その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

なめこ汁

2014-12-10 09:19:21 | 暮らし

寒さが募る晩は、汁物で身体を暖めるのがイチバンです。

日本海側を中心に「ナラ枯れ(ブナ科樹木萎凋病)」が万延しております。「ナラ菌(カビの一種)」とこれを媒介する「カシノナガキクイムシ」という甲虫によって引き起こされるとされております。ミズナラやコナラなどのナラ類は、かつては薪炭材として使われて来ましたが、今では生活様式の変化から経済的な価値が下がり、利用されなくなり巨木化した結果、樹林帯の遷移の途上で枯死が起こっているというのが『夢屋国王』の見解であります。
「手つかずの自然」などと表現されることがありますが、日本という狭い国土の中では、手つかずの自然林は数少なく、何らかの人手が入っているのが現状であります。むしろ、「里山」とは人手が入ることによって維持されて来た場所であるといっても過言ではありません。
…『夢屋国王』は、時としてアカデミックな小難しい話をすることがありますが、何てことはない、この「ナラ枯れ被害」を受けた樹木に「ナメコ」が大発生…いとも簡単にナメコが採れるという昨今の話題の提供に、前振りを長くしたというだけのことであります^^;
今では余り使わなくなった「吾妻スカイバレー」を車で走ると、桧原湖周辺の農家さんが高原大根を売りながら「なめこ汁」を振舞ってくれる。紅葉狩りをして冷えた身体に、なめこ汁の温かさがまた格別なのであります。


今年は、『三太さん』が来てくれるのでしょうか?

師走も半ばを迎えようとしております。我が家では、長女にも二女にも、長男『ポン太郎君』、さらにはオッカーにまでサンタさんがやって来たものでありますが、『夢屋国王』のところにはサンタさんは現れない。誰よりも良い子にしているはずの『夢屋少年』のところには、仏教徒という理由でサンタさんは現れなかったのであります。今年亡くなったお袋が、仕事に余裕があるときに買って来た「バタークリームケーキ」の味が懐かしい^^;
今年も良い子にしていた『夢屋国王』は、こっそり「アナ雪」のお菓子ブーツを『第2サティアン・テラス』に下げてみました。今年は、薪ストーブの煙突も立っているから、間違えるはずがないと確信しているのでありますが…。
今年9月から友人『ノロ社長』の会社で正社員となった、長女『有季菜先生』が年末調整の申告用紙を片手に曰く…「我が家の世帯主はお父さんでいいんですか?」
「ばか者!世帯主は私だぁ~!誰が何と言っても家長は私だぁ~!家の中で一番偉そうにしているのが例え『柴犬コウ(本名:さくら)』だとしても、私が国王なのだぁ~!」と念を押さないといけない我が家の現実…オヤジの威厳など何処にもない…。
そうか!私が世帯主だからサンタさんは来ないのかも知れない。ならば、世帯主の座を「さくら」に譲ることにしよう^^;
「なめこ汁」というお題がどこかへ飛んでしまった師走であります~~;

追記) 『第2サティアン上水道』を復旧することに成功しました。朝からストーブでプラパイを温め、蛇口からやかんで熱湯を垂らしながら…夕刻、水浸しになった『第2サティアン・テラス』で、日曜日の残骸を洗いましたよ^^;

コメント (1)
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