7月第3月曜日は「海の日」であります。海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願わなくてはいけません。『夢屋国王』は、雨上がりの田んぼの畦畔雑草を機械刈りし、腰痛を抱えながら夕方『第1サティアン』を覗くと、いつものように友人『ノロ君』は七輪に火を起こし、何やら海洋国日本人が好きそうな獲物を焼いているのであります。
取り敢えずビールを差し入れし、草刈り後の汗をシャワーで流し、獲物の正体を確認に出向くと、それは宮城県金華山沖で獲れた「カレイ」を焼いていたのであります。(お隣のご主人が60匹ほど釣り上げ、お裾分けに与かったらしい^^;)「福島県沖の放射能のがっちり溜め込んだ活きの良いカレイ(風評被害を起こすつもりはありません。)このカレイは炭火で焼くと白い湯気が立ち、湯気とともに除染されるので安全です。」とまぁ、呑気な講釈を加えながら、ひと塩の新鮮なカレイを、加齢臭を漂わせながらオジサンたちは貪り食らうのであります。
お隣のエッちゃんが、カレイを刺身に引いてご馳走してくれました。これもまた美味い。
「オラ~!美味しい刺身があるときは、酒よりもご飯が食べたくなるのよ。だから、飲み会では、ほとんど刺身は食べない。」と『夢屋』が言えば、「ご飯は、やっぱり菜っ葉煮だべぇ~。」と『ノロ君』…人の好みも習慣も違って当たり前、大体育った環境が違うのですから…同じと言えば、皆、親たちが認知症を患っていること。昨夜、久しぶりに参戦した『イチオ君』の義父も『ノロ君』と『夢屋』の実母も、施設のお世話になっております。「夜の尿漏れ対策用のオムツは、こんなタイプのやつがあるはずだ。」とか「オムツを買っている介護用品店でオネショパットというと置いてるはずだ。」などと、金華山沖のカレイの話題はどこへやら、男たちの介護談義と相成るのであります。『ノロ君』は独身だから、なかなか大変であります。子育てが一段落すると親の介護でありますか…イカの沖漬けが塩辛く感じた「海の日」の夕刻…海洋民族である日本人は、自助努力という介護制度の中で喘いでいるのであります。サービスを充実させるためには、また税金ですか?ははは、選挙も老後も地獄も金次第なのでありましょうか…お漏らしが気になりだすオヤジなのであります。
ただ今、山形県庄内地方、最上地方に大雨注意報…。
さらに、山形県下にカメムシ大量発生に関する注意報が防除所より発表されております。水カメ(多目的ダム)は梅雨前半のカラカラ続きで給水制限、斑点米の原因になる「アカスジカスミカメ」は大量発生と、必要なものは少なく、不必要なものは多いという『世の中上手く行かないもんだね注意報』の連発であります。
今朝、起きて水田の尻水口(排水路)を開けてきました。明日からの連休は中干し(こちらでは、ネッキアテというのですが)作業に掛かろうかと思います。水が来ないとか文句を言いながら、土中の酸素不足を補い、イネの根張りを良くするための作業、さらには、秋の機械収穫作業の際、水田が抜からないようにするための効果があります。天気さえ良ければ、一週間から10日も中干しすれば、人間が走れるほど田んぼの土は固まります。一度、固まってしまうと水を灌水しても抜かることはなくなるのです。
疲れたなぁ…などと言っていたら、いつの間にかそんな時期になっておりました。人の都合や身体の具合に関係なく、季節は巡って行くものだと改めて感じるのでありますよ。ところで、「カメムシちゃん」でありますが、これは周囲の草刈りが効果的、イネの穂が出る2週間ほど前までに草刈りを終えなければいけません。「カメムシちゃん」は畦畔のイネ科雑草から田んぼの中のイヌビエや最終的にはイネに移動して吸汁するのであります。人間が食べて美味しいのだから、「カメちゃん」にとってもイネは美味しいに違いない。いやいや、もともとはイヌビエの方がお好みのようなんですけれどねぇ。
梅雨が空けると関東地方で騒がれている「猛暑日」の日々がやって来るのでありましょうか?気温35℃以上の世界で、ネッキアテや草刈りはご免こうむりたい…すでに夏バテ気味の『夢屋』であります。
去年の今頃は、雨が降らなかったような気がする。今年は、ここにきて雨が降り続くようになりました。(関東は梅雨明けしたというのに…)軽い雨なら良いのだけれど、一度降り出すと結構強烈な雨…なかなか、良い塩梅にはいかないようであります。
さて、『還付金サギ師』に成りそびれた『夢屋』は、次なる金儲け話を追い求めるのでありますが、近所のお年寄りたちが、安易な還付金サギに引っ掛からないように、出稼ぎ先の若い衆に昨日あった出来事を話すのでありますが、皆さんキョトンとした表情を見せる。もしかして、私の言葉が通じていないのではないだろうか?私は、日本標準語辞典に準拠した、正しい日本語を話しているはずなのですが…。
「今日、〇×さんの所に行ったら、バアちゃんが□万円、俺につだすんだよぉ~。知らないフリして受け取ったら、サギ師だよなぁ~?」どうです、立派に通じるでしょう?
「つだす。(さしだす…手渡すの意)」若い衆は、「つだす」の部分でキョトンとしたようであります。
「んじゃ~、『つだしてすけろ~!!!』の意味わかる?」
「すける…透けるですか?」と若い衆の返事…時節柄、スケスケの〇〇なんてものもありますが、ここで言う「すける」には、「た」をつける。すなわち、「助ける」…「何か、物を手渡す仕事を手伝って頂戴!!!」これを日本標準語短縮形辞典に準拠して表現すると「つだしてすけろぉ~!」となるんですけど、分からない。
20代の若者は全滅であります。30代で老人と同居経験のある子は理解できる…山形標準語辞典の世代間ギャップであります。そこで、『夢屋』は得意になって、小話をひとつ。
とある病院での出来事。
看護婦さんが、診察室でおばあさんの耳元で話しかけました。
「ばっちゃ~!そこの診察台さ、のたばれ~!」
それを聞いた家族が怒りだしました。ここの看護婦さんは、うちの年寄に対して「くたばれ~!」などと毒づいたと…。いいえ、看護婦さんは決して「くたばれ」などと申しておりません。事実、おばあさんは、診察室にうつ伏せになり、「くたばれ」と言われたなどと怒っておりません。
「のたばる」…「うつ伏せに寝る」という意味なのですが、「のったばる」は標準語じゃなかったんですねぇ。
日中、突然電話が鳴り、「国民健康保険協会の〇〇という者ですが、医療費の還付金が発生しております。つきましては、本日中にご本人の口座が確認されませんと、還付が取り消しされてしまいますので至急お手続きください。追って、△×銀行協会の『夢屋』という職員から口座のお問い合わせがあると思います。」などと案内される。
本日中に手続きしないと還付金が取り消される…ちょいとばかし、焦る気持ちが正常な判断を狂わせてしまう瞬間であります。あとは、新聞やテレビで紹介されるように、口座確認のためにキャッシュカードを預からせて欲しい。暗証番号を教えてほしい。入出金が可能かどうか近くのATMから、指定の口座に入金を試してみてほしい。などなど、一旦、冷静な判断を狂わせられると「警察」とか「役所」とか「銀行協会」などという公的なものを匂わせる言葉を信じ込んでしまうらしい。お年寄りは気を付けなければいけません。いや、オジサンだって「×〇子(18歳)援交相手探してま~す。」などという、良からぬメールに反応してしまうのだから、お年寄りだけの問題ではないけれど…^^;
昨日、お昼に電話が鳴り「税金だと思うのだけれど、足が悪くて払いに行けないから、『夢屋』替りに払って来てくれ。」と知り合いのお年寄りからの電話…「何であんだに税金が掛かるの?通知書に何て書いてあるの?」「目が悪いから何て書いてあるか分からない。じいさんが税金だというから税金に違いない。」と彼女は言うのであるが、見た方が早いから後で見に行くよと伝える『夢屋』であります。(納得いってない。)
午後から自宅を訪問し、通知書なるものを拝見すると、彼女は2万円ほど『夢屋』に差し出して替りに収めて来てくれと言うのであるが、通知書は「納税のお知らせ」ではなく、「医療費還付のお知らせ」なのでありましたよ。
「あのさぁ、これ税金じゃなくて、お金が返ってくるというお知らせだよ。逆、逆。じいさんは?」
のっそり出てきたじいさんも「へぇ、税金じゃないのかい。てっきり払えという知らせかと思った。」とのこと。
これで、差し出されたお金を受け取っていたら、十分、私も詐欺師だわ^^; 高齢化社会が進んで、田舎でも高齢者夫婦の世帯、高齢者単身の世帯が増えているのであります。決して、お二人ともボケている訳ではないのでありますが、役所から来たものはすべて支払の催告だと信用している節がある。こんな世帯に電話をかけたら、『銀行協会の方から来た夢屋』を名乗る者に、素直にお金を出してくれるのでありましょうか?気を付けましょうね!!!
※ちなみに、「ゴマダラカミキリ」をすり潰し、抽出した『夢屋商会』特製の『セーサミン』は、老化防止に効果があると、とある大学教授の研究で明らかになっております。どうぞ、『夢屋商会セーサミン』サンプルを一度お試しください。←十分サギ行為であります^^;
全国的にも真夏日(猛暑日)の観測地点が…
鬱陶しい梅雨空が過ぎれば、ここ山形県も猛暑の日々がやって来るのであります。田んぼのイネは国王の想定通り、次第に周囲の生育に追い付いてきました。次は中干し作業を行う必要があるのですが、ムッとするような陽気の中での作業は、一歩誤ると熱中症に成ってしまう危険があります。(昨年も息を切らせながら、作業をしていたら、最後はふらふらに…ピーカンの天気だけではなく、曇り空であっても湿度と気温の高い日は気を付けなきゃいけないよぉ~)
出稼ぎ先の職場では、エアコン(クールビズ実施中でありますが)も動きだし、外にさえ出なければ今のところ快適であります。とはいえ、経済温度設定ですから動き出せばジトォ~と汗も出て参ります。世の中には迷惑な方もいらっしゃるようで、こんな暑い盛りに『チとカン』を行う方もいらっしゃる。大変お疲れ様なことでございます。良い大人が女性(とは言っても、場合によってはかなりご年配のお嬢さんの場合もあるようですが…失礼)の背後にまわり、携帯でスカートの中をパシャリ…これ、撮影した後どうなさるんでしょうかねぇ。国王の趣味に「ノゾキ」という項目が入っていないので、理解できないのであります。正直、病気の成せる技であろうかと思うのでありますが。
ところで、某営業所の営業ウーマンが、薄手のブラウスで商談にやってきたようであります。(国王の出稼ぎ場所にやって来た訳ではないので、確証はないのですが…)決して、「ノゾキ」という項目の無い『夢屋国王』でありますが、薄いブラウス地のアンダーウエアーは、黒…(覗いているではないか…いえいえ、見るつもりは毛頭ありませんが、見えるのですから(笑)がありません。まさか、職場で聞けば『変態オヤジ』などと言われるのが嫌で、自宅でオッカーと娘に尋ねてみました。「あの~!何見てんのよぉ~オヤジ!と言われそうですけど、透けて見えるブラウスの下に着ける下着は、何もカラーでなくてもよいと思うのですが、逆に見てくださいと言わんばかりのこうした女性の心理が分からないのですが…?」
オッカー曰く「オラも分かんね!(分からない)」
暑くなると、精神もおかしげになり、勘違いも起こるかも…いえ、ブラウスは会社に置いていないでしょうから、下着の選択を間違えた…いや、勝負下着か…暑い日の国王の脳みそは、腐る一歩手前なのであります。(考えるだけ、鬱陶しさがつのるは^^;)
関東地方の梅雨明け宣言(気象庁の発表では、「梅雨明けしたと思われる。」という、控え目な表現でありますけれど^^;)おめでとうございます。こちら山形はまだ梅雨の最中、今まで溜まっていた雨が急にあふれ出したような天気であります。当分、田んぼの水の心配は必要ありませんが、畑には入れず、また、裏の畑の草を見るのが怖い毎日です。
体調が戻るまで、今年は畑をやらないと決意しましたが、草だけは、そんな決意などお構いなしであります。オッカーがわざわざ百均から園芸用支柱を買って来て(作業小屋の中に大量にあるのに)トマトに支柱を立てたようですが、オヤジが何もやらないとオッカーもついに動き出すのかと、余りにも動き回り過ぎていた自分を見つめ直すのであります。
さて、今年は畑作業から「免責」…いや、本日はそういう話題ではありません。自転車による交通事故により、損害賠償額が9,600万円。これが小学生が起こした事故だから堪らない。保護者である親に安全教育義務があったとか、保険会社の請求分が6,000万円だとか、例え小学生といえど自動車事故と同じように賠償請求されるし、自動車と違って、自転車任意保険なんて加入していないから、親としてはどうして償ったら良いのだろうと心底不安になってしまうのであります。
さて、事故被害者は日常生活に支障を来したり、死亡したりしている訳ですから、当然、その損害を請求する権利があり、民事裁判で損害賠償額が決定されたということに他ならないのですが、本当にこの金額を払うの?(払えるの?)という問題であります。確かに賠償額は決定した。がしかし、資産も収入も無い場合、どうやって償うというのだろうか?通常、民事裁判で損害賠償額が決定されたとしても、本人に払う意思がない場合、再度、支払いや財産の差し押さえについて申し立てを行う必要があるだろう。いやいや、加害者が払うお金や資産が無いということを理由に自己破産という方法もあるにはあるが、自己破産手続き開始決定し、同時に免責許可決定を受けても、故意や過失によって起こされた事故の損害賠償金額は免責されるのでありましょうか…故意、過失という部分が引っ掛かる。正直なところ、事故の被害者も加害者も不幸のどん底であります。(自動車保険のように、強制的な保険制度が無いからなおさら…)自転車の機能が充実し、原動機付き自転車並みのスピードが出る時代、本気で保険制度を考える必要があるのかも…当然、運転マナーを守るということが大前提ですけれどね。
「ふさふさ」…これは、どう考えても髪の毛の量だよなぁ~^^;
今ある方も無い方も、後退前線が停滞している人も、結局のところ加齢によって毛髪が細くなり(毛穴から出る毛の数が減り)、皆一様に薄く見えるようになってしまうのであります。まぁ早いか遅いかの違いでありまして、気にすることはないよと言えるのも、私がまだ残っているから…無い人は無い人なりに苦しんでいるのだから、あまり話題としては触れない方が良いのであります。この場合、女性による罵声(「ハ〇!」という表現)は、セクハラ、パワハラにならないのだろうかと考えてしまいます。ご自身が薄いと感じ、また回りの人も周知の事実で、ご自身が頭ネタで笑わせようとされる方もいらっしゃいますが、正直、笑って良いものやら、悪いものやら悩んでしまったりして…。
本日は、何でこんな話題か…我が家の愛犬『柴犬コウ(本名:さくら)』は犬だから、全身ふさふさであります。夏は実に暑苦しい。これから真夏となる8月頃、冬毛が抜け落ちればちょうど良いと思うのでありますが、彼女の場合は9月末に薄くなるのでありまして、寒さをもろに感じるのではと考えてしまいます。「あなたの場合は、将来のある身だから、お父ちゃんが脱毛してやろうか?レディだし『夢屋式永久脱毛』なんかどう?」と国王はガムテープを取り出すのでありますが、彼女は、エステを望まないとのことであります。
いいねぇ…将来のある身…オジサンなんか、一度抜いたらもう二度と生えて来なくなりそうで、怖くて抜けないよ。と全身ふさふさの犬に向かってブツブツ文句を言うオヤジ…シャワー後の排水口は、こまめにチェックするお年頃でありますよ^^;
雨粒が空から落ちて来ました。
田植えの早かった農家では、中干し作業に入ってしまったので、『夢屋水田』への水路には水がありませんでした。作業が進んでいる農家は良しとして、はてさて困ったものだという思いとお天気任せだから成るようにしかならないさという思いとで半々…人間努力しても、空模様には勝てないのでありますから^^;
さて、「落ちる…」などというテーマでブログ更新をすると、この節、参議院議員選挙の告示が行われたようですから、公職選挙法に抵触しないような内容にしないといけない。(私が、立候補している訳ではないから心配ないか^^;それにしても、「落ちる…」物なら良いだろうけれど、「落とす…」者の話は差し控えた方が良いだろう。)あくまでも雨粒の話であって、選挙の話じゃないよと断りを入れながら書き進めるのであります。
梅雨空の雨のひと粒、ひと粒が、水の切れかかった田んぼを潤し、今朝覗いてみると冠水状態に戻っておりました。雨のひと粒、ひと粒なんて大したことないんだと思うのですが、こうして溜まってみると大したもんでありますよ。これが、関心が薄いと言われている参議院議員選挙ならどうなのだろう。コメンテーターは、いつものように無党派層の投票行動がカギを握ると解説し、棄権しないで投票しましょうと訴える。そのとおり、棄権はよろしくない。もしも、あなたの一票が、雨粒のひとつひとつだとしても、溜まれば大きな力にはなる…え~選挙の話にはしないつもりだったのですが、いつの間にかそうなってしまいましたねぇ^^;
ある晴れた昼下がり、市場へ続く道~♪
荷馬車がゴトゴト子牛を乗せていく~♪
小学生の時の音楽で歌った「ドナ・ドナ」でありますが、一説によれば反戦歌とのこと。市場へ連れて行かれる子牛は、どう考えても肉用肥育牛として売られていくのだろうと、子ども心にその情景に想いを馳せておりました。
一方、「安愚楽牧場」なる会社は、生まれてくる子牛の販売代金で利払いを行うという素晴らしい(?)発想の会社でありましたが、繁殖用の牛に出資(預託)して、そこから生まれる子牛でお金を払うなどと言うマジックを考えた人はすごい。反社会的であっても、こうした柔軟な発想が出来ることが素晴らしいのであります。(決して、安愚楽牧場を擁護している訳ではありませんので誤解のなきように^^;)『夢屋少年』を含むお坊ちゃまたちは、「ドナ・ドナ」を聞いて、子牛が可愛そうだとか、悲しそうな目をした子牛を思い浮かべることが精一杯でありましたが、もしこの歌を聴いて育った人間の内、子牛が売られていく…金になる…儲かるという発想にたどり着けるようでないと、お金儲けなどできないのでありましょうねぇ。
さて、それでは子牛のお値段て一体どの位なのでしょうか?我が在所では「♀牛をヘナ」と呼び、「♂牛をコッテ」と呼ぶのでありますが(当然、現在では日常的に使われておりません。まぁ、あまりにも口うるさい娘には「コラッ、このヘナうるせ!!!」という老人語として残っておりますけれど)、「ヘナ」の取り扱いと「コッテ」の取り扱いに差別がある。小規模な搾乳業の場合は、「ヘナ」が生まれることによって、再生産(乳牛)の道が開けますが、「コッテ」の場合は肉牛として売られて行くことが定めであります。ただし、近年では「コッテ」君も国産去勢肉牛用として扱われる場合は、少々、「ヘナ」よりも高く取引されることもあるらしい。
牛さんもね、お馬さんの場合と同じように家柄が大事なのでありますよ。父親が立派な肉牛の血を引く種牛であれば、その希釈された子種は途轍もなく高いお値段で取引されますし、母親が、とてもグラマラスで大量の良質乳を出すお母さんであれば、家柄の良い父親の子種を頂き、生まれた「ヘナ」もお母さん同様の良質でグラマラスな乳牛になると期待されて高値で取引されるのであります。安ければ1万円、高値取引で20万円する子牛もいるのかのう?
ははは、『夢屋オヤジ』は、肉にも種にも成れないまま、屠畜場へと運ばれるのでありましょうか…きっと、ドックフード位には使ってもらえるかも知れない(犬にも見向きもされなかったりして…とほほ。)
ん~雨が降らねぇ~だぁ~^^;
もうこうなったら開き直るしかない。そう思いながら昨夜はジャーマンポテトフライをツマミに、友人『ノロ君』の『第1サティアン』を訪問したのであります。(昨夜は、ではなく、昨夜もビール片手に…と表現するべきかも知れません。)
人間、開き直れば何でも出来ると信じて、ほろ酔い加減でご帰還。350mlの缶ビールで満足する訳もなく、夕食前にさらにひと缶、夕食にウイスキーの水割りに移行し、もう眠いと思った刹那に、オッカーから告白がありました。『安藤みきてぃ』の出産告白…オッカーの愛の告白、いや、離婚話の切り出し…いやいや、長男『ポン太郎君』のお悩み相談であります。
日頃、疲れて寝ているものだから、オッカーも切り出し辛かったのでありましょうが、何も酔いが回った瞬間に切り出さなくても…状況は、かなり深刻なようであります。酔った頭で事態を整理しますが、世の中がぐるぐる回っているので、どう整理すべきか検討もつきません。
要点だけは書きとめ、解決のための具体案を考えるのでありますが、中々妙案が浮かびません。心配して『ポン太郎君』にメールすれども返信なし。やや間を置いてから、実にお気楽な返信。親だけが気をもんでいる状態でありますよ。
「お父さん!心配事は無くならないの?」とのオッカーの問いに
「死ぬまで、心配事は無くならない。死んだ後のことまで考えている状態だから…。」と答える『夢屋国王』であります。
そう、死んだ後のことまで考えていると、そう簡単に死ぬ訳にはいかないのだと再度悟るのでありますよ。悩めるのも生きていればこそ。果たして『夢屋一家』に笑い声は戻るのでありましょうか?(そんなに深刻ではないと思うが…)
どこまでも、開き直ればのお話ですけれどね^^;