あるがままに漂う…
視力が衰える。反応速度が遅くなる…老化は誰にでも起こること。先日、お盆礼にやって来た叔父のご機嫌が少々悪いようで、返礼にお邪魔するにしても気に掛かる。仕事の関係で、中々会えない従弟に訪問前に電話を掛け状況を確認すると「運転免許証」を返す返さないで家庭内でもめているらしい。
まだまだ大丈夫と過信(?)する高齢者ドライバーと、最近、擦り傷が絶えない車に事故を心配する家族…公共交通機関の脆弱な田舎では良くある光景であります。もはや90歳を迎えようとするドライバーが居ると思えば、70歳代でも認知症が進んでいらっしゃる方も居る…衰えにも個人差があるのだから、一律に免許証の更新を止める訳にもいきませんしねぇ。
刈り取っても、2週間後にはまた花が咲く…。
両者の言い分が解るから、一方にばかり旗を上げる訳にもいかないし…我が父親にしても、入院中に気にしていたのは運転免許証の更新期日のことでしたから^^;
重大な事故が起こってからでは遅いのだけれども、事前に予兆は現れるはず。我が父親の場合は交差点での事故。何かのきっかけから自重を求めて行くしかないのでしょうけれど。自身の「衰え」を感じられるのは、まだ心に余裕があるからでしょうか…
ひとつずつ、物を取り上げられていけば、お年寄りだって面白いはずがない。我が身に返って考えれば、きっと他人の言うことには耳を貸さない老人になるような気もしますけれどね^^;(老若男女に関わらず、交通事故にはお互いに気をつけましょう。)