その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

越冬隊

2014-12-19 12:11:22 | 暮らし

何だこれは…?

昨日からの吹雪で『第2サティアン・テラス』に雪が舞い込んでいます。夜中の3時に目が覚めてしまい、ブログUpしていたら4時過ぎ…もう2度寝の出来る時間ではないと思い、『夢屋第3次越冬隊長』は雪に埋もれた『ロイヤルロード』をラッセル(russel…登山用語で、深い雪を払いのけながら前に進み道を作ること。)するのであります。雪は股上まであり、雪国育ちの『夢屋国王』でも容易に前に進めません。ようやくたどり着いた『第2サティアン・テラス』はこの有り様であります。まぁ、雪洞を掘ってビバーク(独:biwak)するよりはマシですけれどね^^;
弱っちい『夢屋国王』はテラスを放棄し、『第2サティアン』で石油ストーブを焚きながら夜が明けるのを(除雪車が来るのを)待ちます。5時30分…いつもより1時間早く、除雪車が『みちバァ』を連れてやって来ました。(注:決して『みちバァ』が除雪車に乗って来た訳ではなく、律儀な性格だから、こぼれた雪を放置出来ず起き出してきたという意味ですが…。)昨日からの約束だから、『夢屋国王』はバァの除雪機を借りて、駐車場の確保と狭くなった町道の拡幅作業に精を出します。ご褒美は『ロイヤルロード』を除雪すること^^;


何とか除雪機1台分の幅の『ロイヤルロード』を確保しました。

「ババァと機械は使いよう…!まだまだ馬力はあるよ。」古くなった『みちバァ』の除雪機を騙し々々使いながら、腰が痛くて除雪機が使えないと嘆く『みちバァ』を励ます(毒を吐く)のであります。
しかし、除雪機の威力には感心させられます。たかだか30mでも幅0.9×高さ0.7×距離30.0m≒19㎥…×0.1(比重)= 1.9tの雪を10分程度で飛ばしちゃいますから^^;
昔は俵を2つ足に履いて、人が歩く場所だけを踏み固めたものですが、今は車社会でありますから排雪しなければいけない。スコップやスノーダンプ(注:雪国の必須アイテム…通称ママさんダンプ)でこの作業をやったら、雪のやり場に困ってしまって1時間でも終わらないでしょう。


『第3次越冬隊員』による積雪深調査では、現在62cm…

冒頭、私は「雪が股上まであり」と記述しましたが、測ってびっくり…『夢屋国王』の股上は62cmも無いんかい…それは吹き溜りの箇所のことであり、積雪深観測は、吹きさらしの場所(平均的な積雪量)を選んでますって^^;
まぁ、確かに『夢屋国王』の中学生時代からの自慢のひとつは、座高だけは誰にも負けない。(座高:身長の比は全国でもトップクラスであることは間違いない^^;)
「名古屋市では9年振りに20cmを超える雪が降り、交通機関のマヒが心配されます。」何と情けないことよ…20cmの雪で右往左往していたら、ここ山形では仕事に成らんわさと、ひとりほくそ笑む『夢屋国王』でありましたとさ。

コメント
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