その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵(オネショ)

2013-07-16 13:02:09 | 夢屋探偵

7月第3月曜日は「海の日」であります。海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願わなくてはいけません。『夢屋国王』は、雨上がりの田んぼの畦畔雑草を機械刈りし、腰痛を抱えながら夕方『第1サティアン』を覗くと、いつものように友人『ノロ君』は七輪に火を起こし、何やら海洋国日本人が好きそうな獲物を焼いているのであります。
取り敢えずビールを差し入れし、草刈り後の汗をシャワーで流し、獲物の正体を確認に出向くと、それは宮城県金華山沖で獲れた「カレイ」を焼いていたのであります。(お隣のご主人が60匹ほど釣り上げ、お裾分けに与かったらしい^^;)「福島県沖の放射能のがっちり溜め込んだ活きの良いカレイ(風評被害を起こすつもりはありません。)このカレイは炭火で焼くと白い湯気が立ち、湯気とともに除染されるので安全です。」とまぁ、呑気な講釈を加えながら、ひと塩の新鮮なカレイを、加齢臭を漂わせながらオジサンたちは貪り食らうのであります。
お隣のエッちゃんが、カレイを刺身に引いてご馳走してくれました。これもまた美味い。
「オラ~!美味しい刺身があるときは、酒よりもご飯が食べたくなるのよ。だから、飲み会では、ほとんど刺身は食べない。」と『夢屋』が言えば、「ご飯は、やっぱり菜っ葉煮だべぇ~。」と『ノロ君』…人の好みも習慣も違って当たり前、大体育った環境が違うのですから…同じと言えば、皆、親たちが認知症を患っていること。昨夜、久しぶりに参戦した『イチオ君』の義父も『ノロ君』と『夢屋』の実母も、施設のお世話になっております。「夜の尿漏れ対策用のオムツは、こんなタイプのやつがあるはずだ。」とか「オムツを買っている介護用品店でオネショパットというと置いてるはずだ。」などと、金華山沖のカレイの話題はどこへやら、男たちの介護談義と相成るのであります。『ノロ君』は独身だから、なかなか大変であります。子育てが一段落すると親の介護でありますか…イカの沖漬けが塩辛く感じた「海の日」の夕刻…海洋民族である日本人は、自助努力という介護制度の中で喘いでいるのであります。サービスを充実させるためには、また税金ですか?ははは、選挙も老後も地獄も金次第なのでありましょうか…お漏らしが気になりだすオヤジなのであります。

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