台湾料理「台南担仔麺 屋台料理 来来」
(タイナンタンツーメン ヤタイリョウリ ライライ)
場所は、銀座中央通りより1本裏の銀座すずらん通り沿い。
ここは華やかなネオンが灯る銀座のクラブ街。
視界に現れた赤い提灯と店内からもれる薄暗い明かりは、このあたりには
そぐわず、異質な存在感だ。
入店すると、1階はテーブル席とカウンター席。
屋台風の店内は、お客さまの活気に溢れ台湾夜市の雰囲気を気軽に体感できる。
店内奥には2階に向かう階段。
その2階はお座敷席と、日本ナイズされ、ぐっと大衆的。
銀座にして、こうした雑多なところが、また面白い。
予約時にはカウンター席と言われていたようですが、実際は(2階に向かう)通路脇の
2人掛け丸テーブル席になった。
この卓上には、取り皿とプラスチック箸。
(カウンター席の卓上には、調味料、箸立てにまとめてプラスチック箸、爪楊枝)
メニューは壁に添えつけて置かれ、着席後にタオル地のおしぼりが直置きされた。
人気店のようで、1階席は18時30分の段階で1回目の満席状態。
生ビール(黒ラベル)は、ジョッキで@580、小で@530
フロアスタッフの方は、名入り赤Tシャツ着用のカジュアルで動きやすい服装。
中にお一人、ママさんらしき女性がいらしたのだけれども
「空芯菜どう?」と勧められる。
炒青菜(空芯菜の炒め)@740
カジュアルに注文できる屋台価格が嬉しい。
空芯菜は水っぽさもなく、シャキシャキとした食感。
ニンニクのコクがでて塩加減も丁度良く、口の中に広がる苦味が美味い。
こうしたオススメは店内のボードに記されています。
花枝丸(イカすり身揚げ団子)@630
手元のメニューから人気№2をチョイス。
添えてあるのは連れ(寝太郎さん)いわく化調塩。
イカすり身自体に味がありますから、何もつけずともOK。
油臭さも感じませんし、力強い弾力のある団子が思いのほか美味しかった。
紹興酒は台湾紹興酒。 たまたまかもしれませんが、台湾紹興酒については
保存状態が好ましくないものをひくことが多いため、ボトルを頼むか思案中。
陳年紹興酒(5年)グラス@800×2
お試しでグラスでいただきました。 私は、氷をいただいてロックにすれば
大丈夫な範囲内ですが、デリケートな寝太郎さんの舌は酸化に反応した様子。
仕方ないなあ~。そんな寝太郎さんにはワインがあるよ。3,300円。
白 アルデッシュ・シャルドネ@3,300×2
小皿料理がそこそこリーズナブルなのに対し、ワインはちょっといいお値段。
会計を底上げしそうです(汗)
蚵仔煎(カキ入りオムレツ)@940
台湾屋台の定番。
表面が少しキツネ色でブツ切りのネギとカキがたくさん入っています。
カキの味と匂いが濃厚。上には甘めのタレ。
(ノブロー) カキオムレツは、台湾夜市の代表格だで。
排骨(台湾トンカツ)@740
店内のボードよりチョイス。カレー風味で上には一味唐辛子。
このお値段ですから肉質に関して多くは望めませんが、十分イケル。十分楽しい。
(レンタロー) 一味でびりっと辛えけんど、うめえだ♪
滷蛋(玉子の醤油煮込み)@100×3
メニューには、担仔麺と一緒にどうぞ。ということですが、その前に味見。
玉子のまわりにベタベタがついて、いまひとつ、ときめかない見た目。
で、肝心な味はというと、まず玉子がガチゴチに硬い。
白身にも黄身にもがっちり味が染み込んで濃い味です。
そしていよいよラスト。当店は上記のようなルールあり。
担仔麺(台南名物ラーメン)@190と魯肉飯(台湾屋台式ミンチご飯)@400
担仔麺については190円なりの味。スープも化調が強く、麺もチープ。
魯肉飯は、八角等が効いて屋台飯の雰囲気でています。私はこちらに煮玉子をON。
玉子もスプーンで崩して魯肉飯に混ぜちゃう♪
うん、旨い。これでいいんだよ。リピートするなら魯肉飯だな。
選ぶお料理によっては、当たり外れもあるかもしれませんが、メニューも豊富で
あれこれ試してみたくなる屋台感覚の楽しさがあります。
お会計は、1人当たり6,000円(千円未満四捨五入)
個人的にはもう少しワインがお手頃だと良いのですが、それでも
中国料理満足度数は、★★★☆ (3.7) 消極的に大好きです(o^-^o)
台南担仔麺 屋台料理 来来(ライライ)
東京都中央区銀座7-7-7
TEL 03-3289-1988
営業時間/ 月~金 17:00~翌2:30 土 17:00~23:00
定休日 日曜日
台南担仔麺 屋台料理 来来 (台湾料理 / 銀座駅、新橋駅、東銀座駅)