少年「政夫」が「民さん」の墓前に野菊を手向けても…
春を待ち、一斉に競って咲いていた野の花々も、この節は意外に単一な花ばかり…しかし、夏至を過ぎ、季語上では秋に向かい始めると『野菊』が知らぬ間に咲いておりました。梅雨前線は九州・中国地方に停滞したままで、東北地方は朝夕肌寒さを感じる陽気であります。日中は、時折強い日差しが戻り汗ばむこともありますから、「冷害」をまだ心配するようなことはありませんが、「穂ばらみ期」(7月下旬頃)の陽気が気になるところではあります。
少年『斎藤政夫君』が恋心を抱いた二歳年上の従姉『民子さん』。摘んでいた『野菊の花』を墓前に供えたところで『民さん』は還って来る訳でもありませんが、「オジSUN」だってほのかな恋心を抱いたこともある。(今の青少年は、「野菊の墓」なんて読まないでしょうけれどね^^;)『野菊』を見ていると、ふと少年時代を思い出すこともあるんです^^;
斑点米の主要な害虫「アカスジカスミカメ」…発見!
ほのかな恋心は『カメムシ類』を発見し、吹き飛んでしまいます^^; 「幼穂形成期」から「入熟期」(7月下旬から8月中旬)にかけて、これらの『カメムシ類』に吸汁されると「斑点米」として商品価値が下がってしまいます。発生消長だけは、小まめに把握しておく必要がありますねぇ。「恋に恋したオジSUN」も「大量殺戮者」に変容してしまう^^;(こちらも生き残るためですから…。)
さて、連日『キュウリ爆弾の雨』となっている『夢屋農園』でありますが、昨日は、ご紹介で、とある料理店に50本ほど卸しました。本日は箱詰め方法について『おらだの農協さとう君』が、直接ご指導してくれるそうです。ようやく明日くらいから本来のルートで出荷できるのでは…売上の一部で『虫供養』でも…薄っぺらい優しさ(体面)とお金を追い求める『夢屋社長』でありますよ^^;