その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵(水没…)

2013-07-18 13:05:12 | 夢屋探偵

空梅雨が一転、大雨洪水注意報!!!
まだ梅雨明けしない山形県は、連日大雨であります。昨年までは北陸地方に居座っていた梅雨前線が、今年は山形県北部を中心に居座っているようです。お隣の南陽市では「吉野川」の堤防が一部決壊したらしい。こうなると地元水防団では手におえないだろうなぁ…自衛隊の出動要請か?水防団は国土交通省管轄、消防団は総務省(旧自治省)管轄のはずなのだけれど、住民(若手)の顔ぶれは同じ。『夢屋国王』も若い頃は、消防団(水防団)で雨の中、溢れる用水のポンプアップに駆り出された経験はありますが、人力などというものは、自然の力の前では何の力にも成らなかったことを覚えております。
ただ、水が引くことを待つしかないジレンマ…大量の雨が降り、増水するのも一瞬でありますが、一旦水が引き始めると、アッと言う間に水位も下がる。今まで必死こいてポンプアップしていたことが急にバカバカしく思えた経験があります。無力な人間の中で、無謀ともいえるオジサンの行動を一席。昔は河川の堤防も低かったことから、当然橋桁も低く、山からの流木があると木橋など流されてしまう。と、あるオジサンは、鳶口(消防で使う鉤手)を片手に橋の上から流木にまたがり、少しずつ流れる方向を変えながら堤防まで寄せたとか…。このオジサン、後日談もありまして、脳卒中で半身が不自由だったにもかかわらず、堤に落ちた小学生を飛び込んで救ったなどという武勇伝(蛮勇ではありますが)もある方です。
ただし、お断りしておきますが、中年のオジサンは、体力も落ち、泳ぐ体力も落ちております。余程の自信が無い限り、海に飛び込んで人を救おうなどと考えてはいけません。両者とも溺れてしまうのがオチであります。それでもねぇ、我が子となると違うんだなぁ…泳ぎに自信のない『夢屋国王』でさえ、浮き輪を着けて沖に流される長男『ポン太郎君』を追いかけたことがありますから…世が世なれば、私は、親子共々この世に居なかったに違いない。
まずは、雨が止みますように…被害が最小限度で済みますように…。

コメント (2)
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