その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

霧氷の女王

2014-12-29 22:24:44 | 暮らし

今朝はカンじました。(⇒標準語:冷え込みました。)

「いや~今朝はカンじたねぇ^^;」←これが、この節の朝の挨拶…「カンじる」を漢字で書くと「感じる」なのか「寒じる」なのかは不明でありますが、「缶汁」でないことだけは確かであります。葬送用の造花と化してしまった「四華」は、元来、仏が教えを説くとき吉兆として天から降るという4種の蓮の華なのだそうでありますが、畑の木々の枝やつららに至るまで、今朝は霧氷の華が咲いておりました。こんな朝は、一段と寒さが厳しいのでありますが、小径の雪はその水分まで凍ってしまうので、歩く度に「キュッキュッ」と鳴き砂のような音を立てるのであります。(どうです幻想的な世界でしょう?ホント寒いけど…^^;)


こんな朝は、炭焼き職人風のカルボナーラを…

冷え込みの厳しい朝は、薪ストーブの熱量だけでは温度が足りません。いや、ガンガン薪を焼べれば暖かくなるのだろうけれど、薪の残量も心もとなく、ホームセンターで楢材を買い込んでいたのでは石油ストーブの方が安くつく…「オガライト」という大鋸屑を固めた材料を薪の代替えとして焚きますけど…『第2サティアン・テラス』は外とビニール一枚で遮断された空間ですからやはり寒いです。こんな時は『第2サティアン・王宮』でストーブを焚いて過ごせば良いのですが、日光が射し込む広い空間に一度出てしまうと、壁に囲まれた狭い空間では物足りなくなってしまうのでありますよ。
日曜日ですから(長期休暇で曜日の感覚が薄れがちですが…)何かオシャレな朝食を…食材凍結防止用のクーラーボックスには、卵と飲みかけの牛乳とジャンボフランクが…パンチェッタがないのが残念ですが、溶けるチーズを使ってカルボナーラに挑戦…本来ならば、溢れた炭をイメージしてブラックペパーを使うところですが(調味料ボックスには入ってます^^;)テラスで凍みかかったパセリを刻んで振りかけてみました。朝から白ワインなど頂きまして暖を取ることにします^^;


『みちバア』が帰って来て、娘たちの車が駐車中

腰椎を圧迫骨折してしまった『みちバァ』がコルセットを調整して帰って来ました。駐車中の車の高さから想像して頂きたい…除雪機で飛ばした雪は170cm程積み重なっております。この年末年始は、日本海側がまた大雪の予報でありますから、もう少し積み上げて「かまくら」を造ってやろうと画策しております。設計図上では道路側に入口を描いておりますが、50過ぎのオッサンが子どもや孫たちのためでなく、自分のために「かまくら」を造って遊んでいるのも如何なものか…少々恥ずかしいので、実際に造るときには入口は反対側に設けて、近所のバアさんたちに覗き込まれて冷やかされない工夫が必要です^^;
そうそう、私が来訪を待っているのは近所のバアさんたちではない…出来ることなら『霧氷の女王』に来て頂きたい…『無表情の女帝』は家に居ますけど…何か問題でも?

コメント (2)
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