粥が到着した。
粥用の薬味、揚げワンタン皮と刻み白ネギもセット。
(ノブロー) 點心と粥のセットかあ。
東高円寺の點心の名店「廣義隆」さんの飲茶セットを思いだすだ。
お任せ点心5種
残念ながら個々の点心について説明はなし。初回訪問時の記録と私の推測を交え記すと
①小籠包・・・しわしわくしゅっとした状態の皮が気になるが味には問題なし。
好みですが黒酢と針生姜を活用。
②頂湯焼売・・・肉々しさたっぷりの力強い焼売は現地感あり。
③叉焼包・・・ふわっと柔らかい皮にとろみをつけた甘めの叉焼餡が包まれています。
④韮餃子、⑤海老蒸し餃子・・・むき身の小エビが入ったぷりぷり蝦仁水晶蒸餃。
スケルトンタイプのもっちり皮からは韮の色味が透けて見え、薄いピンク色のエビに
心ときめく(韮餃子)。どれも下味がついているため、基本、そのままでいただけます。
白粥
手もとで揚げワンタン皮と刻み白ネギを投入。願わくばネギは香菜であって欲しかったな。
店内照明のためかはわかりませんが、薄いクリームがかった色味の粥。
ベースのスープには貝柱が使われているようで、とろっとした口当たりですが、糊のような
粘度はなく、薄い塩味で、花が咲いたように割れた米粒が程よく喉をとおり軽妙な味わい。
途中赤酢が欲しくなった自分。小籠包に使った黒酢をちょろりと垂らし代用する。
卓上の赤い調味料は辣油なので、ご注意を。
デザート付き
食事が終わったあとに提供された。説明はなし。おそらく杏仁豆腐。
立地的なことが関係すると思いますが、ランチタイムはやはり近くにお住いの方々を中心に
利用は常連客が多い様子。当店も香港の味が懐かしくなったら、訪れたいお店の1軒です。
真不同(チェンプートン)
東京都港区西麻布4-22-11 MIC西麻布ビルB1
TEL 03-5766-6116
営業時間/ 月~金 11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~22:30(L.O.21:30)
土・日・祝 12:00~~22:00(L.O.21:00)
定休日 月曜日(祝日含む) -店舗情報「食べログ」より-