その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

運転免許証

2016-08-18 12:17:03 | 新規就農

あるがままに漂う…

視力が衰える。反応速度が遅くなる…老化は誰にでも起こること。先日、お盆礼にやって来た叔父のご機嫌が少々悪いようで、返礼にお邪魔するにしても気に掛かる。仕事の関係で、中々会えない従弟に訪問前に電話を掛け状況を確認すると「運転免許証」を返す返さないで家庭内でもめているらしい。
まだまだ大丈夫と過信(?)する高齢者ドライバーと、最近、擦り傷が絶えない車に事故を心配する家族…公共交通機関の脆弱な田舎では良くある光景であります。もはや90歳を迎えようとするドライバーが居ると思えば、70歳代でも認知症が進んでいらっしゃる方も居る…衰えにも個人差があるのだから、一律に免許証の更新を止める訳にもいきませんしねぇ。


刈り取っても、2週間後にはまた花が咲く…。

両者の言い分が解るから、一方にばかり旗を上げる訳にもいかないし…我が父親にしても、入院中に気にしていたのは運転免許証の更新期日のことでしたから^^;
重大な事故が起こってからでは遅いのだけれども、事前に予兆は現れるはず。我が父親の場合は交差点での事故。何かのきっかけから自重を求めて行くしかないのでしょうけれど。自身の「衰え」を感じられるのは、まだ心に余裕があるからでしょうか…
ひとつずつ、物を取り上げられていけば、お年寄りだって面白いはずがない。我が身に返って考えれば、きっと他人の言うことには耳を貸さない老人になるような気もしますけれどね^^;(老若男女に関わらず、交通事故にはお互いに気をつけましょう。)

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笠踊り

2016-08-17 12:04:32 | 新規就農

そろそろカメムシの動向に注意しないと…

8月16日…「送り盆」であります。提灯や供花などを備え、この4日間、ご先祖様はのんびりされて行かれたでしょうか?
我が在所、山形県高畠町では「たかはた夏まつり」…16日は「民謡パレード」が行われるのでありますが、今年はあいにくの雨。それでも各種団体や地元企業さんの出場と、行進スピードの早い「高畠花笠音頭」だけで、何とか夏まつりを締めくくりました。
民謡パレードの画像が無いのは、私自身もパレードに参加しているから…両親が亡くなった新盆の時以外は、このパレードに参加しております。(今年は、酒抜き…ホントです^^;)


台風の影響で雨が…今も降り続いています。

夜中に結構強い雨で目が覚めました。その雨は、今も降り続いております。水害にまではならないと思いますが、「山形新幹線」も始発から運休とか…さて、帰省客のお帰りの足が気になるところであります。(ピークは過ぎたとは思いますけど…。)
「迎え盆は、早く迎えに行っても構わない。送り盆は、遅くなっても構わない。いや、むしろゆっくりと…。」そんな祖母の話を思い出します。
久し振りに故郷に帰省した『元県民』のみなさん♪お帰りは、ゆっくり気をつけて…(かっかっか!仕事が控えていてそんなこと言っていられませんかねぇ^^;)

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最低賃金

2016-08-16 12:07:00 | 新規就農

水生昆虫・動物の撮影は難しい^^;

田んぼの中をゆっくりと移動し、藻類などを食べて生きる「タニシ」…近年の農薬は、魚毒性にも配慮されているから、こうして水生生物も共生できる環境となっていますが、水面の反射光で中々紹介するのが難しいです^^;
むしろ、水を張ったり、水を抜いたりと水田だって間断冠水で環境が激変するから、こうして適応できる種は生き延びる。世俗の喧騒など何食わぬ顔で、のんびり生きているようですが、結構、芯(身、心)の強いヤツかも知れませんねぇ^^;


足元には「シロアヤヒメメイガ」が飛び回ってます。

とてもありがたいことに、厚労省審議会のお達しで全国の最低賃金が引き上げられるらしい。山形県は全国でも低いランクに位置する『低賃金県』でありますから、長男『ポン太郎君』の給与も最低賃金を下回らない約束でお支払いしております。しかし、残念ながら収益が上がりません。単位労働時間に対する報酬分(収益)が確保できないのだから、生業(企業)としては撤退せざるを得ない状況ですわなぁ^^;
って、笑っていられないんですけれど…世に言う『低所得者層』というのは、明確な基準が無いそうで、しかし、最低賃金で働いていることには間違いないから、彼は『低所得者』のはずなんですけれど。赤字で給料を払い続ける『夢屋社長』も『中間層』から『低所得者層』の仲間入りか…何とか収益を上げる知恵を出さないとねぇ^^;

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り~まん・ショック

2016-08-15 12:04:04 | 新規就農

「シロアヤヒメノメイガ」ですかねぇ?

「良いお盆だなっし~ぃ^^;」と言うのが、我が在所のこの節の常套句でありますが、「いや~毎日暑いですねぇ。」が今年の言葉…確か去年も暑かったはずですが^^;
『白綾姫螟蛾』…メイガ科の一部は、穀物を食害する農業害虫とされていますが、こちらの蛾は、オオバコなどを食草とするようで、イネの葉に止まってはおりますが、農業害虫では無いようです。婦女子からは嫌われるという面では『害虫』かも知れませんが、存在するだけで嫌われるのであれば気の毒と言うものであります。


イネの花…おしべでありますけど

最近、地方の不動産投資のご案内が結構あるらしい。以前は「都会に賃貸マンションを所有しませんか?」などというご案内でしたけれど…。低金利時代に月々家賃収入が期待でき、わずかな返済金でマンションやアパートのオーナーになれる。返済金は不動産収入で損金扱いできるから、税金の還付が受けられますよ!なんてね^^;
確かに仮想の収支決算では、将来の明るい老後が保証されるような触れ込みではありますが…危ないあぶない…そんなに儲かるなら、貴方のご親族にご紹介するべきでしょう^^;
あぶく銭など期待できない一般サラリーマンが、泡沫に期待するようになったらお仕舞いだわなぁ…しかし、貧乏なリーマンにまで、投資話が来るようでは、これまたショックでありますわぁ^^;

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釜の蓋

2016-08-13 08:34:21 | 新規就農

「紋枯れ病斑」のようです。

「地獄の沙汰も金次第」などとも言われますが、『貧乏人』は罪や穢れも祓えないのでありましょうか^^;(いか程あれば?などと真顔で聞かないでください。)
俗に「地獄の釜の蓋もあく」と言われるくらいですから、お盆の16日(実際には藪入りの7月1日あたりだったらしいのですが…)は、地獄の鬼たちも罪人の責めを休むということですから、罪人も誰に気兼ねすることなくお休みすることにいたしましょう。(いや待て、お坊さんは、お盆の棚経を上げに檀家を回って歩くから、地獄の鬼より忙しい方なのかも知れません^^;)


ミニ『エンマコオロギさま』であります。

さて、5年ほど前に、家の田んぼは「紋枯れ病」は出ないからなどと過信して、お盆の期間3日間ほど田んぼの見回りを怠っている内に、田んぼの周縁部のイネの茎が「紋枯れ病」で真っ赤っかなどという経験があり、それからは転ばぬ先の杖として『三種混合ワクチン』である「いもち病、紋枯れ病、カメムシ」予防の殺菌殺虫剤だけは散布するようにしております。確かにポツポツといもち病や紋枯れ病の病斑が出てはおりますが、今のところはイネに勢いがあって蔓延はしないと思ってはおりますけれど…。ここのところ、畑仕事は長男『ポン太郎君』に丸投げし、缶ビールを握るだけの『ダメオヤジ』…エンマさまに悟られない内に軌道修正しなくてはねぇ^^;

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もう一度…

2016-08-12 11:59:44 | 新規就農

「クサネム」…田んぼに生えると厄介で

我が娘たちと同年代であるという感覚で、女子卓球の「愛ちゃん」を応援しましたけれど、メダルに届かず残念でした。決勝で敗れた競泳選手が「これを糧に、また次に頑張る。」とコメント。「次(東京)」まで生きていたら『オジSUN』は60歳であります。「次」を目指す「次」の範囲が次第に狭まり、「次」に進むためのエンジン出力も次第に弱まり、手の届きそうな結果で満足しようとする『オジSUN族』…悔しさをバネに「次」を目指せる若者に『憧れ』と『妬み』さえ感じてしまいますよ^^;


「アスパラ提灯 先導するや 迎え盆」

さて、明日は「盆の入り」であります。『ふるさと』に帰る人びとを『ふるさと』は変わらずに迎えてくれるでしょうか。故郷だって、少しずつ変わっているはずなのですが…今朝、見た夢は、子どもの頃に釣りをした用水路の夢でした。素掘りの側溝は、いつの間にか鉄コン水路に変容しておりますが、よく釣れたポイントは変わりありませんでした。「お盆くらい殺傷(魚釣り)はするな。」と良く祖母に叱られたものであります。(他に遊びが無かったのにねぇ^^;)
昔に後戻りすることなど出来ませんから、『オジSUN族』も少しだけ前に進むことにいたしましょう。「次」は残り少ないのだから、大切にしないとねぇ。

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みそぎ

2016-08-11 12:52:09 | 新規就農

「ミソハギ」の花言葉は「切ないほどの愛」

リオ五輪は何日目?男女柔道、体操個人総合で金メダル…残念、『オジSUN』はニュースで結果を知るだけで、体力が続かず夜中の応援は叶いません^^;(こんな時だけですかねぇ、日本人選手を応援するのって。)
立秋が過ぎ、暑中見舞が「残暑見舞」となる侯でありますが、朝から元気が良いのはミンミンゼミ。鳴くこと(繁殖)が彼らの重要なお仕事ですから、他人様の迷惑なんて考えてもくれない。『ミスみんみん』からすれば、彼らの枯れた歌声が美声に聞こえ、心地よい振動として伝わっていくのでありましょうか?


「ブチヒゲカメムシ」も頑張ってます…何を?

「精霊花」という別名もある「ミソハギ」は、「禊(みそぎ)」にも使われたとか…身の穢れ(けがれ)を洗い清めることを「禊」と言いますが、最近は「選挙」という水で洗い流すことを「禊」と考えている大人もいらっしゃるようで、数の力があれば身の潔白が証明されるもののようです^^;
今日は、いつの間にか決まった「山の日」であります。「崖から飛び降りる気持ちで…。」とか「富士山から飛び降りる気持ちで…。」と勇ましく決意を述べる女性陣が活躍する中で、「崖から飛び降りたら死んじゃうよぉ。」と尻込みする『眠見んオジSUN』は、どのように「禊」しますかねぇ?六根清浄!六根清浄!金欲不滅!
そうそう、ジャガイモも掘らなきゃねぇ^^;

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我が身

2016-08-10 12:10:44 | 新規就農

「ドクゼリ」でも花言葉は「清廉」です^^;

リオ五輪も連日熱戦が繰り広げられております。見始めると延々見続ける気がするので自制しておりますが^^;
夏は「海」と、暑い太陽も気にならなかった時代は何処へやら?今では少しでもと日陰を求めてしまいます。強い日差しにさらされると、もう直ぐに干からびてしまいそうで…そんな我が身を思いながら、スポーツの祭典に汗を流す若者たちに声援だけは送りたい。(国威高揚なんて、お年寄りの言葉は気にしなくても良い。自分のために、自らの力を最大限発揮して欲しいと願っておりますよ。)


「右巻き」のカタツムリ…交尾シーンであります。

「カタツムリ」と一括りにされてしまいますが、移動性に乏しいために、地域種分化が著しいようで、正式なお名前が分かりません。どちらかが♂でどちらかが♀?
「カタツムリ」は雌雄同体で♂♀両方の生殖器官を持っており、交尾と言っても「精莢」を交換していると言った方が適切かも知れません。(場合によっては、自家受精してしまうこともあるらしいので…。)目の前には、まだまだ分からないことが繰り広げられているのに、目に止まらずに見過ごされていることがいかに多いことか…。
移動性の乏しくなった『オジSUN』は、我が身を大切にすることから始めることにいたしましょう。今日も暑くなる予感…体力温存、日陰探しが重要です^^;

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衰え

2016-08-09 12:02:45 | 新規就農

「ガガンボ」が捕らえられまして…

夢の中に『大量の虫』や『大量のミミズ』が出てくるのは体調不良の予兆であるらしい。(大体、そんな気色の悪い夢を見るのだからストレスが溜まっているのは、夢診断をしなくても自分自身で分かっているはずですが…^^;)
真夏の太陽にも負けない丈夫な身体は何処へやら…『オジSUN』の身体は自然と日陰と涼を求めております。いつの間にか戦うことに疲れ、逃げに回ることばかり。持て余すような長さの脚を持った「ガガンボ」さえも、最期はクモの糸に脚を捕らわれ、身を捧げる結果に…自然界では、極めて当たり前の光景です。


『私』の代わりに「墓守」をしてくれておりました^^;

天皇陛下が「お気持ち」を公表されました。皇室の政治への不介入…私のような者がコメントする立場にはありませんが、80歳を超えられて公務(激務)を続けられるのもいかがなものかとは思います。
体力や気力は、人様々ですから一律に語ることも出来ませんしねぇ。「衰え」は誰にでも訪れるもの。気持ちの落ち込み、体力の低下…上手に付き合って行かなければいけないのですが、頭の中は常に若い頃の気持ちと体力がまだ維持されていると思い込んでしまっている。淡々と自身の日常を語る陛下の言葉が、重く感じられた一日でありましたけれど…。

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夏まつり

2016-08-08 12:08:21 | 新規就農

子どもたちは元気がよろしい^^;

暑い日が続きますが、皆さんお元気ですか?(と、書いている自分自身がバテバテですけれど^^;)旧盆の一週間前、お決まりの墓掃除…黒御影石の立派な墓石が並ぶ中、50年以上前に建てられた「高畠石」の我が家の墓石は、少々みすぼらしく映ります。
「生きている内の親孝行…墓石に金を掛けたところで、生きている者の見栄と満足でしかない。」などと今は亡き両親に言ってのけたものの、順番からすると次は私が中に入ることになるのだろうかなどと、ブツブツ独り言を言いながらの草むしりであります。子どもたちは「墓守」をするために生まれてくる訳ではないのだけれど、墓の手入れをしてくれる後継者も居ないご家庭だって…田舎でもその内、お墓の団地が出来たりして^^;


「250mのかっぱ巻き」…18回を迎えた「かっぱ祭り」です。

炎天下、今年も地元の「かっぱ祭り」が開催されました。地域おこしの一環として、地元の「かっぱ伝説」から生まれたお祭りでありますが、地元振興会と自治会の協力で続いております。しかし、日中のお祭りですからとにかく暑い^^;
今年は、お隣りの米沢市、南陽市から「よさこい」の踊り手もアトラクションで参加いただきましたが、子どもたちの元気とご婦人方の元気な笑顔が素晴らしい。そんな中、旧知の社長がふらりと現れまして…聞けば数年前に大病を患ったとか。死地からの奇跡的な復活で、また意欲が倍加したようでもあります。
人生いろいろ…夏の暑さは、心の暑さで吹き飛ばすしかないようです。(と、『オジSUN』は自分自身を鼓舞するのですが、手軽な缶ビールに手が伸びるんです^^;)

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