その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

「さくら」の決心

2014-12-23 20:34:13 | 暮らし

『お父三太』がくれたコート…似合うでしょ^^;

雪さえ降らなければ、ヒマな冬のお百姓さんであります。元々『夢屋国王』は出稼ぎを主な収入源としているのだから、お仕事を頑張らなければいけないのですが、このところの土日は、ぼ~っとしていることが多い。時にギターを取り出して、懐かしき「かぐや姫」ナンバーのお気に入りの曲を爪弾くのであります…左の指が言うことを効かないのが玉に瑕ではありますが…^^;
そして、100円玉を握り締めて、タオル片手に公衆浴場(温泉)に出掛ける…夏場に酷使した身体を休めると称して、湯船に浸かるのでありますが、これまたぼ~っと浸かっている。五十肩で上がらなくなった右肩を回し、何とか可動域を増やそうと努力はするのでありますが、元に戻るということは無いのであります。(年は取りたくないねぇ。)昨日は、出稼ぎ先の元上司や交渉先の社長とバッタリ…。
「お変りありませんか?」(夢屋)
「もう、一年と言えない人生だねぇ~。どんどん衰えていくよ。」(○×さん)
「そうそう、この前△□さんと湯野浜に魚を食べに行きましたよ。」(夢屋)
取り止めの無い近況を話すのでありますが、よくよく考えてみると、私『夢屋』が就職した時、課長として君臨していた彼と同じ年齢になっていることに気づくのであります。
出稼ぎ先での私は、彼と同じように恐れられているのだろうか?あと30年もすれば、彼と同じように「もう一年と言えない人生」を考えることになるのだろうか…。


今年も「沢庵漬け」を漬けてみよう^^;

我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』は、埼玉県生まれが災いしたのか、はたまた、ご主人(オッカー)に似たのか…寒い朝のお散歩が苦手であります。「さぁ行くよ。」とのオッカーの掛け声に、茶の間を逃げ回るのでありますから、余程寒さが苦手らしい…「あんたは、犬だろうが!何のために毛むくじゃらなんだよ。」と『お父三太』は発破を掛けるのでありますが、出掛けるには相当の勇気が必要らしい。時として、外に出てオシッコをしてすぐ家に帰って来てしまう始末であります。(本当に弱っちぃ犬であります^^;)
彼女の散歩の楽しみは、ジジィ(半次郎)に会って顔を舐めること。パーマ屋の「タナちゃん(猫)」を窓越しに眺めることくらいでありましょうか?
リードという束縛から解放されて、白い大地を走り回る…んにゃ~、コタツの中がこの世の楽園のようであります。
こんな狭い人生(いや、犬生)で良いのだろうか?
「私は私で幸せです。」(小保方調の断定口調で)…余計な心配は止めておこう…研究成果が上がらない『お父三太』のひとり言であります。

ちなみに、『夢屋特製沢庵漬け』は、ダイコン(干した後の重量)に対して、塩4%、粗目糖17%で一発漬け…漬かり上がりが確認出来るように(ダイコンの肌の汚れを消すために)黄色の着色料を使いますが、これはお好みで…美味しい沢庵漬けに成るには、最低2週間は必要でありますが、今年は1ヶ月遅れで仕込みましたので、果たして上手に漬かるでしょうか…「さくら」に食べさせてみよう…食らいつくには相当な決心が必要なはずですけれど…^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする